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清里高原 ヒュッテ・グーテライゼ! Gute Reise !の杜の四季

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クチコミ・お客さまの声
食事が本当に美味しかった!! とても手が込んだものばかりで、こだわりを感じました。ベッドもとても寝心地が良かっ...
2015年09月25日 18:11:38
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イメージ写真
詳細情報
→ 住所
〒407-0301
山梨県北杜市高根町清里3545-1634
→ TEL:0551-48-3828
→ FAX:045-330-6730
→ チェックイン:16:00
(最終チェックイン:18:00)
→ チェックアウト:10:00
→ 交通アクセス
JR小海線 清里駅より約3km、ピクニックバス黒井健絵本ハウス停留所徒歩2分/中央道 須玉IC、R141号経由約25分
→ 駐車場
有り 4台(各部屋につき1台) 無料 予約不要


グーテライゼ!の杜の四季



グーテライゼ!の杜は八ケ岳連峰の南麓、標高1130m 清里高原・牧場通りより一歩杜に分け入った処に佇んでいます

グーテライゼ!の杜はブナや楓など広葉樹達が四季折々の杜を創ってくれています
また彼らと共に小さな動植物達も四季の移ろいを教えてくれます。


五月になると桜と新緑が一遍にやってきて やっと春です

新緑の季節は紅葉の頃と同様樹々の数だけ緑のグラデーションがあります。
当然と言えば当然なのですが緑のオンパレードを目の当たりにするとその迫力に清々しさを感じます。

そこからは緑が一気に深くなってゆく自然の力強さが感じられ感動的です


これはトウヒの新芽ですが八ケ岳高原に沢山植えられている落葉松もまた元気よくその生命力を誇示してます。

毎週毎週緑のグラデーションは色を深め、気がつくと杜全体が深い緑となり高原は夏の始まりです。

春を告げ夏へ繋げてくれるのは勿論植物だけではありません。春を告げる代表的な主はカッコー。
「カッコーが啼いたら種を蒔け」とは各地で言い伝えられている言葉です。しかしカッコーにしてみるといきなり「カッコー」と啼くのは久々なので揚がってしまうのか発声練習が足りないのか始めのうちは「あっお”〜」など本人はとても恥ずかしいと思っているような鳴き声で始まります。

それが「カッコー」と誰が聞いてもカッコーがつくようになるとすぐそこに夏が来ています。

もしかしたら紅葉の秋より良い季節かもしれません

春と言えば山菜の力強い味わいをお楽しみに


 
夏の清里高原は緑に溢れ、日差しは強くとも日陰や部屋の中は涼しい高原の空気なのでヒュッテ・グーテライゼ ! にはエアコンがありません

清里と同じ北杜市にある明野町は日本一の日照時間を誇ります

夏らしい夏を元気な野菜を召し上がってお過ごし下さい



 
高原の夏はみんな忙しいです

清里高原と言うと「牧場」が思い浮かぶかと思います。

戦前戦後清里村(当時)には夢を抱き、中には仕方なく?開拓農民としてこの地を終の住み処にすべく農地を開拓し農業を興こそうとした方が沢山来ました。
しかしこの地はたやすくありませんでした。土地は酸性、掘っても掘っても岩がごろごろ、水の便が悪い、そして最大の難関は「寒さ」・・・夢半ばにしてこの地を去らざるを得ない方々も多かったようです。

そんな苦労を続けていた開拓者達に寒冷地酪農を広めたのがきっかけにこの高原は酪農で息を吹き返すことができたようです。

2〜30年前の清里観光ブームの時に牧場はペンションとなり観光施設となりまた他の理由などで離農する方が続き、今では純粋に酪農を続けている農家は少なくなってきました。

この牧場通りも通り沿いで牧場を営んでいる方も少なくなってしまっています。この牧草地は当宿の通りの入り口の牧草地です。夏の前と後の二回、こうして牧草を刈って冬の準備です。

この牧草はお馬さん用です。彼らは干し草しか食べません。なので牧草を刈り、その場で乾かし、トラクターで走り回りその場で四角いブロックに固め、牧場へ運んで行きます。その間夕立ちも含め雨が降らない数日を選び作業しなければなりません。

牧草を大きいビニールで包んで牧草地に置いてあったりするのは牛用です。

酪農家はこうして忙しい夏を送っています。

  
 十月になると周りはいつの間にか 秋の装いを身に纏い始めています

杜では様々な杜のきのこ達が美味しい味を競い
ヒュッテの屋根の上のミズナラは昼も夜も五分置きにどんぐりを屋根に落とし続けてくれます

こんっ、こん、こん、こん、こん・・・
こんっ、こん、こん、こん、こん・・・
ころっ

紅葉のヒロインは
毎週毎週役者が入れ替わり
落葉松(からまつ)が秋の演目・楽日を
黄金色に飾る頃
冬将軍は幕間で出陣を今か今かと
狙っています



 
清里での秋から冬の暮らしは都会でしか暮らしたことのない者にとって驚き感動の連続でした。

驚きの連続の中で東京では決して見ることの出来なかったのが頑強な霜柱!
今年東京で霜柱が立ったところは見れましたか?
都会では地面がコンクリかアスファルトだから霜柱が立っている所を見つけることも難しいですが・・・

こちらの霜柱は7〜8cm、しかも太い!東京では「霜柱はさくさくと踏みしめる」ですが、こちらでは
「ざくざくと踏みつける」
しかしごっついだけではありません。地面に目線を落とし頑強な霜柱達と同じ目線で見つめると何と綺麗なことか。

偉大です、自然は。



 清里高原の冬は寒さは厳しくとも雪は豪雪とまではいきません。この20年くらいだと1M積もったのが記録的、という位だそうです。

2005年12月は
一週目にこの時期としては珍しく20cm初雪が積もりました

さあ、この分だと大変な冬になるかと誰もが思ったなか
年が明けても積雪は減る一方
例年になく雪の少ない寒い冬でした

でも土の中で春を待ち焦がれていた植物達は 雪のブランケットが無いものだから辛い冬だったようです



 
この前の冬は最低気温マイナス18℃を記録したようです。以前には20℃を記録したこともあるのでだいたいその位まで冷えると思って下さい。

しかし清里高原は日本有数の年間日照時間を誇ります。
冬とはいえ関東的気候なので日が照っていることは多いです。日溜まりさえ見つければ外で遊んでいても休憩するには持って来いの場所です。

そして宿に帰ってくれば薪ストーブの前でぬくぬくしてもらいます。
その後の夕食は、ストーブの上にお鍋が・・・
中身はスープかシチューか?さあ、お楽しみに!

 
冬の清里高原グーテライゼ!の杜はしばしの間無彩色世界です。
これは宿のすぐ前の小道です。
しん、と静まり返って音といい、視覚的といいほんとにニュートラルな世界になります。

動物達は元気ですよ。
鹿はすぐ近く迄山から下りてきていて「キョーン」と啼きあっています。
勿論雪の地面にはうさぎの足跡も。
当宿のベランダにもリスが向日葵の種を目当てに遊びに来ます。
雪遊びも叉楽しいですよ。