【5】では、最後に療養泉です。 身体にとても効きそうな呼び方ですよね。 鉱水が、温泉法という法律に、どのように適応しているか、どのように表示されるかというところです。 鉱水の持つ個性を簡単に表したものだと思いますが、大事なことはいくら書面上で「温泉」と謳っても 自然の力を感じる感性が無ければ、「温泉」の意味が無いことをお忘れなく…。 ●まず、温泉法には温泉であるための基準値が示されており、その中で1つでもクリアしてこそ、温泉となります。 |
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1.温度(源泉から採取されるときの温度)摂氏25度以上 →単純温泉(下記物質が一つも基準以上ない場合) 2.物質(下記に掲げるもののうち、いずれかひとつ) |
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●物質名 含有量(1㎏中) ○溶存物質(ガス性のものを除く総量1,000㎎上当館7,206mgでクリア! →塩類泉(塩化物泉、硫酸塩泉、炭酸水素塩泉) ○遊離二酸化炭素(CO2) 1,000㎎以上 当館164.5mg →二酸化炭素泉 ○銅イオン(Cu2+) 1㎎以上 →含銅泉 ○総鉄イオン(Fe2++Fe3+) 20㎎以上 当館8.9mg →含鉄泉 ○アルミニウムイオン(Al3+) 100㎎以上 →含アルミニウム泉 ○水素イオン(H+) 1㎎以上 →酸性泉 ○総硫黄(S) [HS-+S2O32-+H2Sに対応するもの] 2㎎以上 →硫黄泉 ○ラドン(Rn) 30×10-10キュリー単位以上 (8.25マッヘ単位以上)当館0.08MH →放射能泉 ====================================== 療養泉の規定を満たす、特種成分(上記7つの成分)のうち、3つの成分があります。 ★それらを持ち合わせなくとも、温泉基準値をクリアしていれば、温度25℃以上で 「療養泉」となります。 |
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最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。 |
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この温泉に、何十年と入り続けた私どもにとって、分析表は鏡のように思います。 法律以前に、ずっと感じ続けてきたことと同じことが表れていると思っております。 理解を深めてから温泉にお入りいただくと、より深く効果を実感していただけると思います。 皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。 ●温泉を満喫していただける多彩なプランはこちら● |
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