水と雲の抄は露天風呂付き客室です。
女性露天風呂
女性大浴場
男性露天風呂
男性大浴場
宍道湖畔に湧く天然温泉の「松江しんじ湖温泉」は地下1,250メートルの地下から77.2度の高温良質な温泉として知られています。露天風呂「邑美の湯」は、奥出雲の名勝地「鬼の舌震」を彷佛とさせる渓谷美を表現し、見上げた空には星がまたたく開放感あふれるお風呂として皆様にご満足いただいています。
その泉質はナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉で、神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消火器病・リウマチ性疾患・慢性皮膚病・慢性婦人病・更年期障害などに効能があります。
出雲国風土記によると、嶋根郡(しまねのこおり)、朝酌郷に(あさくみのさと)邑美冷水(おおみしみず)という泉がありました。三方を山に囲まれ、南には湖が広がっている、泉はそんな情景のなかの渚の近くにあり、こんこんと湧き出る清らかな水は、岩を洗って流れていました。そんな美しい泉のほとりには、いつも老若男女が寄り集まって酒を酌みかわし、歌い踊っていました。ほんとうに楽しい憩いの楽園だったのです。今もこの泉は松江市大海崎(おおみさき)町にあって清例な水が尽きることなくあふれています。邑美の湯はこの泉にちなんで名づけたものです。湖の渚からこんこんとあふれる松江温泉の豊かなお湯を満喫し、奈良時代の人々のように宴(うたげ)を楽しんでいただく温泉です。
温泉街のはずれにはお湯かけ地蔵があります。こんこんと湧き出る泉源があって地元の方がタンクを片手に利用されています。