魯山人が愛した山代温泉。 ゆっくり流れる旅時間のはじまり |
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小松空港よりバスと電車を乗り継ぎ約1時間。今回の目的地、加賀温泉郷の1つである山代温泉に到着。賑やかな温泉通りを抜けると、かつて魯山人が滞在していた「魯山人寓居跡いろは草庵」があります。仕事部屋や書斎、囲炉裏の間、茶室、そして、魯山人も毎日眺めていたという、日本庭園。「どうぞ」と差し出されたのは、九谷焼の器に入った加賀棒茶と干菓子。お庭を眺めながらほっと一息。旅のはじまりです。
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感性を磨く、アートに挑戦! 九谷焼の里で本格絵付け体験 |
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日本を代表する陶磁器・九谷焼。山代温泉は一時廃窯となった九谷焼を再興した地として知られています。その歴史に触れながら、本格的な九谷焼の絵付け体験ができる「九谷焼窯跡展示館」へ。館内の作品や資料を見てイメージを膨らませ、いざ挑戦!絵付け歴20年以上の嶋田さんに筆使いを教えてもらいながら、赤、緑、黄、紫、紺青の5色で描きます。集中すること約1時間。世界に一つのお皿が完成しました。
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キラキラと輝くステンドグラス。 レトロでかわいい「古総湯」 |
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約1300年の歴史を誇る山代温泉。昨年10月、街の中心に明治時代の総湯(共同浴場)を復元した「古総湯」が誕生しました。外観はもちろん、内装のステンドグラスや漆塗りの壁、床や壁に使われている九谷焼のタイルも当時の趣のまま。ステンドグラスから差し込む光が波間にキラキラと輝きます。湯上がりには2階の休憩所へ。山代温泉の街並みを見下ろしながら、しばし夕涼み。ココロほぐれる時間に出会えます。
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地元の人率90%以上! 常連になりたいお店がここに |
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食事するならここがおすすめ、と地元の人に言われて訪れた「一力(いちりき)」。おいしいものは地元の人が知っている、との言葉どおり、日本海の新鮮な魚介や地元産の野菜を中心に、日本酒にぴったりのメニューがずらりと並びます。「旅の人?」とマスターに話しかけられたのをきっかけに、おすすめ料理や地元ならではの情報、そしてマスターの家族話などで大盛り上がり。常連になりたいお店が、旅先にできました。
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BGMは川のせせらぎの音。 「川床」で自分時間を愉しむ |
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翌朝、山中温泉に移動し、渓谷美の名所「鶴仙峡」へ。毎年4月〜10月まで、鶴仙渓遊歩道沿いに「川床」がお目見えします。山中出身の道場六三郎さん考案の「川床ロール」や定番の冷製抹茶しるこを頂きながら、のんびり自分時間を。川のせせらぎや野鳥のさえずり、眩しい新緑、森の息づかい…だんだんと五感が研ぎ澄まされていくのを感じるはず。思わず深呼吸したくなる、ヒーリングスポットです。
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明日がちょっと楽しくなる。 ココロが動く、を探しに行こう |
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加賀温泉郷をめぐる1泊2日の旅も、そろそろ終わりに近づいてきました。旅先でのあたたかな出会いや新鮮な発見が、明日をちょっと楽しく、前向きにさせてくれる気がします。旅には決められたルールはありません。ココロが動く、そんな旅のカタチを楽天トラベル編集部はまだまだ探し続けます。あなたも自分のココロが動く瞬間を探しに、旅に出かけませんか。
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