上記の「放流」とともに温泉のお湯の温度調整に必要なのが「循環」です。この「循 環」には温泉フリークの方はいい印象を持たれないようですが、当地の源泉はおよそ58℃と入浴に好適とされる41℃前後よりも十数℃高いため、浴槽に注い だ源泉を若干冷ます必要があります。 また、浴槽内にはお入りになった方から少なからずごみやほこりが落ちてしまいます。上記の「放流」だけでは浴槽の底にあるこれらの汚れを取り去ることが できません。そのため、「浴槽から温泉の一部を強制的に抜いて、汚れを漉し取り、また浴槽に戻す」という操作により、常に清潔で気持ちのよいお湯をご堪能 いただけます。