のどかな柴山潟を眺めながら ご当地グルメでのんびりカフェ時間 |
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小松空港から車を15分ほど走らせると、目の前にあらわれる美しい湖。加賀温泉郷の1つ、片山津温泉の柴山潟に到着しました。まずは、湖面に浮かぶように立つ「浮御堂(うきみどう)」が見える水辺のカフェ「SHU/LASCO(シュラスコ)」へ。片山津温泉の源泉で作った温泉卵を使ったご当地グルメ「片山津バーガー」をほうばりながら、のんびりおしゃべり。「夜は浮御堂がライトアップされて幻想的ですよ」と、カフェのマスター。ふらり温泉旅のはじまりです。 |
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温泉の源泉と湖底泥から生まれる 薄紫色が美しい「晶子染め」体験 |
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かつて歌人与謝野晶子が片山津を訪れた際に詠んだ歌の中の「薄紫」にちなみ、名付けられた |
「晶子染め」。片山津温泉の源泉で煮出した植物湯と柴山潟の湖底土の中で布を揉み込むことで、薄紫色の絞り染めを作ることができます。早速私も体験!世界に一つのハンカチができました。 |
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旬の魚介と地酒と女将さんの笑顔。 地元の人のイキツケで乾杯! |
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夕食は、地元の人おすすめの居酒屋「安平」へ。所狭しと貼られた手書きメニューは、地元の食材 |
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を使った料理が中心。新鮮なお刺身をはじめ、絶品料理の数々に思わずお酒がすすんでしまいました。常連客が多いのも納得のお店。「ありがとうね!」という女将さんの笑顔にまた会いたくなりました。 |
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酒を造り続けて61年。 “酒の神”が造る地酒「常きげん」 |
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創業1819年、加賀の地で酒造りを続ける鹿野酒造。ここに“酒の神”と呼ばれる杜氏がいます。 |
農口尚彦さん、76歳。「現代の名工」に認定された、知る人ぞ知る酒造りの名人です。「自分を育ててくれたのんべいの方を1人でも喜ばせたい」。夢を持って語る姿に、パワーをもらいました。 |
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1300年の歴史を誇る粟津温泉。 地元の人も旅人も楽しめる総湯 |
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加賀温泉郷の1つで北陸最古の温泉、粟津温泉へ。おっしょべ公園から白山神社につながる「祈りの小径(こみち)」を散策した後は、温泉街の中心にある「総湯」と呼ばれる共同浴場へ。立ち寄り湯なので、地元の人も旅人も気軽に楽しむことができます。粟津の歴史が分かる下駄箱など、ちょっとした遊び心も。粟津温泉のお湯は、無色透明でやわらかく、肌にやさしいため「美人の湯」と言われています。すっかりカラダもココロもぽかぽか温まりました。 |
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新しい自分に生まれ変わることを 祈る、那谷寺の「胎内くぐり」 |
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旅の最後は、粟津温泉から車で10分ほどの所にある、松尾芭蕉の「奥の細道」でも有名な那谷寺(なたでら)へ。山門をくぐると、まっすぐに天に向かって伸びた杉の木が続く参道が。少しほの暗くひんやしとした空気が、神聖ですがすがしい気持ちになります。岩窟の中にある本殿の「胎内くぐり」は、この世の罪を洗い流し、再び母の胎内より白山のように白く清く生まれ変わることを祈る場所だそう。自然からのパワーをもらえる旅。あなたも出かけてみませんか。 |
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