お客様お一人お一人のニーズを先読みし、心のこもったおもてなしと快適さを提供すること。
ザ・リッツ・カールトン大阪の紳士淑女たちの大切な使命です。
ザ・リッツ・カールトン・ホテル カンパニーL.L.C. は、お客様の要望に応える心のこもったサービスを提供することを理念に設立されました。
このサービスに対する考え方の真髄は、「クレド」、「サービスの3ステップ」、「モットー」、「サービスバリューズ」、「従業員への約束」からなるゴールド・スタンダードに集約されています。
世界中すべての従業員が、ゴールド・スタンダードが記載されている「クレド・カード」を常に携帯し、その理念を心に刻み、率先して実行しています。
このサービスの3ステップのおもてなしの心はザ・リッツ・カールトンのサービスの基本です。
すべてのお客様はもちろん、共に働く従業員、納品業者やホテルに関係するすべての人におもてなしの心で接すること、“We are Ladies and Gentlemen Serving Ladies and Gentlemen” (紳士淑女をおもてなしする私たちも紳士淑女です)、これがザ・リッツ・カールトンのモットーなのです。
ザ・リッツ・カールトン大阪のインテリアコンセプトは、18世紀英国の伝統的なジョージアンスタイルで、
18世紀の貴族の邸宅を彷彿とさせる、絵画や美術品の数々が飾られています。
「すばらしい美術品を集めることは、本当の”もうひとつの我が家”を提供する上で、必要不可欠なことです。」とかつてザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー L.L.C.の社長兼COO(チーフ・オペレイティング・オフィサー)であったアーヴ・アムラーは述べています。
ザ・リッツ・カールトン大阪が18、19世紀のアートにこだわるのは、いつの時代にも通じる、時を越えても永続的に息づく、人生の豊かさや質の高さを感じるからです。
その質の高さというのは、ザ・リッツ・カールトンが提供するサービス哲学に通じているのです。つまり、従業員だけではなく、アートひとつをとっても、お客様を豊かな気持ちにさせ、心に残る体験をお届けできるものでなくてはならないのです。
絵画は、イギリスのヘンリー・ジョン・イーンド・キング、ピータ・マクナブ、ウィリアム・アッシュフォード、ベルギーのフランソワ・ベルハイデンなど、18、19世紀ヨーロッパ作家の作品を中心に集めました。
これらの作品は、18世紀頃の風景画、人物画が多く、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
代表的なものには、1900年代初頭のもので、フロントに飾られているドイツの作家ハーマン・コッホの「突然の来訪」、1600年代前半に活動していたオランダの作家、ポーラス・モリールスによる作品で、ザ・ロビーラウンジに飾られている「ある女性の肖像画」などがあげられます。
これらの絵画を含め、パブリックスペースに飾られている美術品は、総数約450点にのぼります。
ロビーに一歩入ると、伝統的で豪華なペルシャ絨毯のエレガンス、チェコ産のクリスタルシャンデリア、イタリアから取り寄せた大理石が敷き詰められた床を堪能することができます。レセプションエリアでは、陶磁器を並べた本棚に囲まれた、イタリア産大理石でできた暖炉が”我が家”の温かい雰囲気を作り出しています。
ホテル館内いたるところにほどこされたミルワーク(壁木のデザイン)は、特殊なアンティーク塗装を必要としたため、全て米国より輸入。壁には、マホガニー、ノッティパイン(米松)にアンティーク仕上げをかけたものや桜の木を、パブリックスペースの女性用化粧室の床には、大変珍しいノルウェー産のピンク大理石が、それぞれ使用されています。
ホテル内の全ての家具、インテリアは、ホテル開業の1997年から、専門の修繕スタッフが大切に修繕・手入れをして、ホテルの歴史と共にお客さまをお迎えしております。