五日ごとに風が吹き、十日ごとに雨が降る
順調で穏やかな農耕に適した気候を意味します。
私達も豊かな自然の恵みへの感謝を忘れることなく、そのすべてを味に託しております。
安堵町の隣町にある法隆寺は富本憲吉にとって身近な存在であり、
彼は聖徳太子の時代から続くこの寺の由緒ある仏像や宝物をみて育ちました。
当建物を改修するにあたり、法隆寺の大野玄妙管長から「五風十雨」の書をいただいたことから、
レストランを「五風十雨」としました。
ご宿泊のお客さま限定の蔵を改装したカウンターレストランです。
富本憲吉はイギリス留学中にウィリアムモリスのモチーフと出会います。
ウィリアムモリスのアーティチョークのデザインに感銘を受けた富本は、自身のモチーフを日本の植物アザミに見出しました。
富本の美学とそのデザインの原点となったウィリアムモリスの息遣いを感じられるレストランです。
無形文化遺産である「和食」の技を感じながら、
地元の新鮮な野菜、旬の食材を使ったお料理をお召し上がりいただけます。
うぶすなの郷 TOMIMOTOでは、厳選した地元の新鮮食材と体に優しい調理法にこだわったうぶすな料理をご提供しています。
幻の牛肉と言われている「まほろば赤牛」など、料理長厳選の食材をご紹介します。
奈良県宇陀産
まほろば赤牛
生産者:金井畜産
奈良県宇陀市の山奥の広大な土地で約2,000頭の牛が飼育されています。 大和牛・混合牛・赤牛と様々な種類の牛の中で、「まほろば赤牛」はわずか30頭ほど。 エサは1日1回(普通1日2回)、麦・藁・とうもろこし・もやし・おから等を成長にあわせて調合されています。
赤身を美味しく育てられたまほろば赤牛は「サシ」が入りません。赤身と脂身のバランスが程よく、お味もしつこくなく、あっさりと食べられます。
料理長コメント
うぶすなの郷 TOMIMOTOをオープンするにあたり、様々なお肉を探しました。うぶすなの郷の料理コンセプト“身体に優しいうぶすな料理“にあう、あっさりと食べられるお肉はないかと探していたところ「まほろば赤牛」に出会いました。
このまほろば赤牛は赤身と脂身のバランスが良く、お肉自体の味がとても美味しいので、会席料理のメインや、お昼の鍋の具材として使用しております。ぜひ、皆さまに食べて頂きたいですね。
うぶすなの郷 TOMIMOTO 料理長 間