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盛岡つなぎ温泉 湯治の宿 ホテル三春 源泉掛け流し温泉宿・旅館

盛岡つなぎ温泉 湯治の宿 ホテル三春

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    クチコミ・お客さまの声
    年に数回、利用しています。10畳の部屋に一人でのんびり。朝夕の食事が部屋食で、立ち寄り入浴はやっていないので、...
    2018年11月27日 01:16:51
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    現在、我が国の温泉の97%は、ろ過、循環、加水、加温、塩素殺菌など加工湯です。
    特に温度調節のために加水されている温泉が圧倒的に多い。
    源泉100%掛け流しは3%です。

    これは温泉の利用目的が保健的利用-湯治から、観光、レジャー利用へと大幅に変化したためです。
    特に今日では泉質より露天風呂という傾向が強いため、源泉100%は極めて少なくなっています。

    こうした状況は、温泉を保健的利用-温泉療養として利用したいと思っている人から見れば、どこの温泉旅館に行ったら良いか分からなくなります。
    このため源泉100%掛け流しの明記の下に温泉療養ができる宿であることを表示しているものです。
    観光、レジャーのためではありません。

    勿論、観光、レジャー目的の方が入ってはいけないという事ではありません。
    最近源泉100%を観光宣伝に利用している旅館が多く見受けられますが、旅館の経営者が良く分かっていないようです。
    間違いです。


    温泉とは、湧出口で温度25℃以上、又は含まれる物質として19種類とその限界値を指定して1つでも含まれる鉱水を、温泉と定義している。
    温泉のうち特に治療目的に供しうるものを別に「療養泉」と定義している。

    ◇療養泉の規定


    ◇塩類泉
      塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉

    ◇特殊成分を含む療養泉
      二酸化炭素泉、含鉄泉、含銅-鉄泉、硫黄泉、酸性泉、含アルミニウム泉、放射能泉

    単純泉は療養泉に含まれません。
      つまり温泉には、物理作用のみの温泉と、物理作用と薬理作用のある療養泉の、2種類あります。




    我が国の温泉法は、昭和23年、吉田茂内閣時に厚生省の法律として、温泉の保護と 国民の福祉の増進に寄与することを目的として制定されました。
    保健的利用が主で、休養、保養、療養が目的です。
    従って温泉は成分を分析し、適応症が記載されている所以です。

    昭和46年温泉法が厚生省より環境庁に移管され、この時に観光やレジャー利用も認められるようになり今日に至っております。
    しかし温泉の利用目的は当初と変わらず、今後も変わることはないと思います。

    現在では温泉利用形態が大幅に変化し、観光やレジャー利用が主流となってしまいました。
    主が副に副が主に逆転してしまいました。
    しかし温泉利用の目的の本筋は国民の福祉の増進であり、休養、療養、保養が本来の姿です。
    温泉利用を観光、宴会、レジャーの場としてのみ考えるのは大きな誤りです。

    近年厚生労働省健康局では、生活習慣病対策の一環として、再度温泉療法の普及に努めております。


    ◇泉質
      強アルカリ性硫黄泉(旧名:強アルカリ性硫化水素泉) PH9.36〜9.85

    ◇主な成分(水1kgあたり)


    ◇我が国の泉質分布は、単純泉40%、塩化物泉29%、硫黄泉11%、炭酸水素塩泉Na型7%、硫酸塩泉6%、放射能泉3%、酸性泉2%、炭酸水素塩泉Ca型0.6%、二 酸化炭素泉0.2%。
      硫黄泉のうちアルカリ性硫黄泉は15ヶ所で極めて数が少ない。




    ◇適応症
    入浴 糖尿病、糖尿病性神経障害、高血圧症、動脈硬化症、閉塞性動脈硬化症(ASO)、末梢循環障害、心不全、白ろう病、関節リウマチ、変形性関節症、変形性脊椎症、 自律神経失調症、更年期障害、心身症、うつ病
    飲泉 痛風、高尿酸血症、尿路結石、便秘、脂肪肝、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多症、胃虚弱

    ◇禁忌症
    入浴 アトピー性皮膚炎、光線過敏症、皮膚乾燥症、皮膚粘膜の過敏な人
    飲泉 低酸無酸の方、下痢の時

    温泉の医治効果は自由に入浴されても一切効果がありません。
      温泉療養(入浴療法、飲泉療法)を行う場合は、温泉療法医または温泉医学の知識を有する厚生労働  省認定の入浴指導員の指導を受けて行って下さい。
      疾患ごとの入浴法、飲泉法があります。


    露天風呂そのものは問題ありませんが、入浴時の大気温が重要です。
    特に危険なのは、大気温15℃以下の時です。
    5℃やマイナス温度では寒さのため血管が収縮し、血圧は80〜120mmHg上昇します。
    このため、高血圧の方や脳血管に動脈瘤のある方は、脳卒中になり倒れる危険性が高くなります。
    又死に至る場合もあります。
    露天風呂での入浴事故が多いのはこの為です。

    大気温15℃以下の場合の禁忌症
      ○高血圧の方
      ○脳血管、その他に動脈瘤のある方
      ○高齢者

    一般の家庭風呂でも上記の方がおられる場合は、脱衣室は15℃以上に保つことが必要です。
    夏場の露天風呂は極めて良好ですが、冬場は危険なものとなります。
    東北の温泉で露天風呂が向いているのは7月中旬〜9月中旬までです。
    特に冬場は止めた方が良い。


    ◇血栓

    人は睡眠中に約コップ2杯分の汗をかいて寝ています。
    このため起きがけは血液はドロドロ状態であり咽が良く渇きます。
    こうした状態の中、朝風呂に入るとさらに又コップ2杯分の汗をかきさらに血液はドロドロになります。
    その結果血栓症となり脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。
    これを予防するには起きがけにコップ2〜3杯分の水又はお茶を飲むことです。

    ◇糖尿病の方

    一般に空腹時運動は血糖値を上昇させます。
    入浴はカロリー消費が大きく、食前の散歩と同じことです。
    このため朝風呂は血糖値を40〜70mg/dl上昇させます。
    血糖値の高い方は食後30分〜1時間後に入浴下さい。
    血糖値が良く降下します。

    ◇高血圧症の方

    朝風呂や夜遅くの入浴は交感神経優位の状態となります。
    朝風呂に入るとシャキッとするのはこのためです。
    交感神経が優位に働くということは血圧が上昇するという事です。
    高血圧の方は脳出血の可能性が高くなりますのでこれも食後の入浴の方が血圧が降下します。




    温水、温泉ともに、42℃以上では血液粘度は上昇し、41℃以下では血液粘度は低下します。
    これは温浴には、血液が固まる力(凝固)と血栓が溶ける力(線溶)が、アンバランスに関与しているからにほかなりません。
    41℃以下の温浴で線溶能は活性化し、逆に42℃以上では線溶能は低下します。

    このことから、毎日42℃以上の熱い湯に入っている方は、脳梗塞や心筋梗塞の可能性が高くなります。
    一方、41℃以下の温泉浴では線溶活性化作用があることから、温泉浴が血栓症の根本的治療法となりうることを示唆しています。
    今後、血栓症患者に対する温泉療法は注目される可能性があります。

    温浴は、個人の好みの温度とは無関係で、とくに高温浴は血栓症患者や高齢者には危険ということになります。
    実際、温泉地での脳梗塞や急性心筋梗塞の発症が非常に多い事実は、温泉旅館の風呂の温度が高すぎることに原因があると思われます。
    42℃以上の高温浴では線溶能が低下し血栓症になるということを知ってほしいと思います。
    どうぞ、ご家庭のお風呂でも、温度計で測って入浴されることをお薦めします。

    また、血栓症の予防策として、入浴前または入浴の前後にコップ2杯分の水またはお茶を飲むと、血液凝固能は低下します。
    風呂あがりにビールを飲む方が多いのですがこれは間違いです。
    風呂あがりには水を飲み、その後でビールを飲むことです。






    入浴時の湯温を、〔37℃〜39℃〕を微温浴、〔40℃〜41℃〕を適温浴、〔42℃〜44 ℃〕を高温浴といいます。
    ただし日本列島は南北に長いため、九州や東北、北海道では差異があり、これに 1℃〜2℃の上下があります。

    ◇微温浴

    〔37℃〜39℃〕の微温浴では、人体に対し副交感神経が優位に働き、鎮静的な、 ゆったりした気分になります。
    このため微温浴は、神経衰弱、不眠症、ノイローゼ、神経症、脳卒中後遺症の治 療に用いられます。

    ◇適温浴

    〔40℃〜41℃〕の適温浴でも副交感神経が優位に働き、温浴と相まって血管は拡 張します。
    これに二酸化炭素や硫化水素が混じっていれば、高血圧症や心臓病などの循環器 疾患の治療に用います。
    また、関節リウマチや糖尿病も適温浴で治療します。
    神経痛は高温浴ですのでお間違えないように。

    ◇高温浴

    〔42℃〜44℃〕の高温浴では、交感神経が優位に働き、血管の緊張を高め血圧は 上昇し、心拍数も増加させます。
    また、人は興奮的、刺激的となり、さらに新陳代謝を高め、心身ともに活動的に なります。
    高温浴は疼痛軽減作用、痙攣や硬直の緩和作用、胃液分泌低下作用があるため、 神経痛、各種胃腸病の治療に用いられます。

    以下において図に示しておきました。







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