夏休み旅行特集 2016｜どうなってる？夏休みの宿題【楽天トラベル】

自由研究、ドリル、絵日記、読書感想文…。夏休みの宿題は、親になっても悩ましいもの。しかし、最近では子どもの自主性を重んじる傾向からか、少し様子が違ってきているようです。そこで楽天トラベルのオフィスがある東京・世田谷のご近所ママ5人に、今どきの夏休みの宿題事情を聞いてみました。

――手間のかかる自由研究はどうしていますか？

挧木さん: 学校によって違うとは思いますが、うちの子の学校では自由研究はやってもやらなくてもいいですね。

小林さん: うちも自由提出だったので去年はやらなかった。その前は「泥水がどうしたらきれいになるか」を調べました。

森本さん: 研究を発表する子もいれば、旅行の思い出を工作にする子もいますね。うちは昨年の夏に家族で石垣島へ行ったので、子どもが集めた貝や流木を使ってモビールを作りました。
4、5年生になると子どももやりたいことが出てきますが、低学年のうちはある程度、親が誘導してあげないといけませんね。

吉田さん: 私も子どもが1、2年生のときは興味がありそうなことを探って誘導してました。

ソレマニエフィニさん: うちは都内の公立に通ってますが、学校から貯金箱を作る課題が出されていたのでそれをやりましたよ。

挧木さん: 工作の場合はキットを買って作らせたり、デパートで催されるワークショップに参加させる親も多いですね。

吉田さん: うちの学校は授業参観が「学校公開日」という形で、2、3日の期間中にいつ見に来てもいいですよってなっています。その時に1年生から6年生までの自由研究や工作が公開されているので、それを見ておいて来年の自由研究は何をやろうか決めています。

――毎日の日記やドリル、読書感想文はどうなっていますか？

ソレマニエフィニさん: 1年生で朝顔の観察日記がありました。夏休みに入ってすぐに家族旅行を予定していたのですが、先生から「朝顔を早くもって帰って最初の3日間くらい書いて、あとは旅行から戻ってきて枯れていたらそれを描いてくれればいいですよ」と言ってもらえました。

小林さん: うちでも観察日記は3日間だけやればよかった。夏休みの日記も今は「1行日記」といって、どこで誰と何をしたか？その日の出来事をコンパクトにまとめるだけでOKです。

森本さん: それでも毎日の日記は親にとってはプレッシャーですね。子どもは正直だから、何も予定がないと「今日は家にいて、今日は家にいて、今日は家にいて…」って同じことを書いてしまいますから（笑）。夏休みの子どもの接待をどうするか？頭を悩ませます。

小林さん: 読書感想文は学校から「おすすめの本」というのがあって、それを読んで要点をまとめて、絵を描き加えるという感じなので楽だったよねー。

吉田さん: 　ドリルもそれこそ1日で終わっちゃうほどの量です。

ソレマニエフィニさん: ただ、丸つけは親がやって提出しないといけないのは大変！

同じ小学生でも通うエリアや学校によって事情は様々なようです。
文部科学省教育課程課によると、小中高校での指導内容を定めた学習指導要領には宿題についての規定は特になく、夏休みにどういう課題を出すかは各校に任せられているそうです。宿題を成績に反映させるかどうかも各校の判断によるのだとか。
親世代にとって夏休みの宿題といえば、毎日コツコツと片付けなければ終わらないほど盛りだくさんでしたが、今は先生が授業以外の雑務で忙しく、丸つけも大変なので比較的軽い傾向にあるようです。
いずれにしても家族で過ごせる貴重な夏休み。宿題は早く済ませて楽しみたいですね！