【星尾風穴】
世界遺産である荒船風穴と並び、
蚕種の貯蔵庫として明治5年に運営開始。
生産量が倍増し蚕文化の発展に貢献してきました。
養蚕衰退後は「氷」の貯蔵庫として活用され、周辺地域からも買いに来たという。
今でも冷たい風が優しく吹き出ている。
立岩を望むビュースポットとしても有名。 |
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【石灰華段丘(せっかいかだんきゅう)】
星尾温泉の源泉(塩水鉱泉)は地下の鍾乳洞から湧き出ていると推測されていると推測されていますが、炭酸カルシウムが豊富に含まれ、流れの中で石灰の華が沈殿して石化し、皿状の小池を作りながら何段にも積み重なっていく珍しい地形です。
現段階では専門家による調査は行われていませんが、おそらく数千年前から形成されていたと推測されます。
地元の長老たちの話によれば、凄まじく大きな段丘があったと言います。
それを掘り起こした「庭石」したり、近年では、裏山の土砂崩れ防止用の擁壁工事の時に、広範囲に掘り起こしてしまったという。
しかし、それから40年以上の時を経て新たな石灰華段丘が形成されています。規模の大きな段丘も一部残っていますので、見学する価値はあると思います。 |
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【諏訪神社】
6年に一度、申年と寅年に執り行われる
長野県諏訪大社の御柱祭りは有名ですが、
長野県外で唯一執り行われているのが、
「星尾諏訪神社」の御柱祭りです。
約400年の歴史を刻み、集落の祭りとして守られてきました。
住民の高齢化に伴い、一時は開催を危ぶま
れたが、内外への発信で参加者が大幅に増加
し、継続されることになりました。 |