明治時代の当館の外観を復元 | ||
江戸時代後期といわれる松の梁 | 明治の金澤を紹介した商工便覧 | |
一枚の古図から・・・ | ||
すみよしやを昔の姿に…。文明開化で和洋折衷の華やかな頃、当館は江戸時代の中心地・尾張町より現在の地に移動してきました。それから150年余、時代に合わせ改装をしてきました。2015年、東京ー金沢間に新幹線が開通いたします。金沢にとって新しい幕開けを迎えるにあたり、当館も明治時代の外観の版画を頼りに、金沢を代表する設計士さんと金沢の匠の大工さんの協力のもと、昔の外観を取り戻すことができました。私共も初心に帰り、新しい「おもてなし」で皆様をお迎えいたします。 | ||
江戸時代、伊能忠敬も宿泊 | ||
当館の開業は江戸中期とされており、金沢で最も歴史ある旅館です。江戸時代には、加賀藩に代わって旅人に過書(関所手形)を発行しておりました。その権利を持つ宿屋は当時、七軒ありましたが、現存するのは当館のみとなりました。享和三年(1803)に、全国を測量して日本地図を作製した伊能忠敬一行が宿泊したという記録が残っています。 | ||
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