ハウステンボス内に泊まれる唯一の場所「ホテル アムステルダム」。翌日パスポート付きで大充実な滞在を楽しもう!
ヨーロッパの街並みや運河、場内を彩るイルミネーションや季節毎のイベントでゲストを魅了する長崎県のテーマパーク「ハウステンボス」。
敷地内の中心エリアに位置し、場内に宿泊できる唯一のホテルが「ホテル アムステルダム」です。ハウステンボスを存分に楽しめる抜群のロケーションであり、快適なサービスと優雅な空間が、非日常の宿泊体験をかなえてくれます。ホテルの魅力と共に、1泊2日の過ごし方をご紹介します。
目次
- ▼「ホテル アムステルダム」3つの魅力
- ∟1.立地が最高!ハウステンボスのほぼ中心
- ∟2.家族やグループなど複数人での宿泊も快適!
- ∟3.日本でここだけ!「ミッフィールーム」
- ▼宿泊滞在記
- ・到着~チェックイン
- ∟宿泊者特典!翌日1DAYパスポート付き
- ∟入口からホテルへ
- ・客室
「ホテル アムステルダム」3つの魅力
1.立地が最高!ハウステンボスのほぼ中心
「ホテル アムステルダム」最大の特徴は、ハウステンボスを目一杯楽しめる最高の立地!パークの中心である「アムステルダムシティ」に面し、ハウステンボスで遊んでいる時に休憩したくなったら、すぐに戻ることができます。
パーク内に位置しているため、閉園後や開園前の散策も可能。静かなハウステンボスを楽しんだり、開園前に人気スポットまで移動して早めに並んだりと、ホテルアムステルダム宿泊者しかできないメリットがたっぷりです。
2.家族やグループなど複数人での宿泊も快適!
ホテルアムステルダムのお部屋はすべて45平米以上の広さがあり、家族旅行やグループ旅行にも最適。3~4人で泊まっても、一室にベッドを最大4台まで並べることができます。お部屋には複数の大きな鏡や三面鏡などもあり、朝の時間帯もストレスなく身支度が可能。バス・トイレも別で、みんなで快適に過ごせる設備が整っています。
3.日本でここだけ!「ミッフィールーム」
ホテルのお部屋タイプは全3種類。なかでも2024年7月より、常設となった「ミッフィールーム」に注目です。ミッフィーのアート、グッズ、ぬいぐるみに囲まれた、ミッフィーの魅力を存分に楽しめるかわいい空間。ミッフィールームに泊まった人だけがもらえる、ハウステンボスオリジナルのミッフィーグッズもあり、ミッフィーのかわいさに癒やされながら滞在を楽しめます。
※ミッフィールームの詳細はこちら
宿泊滞在記
到着~チェックイン
ここからは、1泊2日の滞在を通してホテルアムステルダムの魅力をお伝えします。まずは、ハウステンボスへの交通アクセスをご紹介。行き方は電車や車だけではなく、バスや高速船など複数のルートがあります。
<公共交通機関を利用の場合>
ハウステンボスまで電車を利用して訪れる場合、博多方面からは特急「ハウステンボス」(所要時間約1時50分、片道大人3,970円※自由席)に乗車するのがスムーズ。ハウステンボス駅で下車となります。
遠方から訪れる場合には、長崎空港が最寄り空港となり、空港からハウステンボス行きのバス(50分、片道大人1,500円・子ども750円)か、高速船※(所要時間約50分、片道大人2,200円・子ども1,100円)に乗船して向かいます。
※高速船の運航は毎日ではありません。高速船の運航状況はこちらのページでご確認ください
<車を利用の場合>
西九州自動車道「佐世保大塔IC」から約10分、長崎自動車道「東そのぎIC」から約25分でハウステンボスの入口に到着します。ハウステンボス前にある宿泊者専用駐車場に車を停めて入口へ進みましょう。
到着後はいよいよ、ハウステンボスの中へ!手荷物がたくさんある方や、ホテルにチェックインする前に場内で遊びたい場合は、場内に入る前に入口にある「場内ホテル手荷物預かり所」で荷物を預けて出発しましょう。無料でホテルまで荷物を運んでくれるサービスなので、気軽に利用できます。(ホテルロッテルダムを除く)
宿泊者特典!翌日1DAYパスポート付き
ホテルアムステルダムはハウステンボスの中にあるので、まずは入口でパスポートを購入(もしくは引き換えチケットの提示)します。パスポートは、到着時間によって「1DAYパスポート」か、15:00から入れる「アフター3パスポート」を選択。ホテルアムステルダムに宿泊の場合は、2日分のパスポートは必要ありません。
実は、ホテルアムステルダムの宿泊者はホテルのフロントでチェックイン日のパスポートを提示すると、「翌日1DAYパスポート」を特典として受けることができます。チェックイン日も翌日も、存分にハウステンボスを楽しめるうれしいサービスですね。
入口からホテルアムステルダムへ
ハウステンボスに入場後は1番バス停「ウェルカム」から、園内を走る無料のパークバスに乗ってホテルへ移動できます。4番バス停「ホテルアムステルダム」で下車すると、ホテルは目の前。
ホテルアムステルダムはハウステンボスの開業当初からあり、ヨーロッパの街並みを忠実に再現した場内と同じく、まるで海外にいるかのような滞在を楽しめます。エントランスを抜けると、季節の花で彩られた中庭が出迎えてくれます。
大きなシャンデリアが並ぶロビーは後期ルネサンス様式を思わせる造り。高い天井と白い列柱、大理石の床が優雅でラグジュアリーな雰囲気。これからはじまる滞在への期待感を高めてくれます。
客室
客室は「スーペリアルーム」「デラックスデザイナールーム」、コンセプトルームの「ミッフィールーム」があります。今回は「デラックスデザイナールーム」に宿泊。「ミッフィールーム」も見学させていただきました。
デラックスデザイナールーム
「デラックスデザイナールーム」は2〜4階に位置する優雅で華やかなデザインのお部屋。赤を基調としたポピーがかわいらしい客室やバラがモチーフのお部屋、黄色や青色の花を基調にしたお部屋など、内装は部屋ごとに異なります。どのデザインのお部屋になるかは到着してからのお楽しみ。広さは約45平米、4名まで宿泊できます。
眺望はカーテンを開けるとヨーロッパの街並みを見渡すことができる「街側」や、ヨットハーバーを望む「海側」などさまざま。街側では、ハウステンボス内にあるホテルならではの景色をチェックインからチェックアウトまでいつでも楽しめます。
バスルームとトイレは別で、バスタブ付き。ハウステンボスでたっぷり遊んだ後も、湯船で足を伸ばして疲れを癒やせます。デラックスデザイナールームのアメニティにはバブルバスも付いており、泡風呂を楽しむことも可能。シャワーヘッドはファインバブルで汚れを優しく落とす「ReFa(リファ)」を備えています。
ヘアシャンプー・ヘアコンディショナー・ボディソープ・ボディローションは「Laura Ashley(ローラア シュレイ)」。ラベンダーやローズマリーといったハーブが優しく香り、身体や髪を洗いながら癒やしのひとときを過ごせます。
そのほか、女性の宿泊客にはミキモト コスメティックス「MOONPEARL」のメイク落とし、洗顔フォーム、ローション、保湿クリームが用意されているのもうれしいポイント。真珠由来の独自成分を配合したスキンケアで、うるおいあふれる肌へと整えてくれます。
ナイトウェアは上下セパレートタイプ。柔らかな生地でリラックスタイムも心地よく過ごせるアイテムです。
お部屋には「TWG」の紅茶、長崎県東彼杵町(ひがしそのぎちょう)産の「そのぎ茶」、そのぎ茶を焙煎した「ほうじ茶」、コーヒーが用意されており、ハウステンボスオリジナルのティーセットで味わうことができます。
ほっと一息したい時に好きな飲み物でティータイムを楽しみましょう。
ミッフィールーム
「ミッフィールーム」はオランダ生まれの「ミッフィー」に囲まれて滞在を楽しめる15室限定の客室です。フットスロー、クッション、壁のアート、イスなどあらゆるものがミッフィー尽くし!「デラックスデザイナールーム」と同様に約45平米の広さで、4名まで宿泊できます。
ミッフィーへのこだわりは、お部屋は細部にまで。ハウステンボスオリジナルのティーセットもミッフィーのデザイン。ミッフィースイートティーコレクションの「ミッフィーフラワーアッサムティー」を味わえます。
そして、巾着に入っているミッフィーグッズにも注目です。なんと、こちらは宿泊者へのプレゼント!その時々によってデザインは変わりますが、ハンカチ、入浴剤、歯ブラシ、ヘアバンド、ハンドタオルなどミッフィーグッズがたっぷりと詰まっています。
さらに、2024年7月にミッフィールームを常設化したタイミングで、登場した新たなグッズにも注目。ハウステンボスオリジナルデザインのルームキーとブックレットを、宿泊者の人数分もらうことができます(添い寝利用の人数は含みません)。デザインされているのは黄色い木靴を履いた、ハウステンボスオリジナルデザインのミッフィー。ミッフィールームに泊まった思い出を、家に持ち帰ることができますよ。
ハウステンボスで楽しむ
客室でゆっくりした後は、ハウステンボスを満喫。アトラクションに乗って興奮したり、ショーを見て感動したり、閉園ギリギリまで楽しみたくなる見どころがたくさん。
ミッフィールームに宿泊する方におすすめのスポットが「ナインチェ ショップ」。ホテルアムステルダムからほど近く、滞在中何度も行きたくなる日本最大級のミッフィー専門店です。
ショップ隣の「ナインチェ カフェ」はミッフィーモチーフのキュートなドリンク・グルメが楽しめる大人気店。ホテルアムステルダム宿泊者はハウステンボスの開園前から並ぶことができるので、土日など繁忙期には時間を効率的に使えます。
ショップで買ったお土産を手で持たず、ホテルに送れるのもハウステンボス直営のホテルアムステルダムの魅力。たくさんお土産を購入しても、ホテルのフロントまで運んでくれます(17時までの購入分が対象)。引き取りは20時以降で、冷蔵品の受け渡しもOK。発送には自分のエコバッグもしくは有料の袋(10円〜)が必要です。
ディナーブッフェの夕食
これから始まるハウステンボスのイルミネーションも楽しみですが、一旦ホテルに戻って少し早めの夕食タイム。ホテル1階の「ア クールベール」でディナーブッフェをいただきます。フランス料理をベースに和洋にアレンジした多彩なメニューが魅力。常時約30~40種類の料理が並びます。
九州の食材をメインに使った料理には、長崎・佐世保名物の「レモンステーキ」などもラインナップ。季節にあわせたおすすめメニューが食欲を刺激。前菜からメイン、デザートまで、好きなものを好きなだけ味わうぜいたくなひとときです。
お腹を満たして休憩した後は、夜のきらびやかなハウステンボスを楽しむべく、再び場内へ。ハウステンボスの中心エリアにあるからこそ、いつでもすぐに遊びにでかけられるのがホテルアムステルダムの魅力です。
ハウステンボスならではの夜景
夜のハウステンボスは光に包まれた幻想的な世界。音楽と光のウォーターエンターテインメント「ウォーターマジック」や、日本初の3階建てメリーゴーラウンド「スカイカルーセル」、アムステルダム広場花時計前の3Dプロジェクションマッピングなど、夜のイルミネーションをたっぷりと楽しみましょう。
ホテルに戻っても客室の窓からは、ハウステンボスの美しい夜景。閉園後も約1時間はライトアップされており、客室というプライベートな空間から心ゆくまで夜景を堪能できます。
美しい夜景を楽しみながら、お酒をいただくのも格別!こちらの鮮やかな色合いが特徴的なビールはハウステンボスオリジナルのビール。場内のショップ「チーズの城」「スキポール」など複数個所で販売しており、17時までにお店から配送サービスを利用するとフロントで受け取りが可能。もちろん、ビールだけでなく、さまざまななお土産も配送してもらえる便利なサービスです。買い物の荷物を持ち歩きたくない場合は、ぜひ活用しましょう。
バー「オークラウンジ」
大人の雰囲気が漂う落ち着いた空間で、お酒を楽しみたい方は、1階の「オークラウンジ」へ。17:00~23:30(ラストオーダー23:00)の営業で、ソムリエが厳選したワインやバーテンダーが作るカクテルを楽しむことができます。
朝食ブッフェ
「ア クールベール」で楽しむブッフェ
翌朝も「ア クールベール」で味わう朝食からスタート(営業時間6:30〜10:00)。洋食、和食、長崎の郷土料理をブッフェスタイルで味わえます。土日祝日のみ14:00まで営業しているのも特徴で、午前中に場内で遊んでから、ランチに戻ってきて食事をいただくことも可能。利用シーンにあわせて、食事の時間が選べるのがうれしいです。
メニューの「皿うどん」や「角煮まんじゅう」「カステラ」は、ぜひとも食べたい長崎名物。長崎県産のお米「なつほのか」、長崎豚ロースハム、長崎みかんジュースなど、長崎産の食材を多く使っているのも特徴。ほかにも、魚のフリットやスパニッシュオムレツ、チーズなどが並び、種類豊富なパンと合わせて楽しめますよ。
ホテルアムステルダムは子連れにやさしいホテルとしても人気。朝食ビュッフェにはキッズ用の食器や赤ちゃん用の離乳食も用意されています。食器はミッフィーデザインのかわいいお皿やコップ。ミッフィールームに泊まって、翌朝この食器でごはんを食べれば、お子さまのテンションも高まりそうです。
ハウステンボスを大満喫!
チェックアウト後も、チェックイン日にもらった「翌日1DAYパスポート」を利用してハウステンボスを大満喫!旅の荷物はホテルのロビーにある「ヤマト運輸」へ預けましょう。フェアウェルゲート(出国出口)のそばにある、ヤマト運輸カウンターまで無料で届けてくれます。荷物を預けた時間から2時間後にピックアップ可能で、10:30〜18:00まで営業しています。
多彩なサービスで快適な旅を楽しめるホテルアムステルダム。「便利な立地で、翌日のパスポートもついているのでお得」「毎回リピートしています」などクチコミ評価も高く、「また泊まりたい」と思えるホテルです。次の旅はハウステンボスを存分に楽しめる「ホテル アムステルダム」へ宿泊してみませんか?
ホテルアムステルダム
- 住所
- 長崎県佐世保市ハウステンボス町7-7
- 駐車場
- ハウステンボス宿泊者専用の無料駐車場あり
- チェックイン
- 15:00 (最終チェックイン:24:00)
- チェックアウト
- 11:00
- 総部屋数
- 203室
ハウステンボス
- 開園時間
- 最長9:00~22:00(最終入場は1時間前まで)
※時期により異なるため公式サイトをご確認ください - 入園料
- <1DAYパスポート>
大人7,400円、中高生6,400円、小学生4,800円、未就学児3,700円、シニア5,400円
※未就学児は4歳~小学生未満(3歳以下は無料)
※シニア価格は65歳以上の方
※パスポート他あり
※入園料は変動する可能性あり、詳しくは公式サイトにてご確認ください - アクセス
- <公共交通機関を利用の場合>
長崎空港からバスまたは高速船で約50分 ※高速船の運行日はこちらでご確認ください
博多駅から特急「ハウステンボス」で約1時間45分
<車利用の場合>
西九州自動車道・佐世保大塔ICより約10分
長崎自動車道・東そのぎICより約25分
武雄ICより約1時間20分
太宰府ICより約1時間55分 - 住所
- 長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
- 駐車場
- あり(普通車 1回1,000円)※宿泊者専用の無料駐車場あり
取材・撮影・文/小浜みゆ