天の恵み、大地と海の恵みを知る
昔の屋久島では「海に10日、里に10日、山に10日」といわれ、人々は里で田畑を耕し、海と山からも豊かな恵みを得て暮らしてきました。
サンカラではこの島の恵みをサンカラ・キュイジーヌとして昇華させ、ここでしか味わえない味覚を提供します。
サンカラで最も大切にしているコンセプトは「地産地消」。
フランスでも地方ごとに料理が発達してきたように、屋久島という土地の食材をいかにフレンチにするかに工夫をこらしています。
食材は、フレンチや和食の垣根にとらわれず、地元らしさを感じられるかという基準で選んでいます。 オープン当初から地元に密着し、人と人のつながりを広げてきたことで、市場には出回らない魚を入手したり、農家さんに頼んで野菜を作ってもらったりといったことが可能になってきました。
都会ではあらゆるものが手に入りますが、この島では季節ごとに手に入る食材が変わり、海の天候によっては仕入れが思うようにいかないこともあります。 その中でいかに臨機応変に対応してお客様に喜んでいただくかを考えることが、もっとも難しくやりがいのある部分です。
新しい食材の開拓やご滞在中のお楽しみ方など、私たちにご提案できることはまだまだあると感じています。 料理についてのお話はもちろん、釣りやダイビングの話題なども気軽にお声掛けください。
食材は、フレンチや和食の垣根にとらわれず、地元らしさを感じられるかという基準で選んでいます。 オープン当初から地元に密着し、人と人のつながりを広げてきたことで、市場には出回らない魚を入手したり、農家さんに頼んで野菜を作ってもらったりといったことが可能になってきました。
都会ではあらゆるものが手に入りますが、この島では季節ごとに手に入る食材が変わり、海の天候によっては仕入れが思うようにいかないこともあります。 その中でいかに臨機応変に対応してお客様に喜んでいただくかを考えることが、もっとも難しくやりがいのある部分です。
新しい食材の開拓やご滞在中のお楽しみ方など、私たちにご提案できることはまだまだあると感じています。 料理についてのお話はもちろん、釣りやダイビングの話題なども気軽にお声掛けください。
春
農家では2月から屋久島を代表する農作物、タンカンの収穫が始まります。
ワラビ、たらの芽、ツワブキなどの山菜採りやタケノコ狩りも楽しめ、木苺やスモモ、ヤマモモはシロップやジャム、お酒などの原料になります。
水田では早期米の田植えも始まります。
夏
温暖な立地条件を活かして、バナナ、マンゴー、パイナップル、ドラゴンフルーツなどの熱帯果樹が栽培されています。
サンカラでは、ご朝食時に自家製のフルーツジャムをお召し上がりいただけます。
秋
屋久島付近は日本でも最も魚種が多い海域のひとつ。ムツ、メダイ、カンパチ、アサヒガニ、伊勢エビなどの漁も盛んです。
一年中水揚げされるトビウオも、秋が一番おいしい季節です。焼酎の原料となるサツマイモや安納イモなどの農作物も収穫の時を迎えます。
冬
黒潮の本流が流れる海は真冬でも水温が約19℃と暖かく、南方からたくさんの海の幸を運んできます。
サバ漁の対象はおもにゴマサバで、鮮度を保つため釣ってすぐに首を折って血抜きをして締めた「首折れサバ」が刺し身用のサバとして有名です。
※GW期間中は特別メニューとなります
屋久島の水と屋久島育ちの酵母を使ったブーランジェ渾身の焼き立てパンと、有機野菜や季節のフルーツ、鹿児島産黒豚のハム、ソーセージ等、地元で採れた新鮮な素材をふんだんに使った本格的なブレックファストをお楽しみいただけます。
まわりが自然に囲まれているので、ここでしか食べられないもの、屋久島の大地を感じられるものをおいしく召し上がっていただきたいといつも考えてメニュー作りをしています。
サンカラには敷地内に農園があり、野菜などを育てていますが、まだ成長過程の小さな実や葉、種まで料理に使うことができる環境にいることは、料理人としてとても喜ばしいことだと感じています。
ワラビやツワブキなど、屋久島は山野草も豊富です。四季折々で自然に採れたものを、屋久島らしさを感じられる形で、これからもご提供してまいります。