二度と戻らない一瞬。 「街の友だちに手紙を書こうとペンをとるけれどふさわしい言葉が見当たらず、もう三日書き倦ねています」 当館の一番のおもてなしはもしかすると、それぞれのお部屋からの風景かもしれません。 言葉や絵で映しとろうとしても、ふと眼をあげれば、先刻の画はもうそこにはなく、新しい色が一面を支配している。 「だからもう手紙はあきらめました」人は大自然に勝てるはずもありません。その人は嬉しそうに笑った。 |
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