「あのりふぐ」は、三重県志摩半島から伊勢湾、遠州灘にかけての沿岸地域で漁獲される、体重700g以上の天然トラフグである。 あのりふぐとなるトラフグは、餌となるプランクトンや小魚が豊富な最適の育成環境である伊勢湾の安乗岬で春に生まれ、秋になると潮の早い外洋に出て身が引き締まる。さらに、漁業者の漁と流通の工夫により、細心の注意で取り扱われ、品質の良いものとして、市場での評価も高い。 資源変動が極端に大きな魚種であることから、志摩市阿児町安乗地区の漁業者が、昭和59年からいち早くトラフグの資源管理型漁業に取り組み、地域内だけでなく、愛知県、静岡県のトラフグ漁業者とも協調した資源管理体制を構築している((1)小型魚の保護(700g以下は再放流)(2)漁期の制限(10月1日より 翌年2月末日)(3)漁具の制限(4)愛知県との操業調整(5)稚魚放流事業)。 平成15年8月に漁業者、漁協、観光協会などが一体となって、あのりふぐ協議会を設立し、あのりふぐの定義を決め、商標を取得するとともに、志摩市内に限定したあのりふぐ取扱店認定制度を確立した。 このように地域内流通に限定することで、消費者へ確実にあのりふぐを提供する仕組みを実現することにより、魚価の向上、観光誘客など地域経済の活性化に大きく貢献している。
あのり地方におけるトラフグ漁は、底延縄(そこはえなわ)という漁法で行われています。この漁法は、長さ数kmに及ぶ幹縄(みきなわ)に千本以上の釣り針をつけてトラフグを釣る漁法です。 トラフグ漁は明治のころから行われていて、当時からあのりの漁師たちは小型漁船で東は千葉県からあのり西は高知県の沖合いまでトラフグを求めて出漁していました。 あのり地方では、昔からたくさんのトラフグが水揚げされていたわけではありません。かつては1隻の漁船が1週間漁をして、数匹のトラフグを水揚げする程度でした。しかし、漁師が自分たちで禁漁期間や小さなフグを釣らないといったルールを作ったり、雅魚の放流を 行うなど努力を続けた結果、平成元年には160トンもの水揚げが出来るようになりました。水揚げされたトラフグは特に下関及び関西面に出荷されています。
料理旅館 魚元(うおもと)
〒517-0507 三重県志摩市阿児町安乗1245
TEL 0599-47-4123
FAX 0599-47-4652
駐車場有 10台 無料
チェックイン15:00(最終チェックイン:21:00)
チェックアウト10:00
【総部屋数】5室
【部屋設備・備品】テレビ・湯沸かしポット・お茶セット・洗浄機付トイレ・石鹸(液体)・ハミガキセット・タオル・バスタオル・浴衣
【カード利用不可】
【条件】到着が18:00を過ぎる場合はお電話下さい。第二伊勢道路・白木ICから約35分。誠に申し訳ございませんが当館は送迎はいたしておりません
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