旅に出たら、その土地の美しい風景を見たいと思う。
例えばここ庄内では、「海に沈む夕日」が一番に上げられる。
茜色の美しさも沈み行く夕日も、
どこまでも続く海の静けさも、
このときはまるで物語のワンシーンのように思えてくるのです。
ゆっくりゆっくり海に沈んでゆく夕日を
時間をかけて眺められる、そんな時間こそ非日常なのです。
柔らかなお湯の中では、ここぞとばかりに手足を伸ばしたくなる。
全身が一気に緩んで、身体のすべてをお湯にまかせたくなる。
お湯に写す季節の空が徐々に色づき始めると、
身体を大きく広げて全身をその色に染めたくなる。
あたたかくて、うつくしい、やさしいお湯なのですから。
きっと明日もいい日になりそう、ふっと顔もほころびます。
明らかに他とは違う、そう思える器。
並々ならぬ興味を食に示したといわれる魯山人の器は、とくべつ繊細という訳でなく、
またとくべつ奇抜な訳でもない。
でも、なんだか目を引く。なんだか素晴らしいと思う。
ここでは日常にはない光景を、卓上のなかにも感じるのです。
日本でも有数の穀倉地帯といわれる庄内地方はまさしく「食の都」。
山海の厳しくも豊かな自然の恵みを最大限に活かした、今しか味わえない「季節の味」はいさごやがこだわり続ける「一期一会」の精神をお料理に込めました。
見てよし、口にしてよしのお料理が魅せる美しい時間をどうぞお愉しみくださいませ。
思うままに過ごす時間をさらに極上にするときは、極上の空間で最高に好きなものを揃えて。
音楽、シャンパン、夕焼け、波音。
このハイスペックな時間を実現することができる、いさごやのプライベートスパです。