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お料理

Cuisine

口福の一箸

日本海の荒波と峻険な山々に磨かれた滋味の数々。

厳しくもやさしい自然が育てた味わいは、ひと箸ごとに心と体を癒してくれる、もうひとつの薬膳。

いさごやでは、季節折々の食材をお客様に気軽にお尋ねいただき、
庄内浜とれたての豊かな滋味をご用意させていただきます。

お料理プランはこちら

  • 客前料理

    料理人がお客さまの前でそれぞれの旬の素材を焼上げるおもてなし。
    郷のお話など、お席も和やかに。
    ※コースにより異なります

  • 魯山人の器

    いさごやでは、陶芸や料理を極めた巨匠北大路魯山人の器のうつしに庄内の旬をお造りしておもてなしする企画をご用意いたしております。
    ダイニング「茶寮月岡」では魯山人ギャラリーを併設しております。
    ※ご予約は「魯水の膳」をご指名ください

ユネスコ食文化創造都市
「鶴岡」

鶴岡市は、独自の食文化の価値が認められ、2014年12月に「ユネスコ食文化創造都市」に認定されました。

山里海に囲まれた豊穣の地、鶴岡では、生きた文化財とも呼ばれる「在来作物」が約50種も残されているだけでなく、四季折々の郷土食や家庭に伝わる行事食、精神文化から生まれた料理など、多彩な食文化が現代まで受け継がれています。

鶴岡市湯野浜温泉いさごやでは、この地に育まれ伝承された素晴らしい食の財産をお客様に知って味わっていただけますよう精進いたしております。

旬の食材

桜鱒(さくらます)

春の海三月~四月

桜の頃、産卵のために体を桜色に染めた「桜鱒」が川を目指して集まります。最近では数が減り「幻の高級魚」となっています。脂がのっているのにあっさりとしたその味は絶品。庄内の春の訪れを是非お味わいください。

岩牡蠣(いわがき)

夏の渚七月~八月

夏に旬を迎える「岩ガキ」は庄内浜の天然もの。鳥海山から注ぐ清流・伏流水が岩ガキの育ちを助け、ぷっくりとした身が美しい。6月末の解禁ものです。

おばこサワラ

秋の潮九月~十月

毎年秋に水揚げされ、豊洲市場では「庄内おばこサワラ」と呼ばれ珍重されている逸品。脂ののりが最もおいしいこの季節にはえなわで漁獲。熟成された上品な旨味をご堪能ください。

ズワイ蟹(かに)

冬の浜十一月~二月

蟹の中でも味、香りが一段と引き立つのが冬の醍醐味「ズワイガニ」です。
庄内浜のズワイガニは一段と美しく「甘く、濃い」のが特徴です。

鰰(はたはた)

冬の浜十一月~十二月

不思議なことに雷鳴轟き海が荒れる日に、産卵のため大群で浅瀬に押し寄せる漁師泣かせの魚。これを目あてに釣り人が集まる風景は庄内の風物詩に。ブリコと呼ばれる卵の歯触りの良さと淡白な味わいをお楽しみください。

寒鱈(かんだら)

冬の浜一月~二月

寒の入りから節分にかけ、庄内では誰もが心待ちにする冬の風物詩「寒鱈」。
その身は余すところなく食べることができ、豆腐やネギ、酒粕とともに味噌で仕立てるどんがら汁は誠に美味。

エゾアワビ

通年の味

庄内の岩礁で育つエゾアワビ。生の食感もよし、焼けばさらに甘味も出ると、折り紙付き。

のどぐろ

通年の味

庄内ではのどぐろといえば「アカムツ」のこと。白身全体に上質な脂がさし、とてもコクのある味わい。特に旬の時期には脂のりがよく、地元でも高級魚として取引されます。

湯田川孟宗(ゆたがわもうそう)

五月

霊峰「金峰山」一帯の集落に生息する孟宗竹はいずれもえぐみがなくやわらかな歯ごたえが絶品。旬の孟宗汁は庄内の味の決定版といえます。

外内島きゅうり(とのじまきゅうり)

七月

弘法大師が出羽三山に向かう途中に喉を潤したという謂れをもつ在来作物。
手数がかかるため今は外内島地区だけで栽培されている希少なきゅうり。

民田茄子(みんでんなす)

八月

地名がそのまま野菜の名前に。手のひらに乗るくらいに成長したところを収穫。
果肉のしまりがよいので漬物やお菓子等夏の風物詩として親しまれています。

だだちゃ豆

八月~九月

日本一美味しいと有名なえだまめ。その旨さに酒井藩の殿様が「どこのだだちゃ(おやじ)の豆か?」と尋ねたのが語源とか。アミノ酸たっぷりの独特の甘さとコクを。

庄内柿(しょうないがき)

九月~十月

渋柿の大王といわれる庄内柿。平べったく種がない。生産者が沢山の手間をかけ美味しく栄養も豊富、美肌にも効くという庄内柿が生まれます。

藤沢かぶ(ふじさわかぶ)

十月

見た目はほぼ大根。上部は濃いピンク、下は白という姿で、薄皮ながらパリッとした歯ごたえとみずみずしさに柔らかな甘みも。漬物や生食でいただきます。

からとり芋

十月~十一月

庄内に伝わる里芋の一種。芋の風味の良さにあわせて庄内では茎を天日干しにした「干しずいき」が主役。これを雑煮や納豆汁で食すと最高のお味に。

温海かぶ(あつみかぶ)

十一月

330年続く伝統の焼畑農法が続く温海かぶ。鮮やかな紫色の根の外皮の中身は白。緻密な肉質と甘みを楽しむ庄内の伝統野菜。歯ごたえのある漬物は絶品です。

小真木大根(こまぎだいこん)

十一月~十二月

大正以前から小真木地区で栽培されてきた在来野菜。カリカリと食感が良く干すと甘みと旨味が増し漬物や鶴岡のおせちには欠かせない食材。

お料理プランのご案内

庄内浜海席

庄内の旬にとことん
こだわった彩が溢れます

魯水の膳

北大路魯山人の写し器でいただく、
いさごやの旬

米沢牛会席

山形生まれの究極の牛肉を
心ゆくまで味わう

調理長厳選の庄内の素材、技を極めた趣を

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