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雲仙観光ホテル ホテルの歴史

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イメージ写真
詳細情報
→ 住所
〒854-0621
長崎県雲仙市小浜町雲仙320
→ TEL:0957-73-3263
→ FAX:0957-73-3419
→ チェックイン:14:00
(最終チェックイン:18:00)
→ チェックアウト:11:00
→ 交通アクセス
JR諫早駅よりバスで80分/諫早ICより車で60分/島原外港より車・バスで40分
→ 駐車場
無料にてご用意がございます。約30台・ 屋外駐車場のみ・ヴァレーパーキング:一部可
 昭和7年設置の国際観光事業調査会により外国人客誘致が国策として推進されることとなり各地に外国人向けのホテルが建設されました。(北は志賀高原から西は雲仙まで、15のホテルが新設あるいは改装されました)その一環として雲仙にも、当時中国各地、特に、上海・香港を主とする外国人居留者の避暑地として上海〜香港〜長崎航路による外国人観光客誘致を目的とした洋式ホテルの建設が決定しました。
 長崎県が大蔵省預金部の融資を受けて実行るするにあたり、その運営を長崎県選出代議士であり、堂ビルホテル経営の実績がある株式会社堂島ビルヂング社長、橋本喜造に委託する旨を要請、これを受けて昭和10年10月10日、国有地及び県有地約3,200坪の敷地に株式会社雲仙観光ホテルが設立されました。設計施工を担当した竹中工務店の第一号ホテルとなるスイスシャレー風(スイスの山小屋風)建築の建物は、地上3階地下1階建て、客室数61室、メインダイニング、バー、売店、図書室、理容室、会議室、ビリヤード場、硫黄温泉浴室男女各1室が完備されました。
 設立当時、雲仙はもとより長崎県内にもこれ程までに近代設備が整った豪華絢爛な建物はなく、景勝「雲仙」の恵まれた自然の中で多くの内外の賓客をお迎えしてまいりました。昭和21年、駐留米軍に接収され休暇ホテルとして使用されていましたが、昭和25年には接収を解除され営業を再開、同年、国際観光整備法に基づき政府登録ホテルに登録されました。(登録ホ第29号)昭和29年3月には映画化された全国的ラジオドラマ「君の名は--第3部雲仙--」の舞台にもなっています。昭和54年には、日本建築学会より「近代日本の名建築」に選ばれ、「この建物は建てられた時代を象徴する総合芸術であるとともに歴史を伝えるモニュメントでもある」との評価をいただきました。
 平成15年1月31日、「この建造物は貴重な国民的財産である」とのことから国(文化庁)の登録有形文化財となり、昭和初期の感性を今に伝える重要な役割を担うとともに、地域における街づくりの貴重な構成要素となっております。 (登録有形文化財 第42-0019号)