初めてのカナダ東部へ
今回は北米線初の新シートを導入したエア・カナダのB777-300に乗ってカナダ東部を旅します。世界有数の観光地ナイアガラ、カナダ最大の都市トロント、そして首都選定150周年を迎えるオタワを周遊。カナダの雄大な自然と他民族が賑わう都市を存分に楽しみます。
成田空港第1ターミナルのエア・カナダチェックインカウンターはカナダの国旗にも描かれているメープルマークが目印。アドバンス・シート・セレクションを利用し事前に座席の指定もでき、チェックインもとてもスムーズ。それではいってきます!
エア・カナダの新しいエコノミークラス
搭乗案内がされ、いよいよ機内へと進みます。新インテリアのB777-300はエコノミーでもスペースが広々!窓も大きくて開放感があります。各座席のモニターではオンデマンドで映画が楽しめます。モニターの両サイドにはデータポート用モジュラージャックとAC電源が設置してあり、パソコンやゲームを楽しむ人達が利用していました。イヤホンはメープルがデザインされている白と紺のキュートでお洒落なデザイン。睡眠を忘れ映画三昧してしまいました!
フライトの楽しみといえば…
楽しみにしていた食事は日本便だけあってすき焼きでした。夜中にはサンドイッチとお好みでカップヌードルの軽食サービス。そして着陸の2時間前には朝食と、映画の合い間に食事もしていたので寝る暇がありませんでした!あっという間の12時間30分のフライト。
機内販売のカタログでカナダ名産のメープルシロップとアイスワインを事前にチェック!数々の賞に輝いたエア・カナダ機内誌 「EnRoute」も注目ですよ。到着を目前にすっかり頭の中はカナダでいっぱいに。
夜のイルミネーション <ナイアガラフォールズ>
トロントに到着し、早速ナイアガラへ移動。夜、ナイアガラの夜風にあたろうと散歩に出ました。目指すはネオンがきらめくクリフトンヒル。さすが世界に名の知れた観光地、ナイアガラです。夜遅くまで世界中の観光客で賑わい、ビールを片手に生演奏のパブやバーで楽しむことができます。カジノのネオンも今とばかりに輝いています。そしてカラフルにライトアップされた夜のナイアガラの滝を眺める人々。その美しさは幻想的で、目に焼き付けておきたい光景でした。
懐かしい風景と自然の味 <ナイアガラ・オン・ザ・レイク>
次の日は朝からナイアガラにあるボタニカルガーデンでバラに囲まれた庭園を散策した後、ビクトリア様式の建築物が並ぶ美しい古都ナイアガラ・オン・ザ・レイクへ。途中、名産のアイスワインをテイスティングできるワイナリーにも寄りました。甘くて癖もなく、味は絶品!その後、ナイアガラオンザレイクで創業79年のジャム屋さんGREAVES(グリーブス)へ。豊かな自然が育んだ様々な果物の味がぎゅっと詰まった天然のジャムはとっても魅力的。もちろんお土産に購入しました!
アイスワインは熟した葡萄をそのまま12月下旬か1月中旬頃まで収穫せず、摂氏−8度を下回る凍った状態のなかで収穫します。収穫は主に夜中に手作業で行われ、収穫後はすぐに圧搾されるので、水分、皮、種が凍ったまま残り、凝縮した糖分と酸だけが摘出されます。この水分の一切混じらない、糖分と酸の絶妙なコンビネーションがまさにアイスワインの特徴です。 通常は、葡萄の木2本から750mlのワインが10本とれると言われていますが、アイスワインの場合、半分の375mlのものが3本しかとれず、とても貴重な自然の恵みなのです。