世界遺産の古道と暮らす のどかな景色が広がる果無集落 |
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最初に向かったのは、奈良県十津川村にある果無(はてなし)集落。日本で初めて「道」の世界遺産として登録された「熊野参拝道小辺路(こへち)」が通る8世帯だけの小さな集落です。小辺路は“ひとが暮らす道”と言われるように、家を通り抜けるように古道が続いており、旅人に軒先を開放し出迎えてくれる家も。早速、縁側に腰掛けひとやすみ。果無の澄んだ湧き水とおばあちゃんの笑顔にホッと一息つきました。 |
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神々が降り立つ山に佇む 修験道の聖地、玉置神社 |
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標高約1,000m、霊場玉置山に佇む玉置神社。世界遺産「大峯奥駈道(おくがけ)」
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の道上にあり、いまでも修験者が訪れる場所です。樹齢3000年といわれる杉の巨樹群に守られるように鎮座している神殿。圧倒的な自然を前に心が洗われていきました。 |
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太古の自然が残る渓谷美。 川舟から楽しむ瀞峡めぐり |
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奈良県・三重県・和歌山県にまたがる国特別名勝の大峡谷・瀞峡(どろきょう)。 |
お弁当を片手に、川舟でピクニック・ランチへ。荒々しく切り立つ断崖の間を、心地よい風を感じながら進んでいきます。子どもの頃の冒険心を思い出し、懐かしくなりました。 |
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古い町並みが残る洞川温泉。 やわらかい湯とおもてなし |
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世界遺産「大峯奥駈道」が通る大峯山のふもとに位置する洞川(どろかわ)温泉。
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古くから霊峰を訪れる行者をもてなし、現在も昔ながらのたたずまいを残した旅館が立ち並びます。やわらかい湯といまも変わらないもてなしの心に、身も心も癒されました。 |
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いまもなお信仰が息づく 女人禁制の聖地・大峯山 |
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約1300年の歴史を持つ修験道の聖地として信仰を集め、現在でも女人禁制が守られ
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ている大峯山。厳しい修行を行う役行者が、母を想い、後を追わないように女人禁制にしたのがはじまり。女人結界と書かれた門を前に、神聖な気持ちになりました。 |
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吉野山に堂々と姿を現す 修験道の総本山・金峯山寺 |
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旅の最後は、修験道の総本山で世界遺産である金峯山寺へ。巨大な木造の蔵王堂
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の柱は杉や梨など様々な木を使用し、森を表しているそう。人間は自然とともにあることを教えられた、今回の旅。自分の心が少し軽くなったような気がしました。 |
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