宝泉寺にある「日間浦十二景」絵図…かつて湊宮の五軒家の中には学者文人が輩出し、小西家下屋二代小西伯熙(1748〜1819)は内湾に向かって聚景楼(しゅうけいろう)という楼閣を築いて文人墨客を招き詩酒風流の会を催したという。「日間浦十二景」は、この楼より一望できる日間の浦の勝景十二を選び交流のあった当時一流と目される学者、詩人、高僧に詩を求めたもので、「松江近体詩」に収められている。
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小天橋にある蛭児神社…海幸彦・山幸彦の物語。 御祭神は、火遠理命・豊玉毘賣命、御神徳は、海上安全、豊漁満足。当社は元、日留居大明神と唱え、四神ケ嶽(ジジラ)に奉斎していたものを、鎌倉時代の建暦年間(1211〜12)に現在の地に奉遷したものと伝えられる。 |
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神谷太刀宮(かみたにたちのみや)…ヤチホコノ神を祭神とした神谷神社と、「久美浜」という名の由来にもなった「国見の剣」を祀った太刀宮を合祀した社。 |