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恋する神社 vol.1 関東編 COMA's profile PICK UP! 和合御守 参拝マナー 気をつけよう!神社のきまり

scene.2 恋の源=自分の魅力。自分らしさを取り戻すパワースポット 箱根神社 雨フリ

箱根神社 (はこねじんじゃ)

757年創建。古代よりの山岳信仰の霊地であったといわれる。
箱根大神の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめ)、彦火火出見尊(ひこほほでみ)を祭神とし、ご鎮座を迎えた。7月31日から8月6日までの芦ノ湖夏祭りウィーク中の祭典行事にはたくさんの人が訪れる。

ご利益

:

開運厄除、交通安全、心願成就、商売繁盛、縁結びなど
〒250-0522

所在地

:

神奈川県足柄下郡箱根町
元箱根80-1


交通アクセス
箱根登山鉄道箱根湯本駅から、箱根登山バス 伊豆箱根バス箱根町行きで40分(「元箱根」下車 徒歩10分)小田原駅から、伊豆箱根バス 九頭龍神社お参りバス(「元箱根」下車 徒歩10分)

TEL:0460-83-7123
箱根神社の情報を詳しく見る >

お参り宿 日付検索

木々や宮の佇まいに恋の力があふれています

恋の始まりを祈る、進行中の恋の成就を願う、恋人との絆を深める。神社はお参りして、神様に日々の御加護を感謝することで日々の些事や仕事に追われる日常から抜け出し、自分を自分らしく保ち、恋のモードにできる新しいスポットです。料理創作ユニットGomaの3人が、箱根神社へ。

恋愛をするにはまず、自分らしさを保つ事こと。自分らしい魅力を保つことで、結果的に恋愛成就に結びつく。
今回はそんな恋する意識を高めるのにぴったりのパワースポットをご案内。両脇に大きな木の連なる本宮に通じる階段、もやがかった鮮やかな朱色の鳥居を見上げれば、あなたも「ここは何かが違う」と感じることができることでしょう。

箱根神社にまつわるエトセトラ

  約2400前、聖占仙人が箱根の駒ヶ岳より主峰の神山をご神体山としてお祀りされて以来、関東における山岳信仰の一大霊場となった箱根山。
源頼朝が深く信仰以後、関東総鎮守として、徳川家康など武家による崇敬の篤い社として栄えてきました。
箱根道が整備され宿や関所が設けられて以降、東西交通の要として庶民信仰の聖地となっています。

今の関係を強くする!初恋を愛へ繋げた北条政子

――当初こそ反対されていたものの無事結ばれることができた、源頼朝と北条政子。しばらくは北条家で平穏な日々を送ります。しかし時代が再びふたりの仲を引き裂こうとします。好むと好まざるとにかかわらず、源氏の御曹司である頼朝と政子の身辺には度々危険が迫り、挙兵を決意するにいたります。
そのころ頼朝と政子は伊豆各地の神社を参詣し、なかでも箱根神社では政子が安産を祈願し、頼朝の無事を祈ったといわれています。
中村 : 箱根神社は夫婦になった頼朝と政子さんが、度々訪れていたところです。頼朝さんがなくなってからは息子さんと来ています。頼朝さんを思い出したのでしょうね。
遠藤 : ふたりの関係を深くしたり、確かなものにしたい人にいいかもね。
アラキ : そうだねー。あ、ここの手水も龍だ。伊豆山神社とも関係があるのかな。
中村 : 確かに両社は関わりが深いけれど、たぶんこっちは九頭龍神社の龍じゃないかな/笑。

時代変われば人変わる? 時代と願いの移り変わり

――もともと「山岳信仰」霊山としてあった箱根神社も、武士の時代にはいわゆる勝負神として崇敬され、江戸時代になると東海道が整備され道中安全を願う庶民の信仰が。そして近代、車社会の今は、「交通安全祈願」。
また現在は婚活ブームで「恋愛成就祈願」と、信仰は常に同じものでなく、時代によって移り変わってきました。とはいえ別にブームだから急にというわけではなく、たとえば室町時代、世阿弥の作品『班女』でも、箱根神社の男女や夫婦を取り持つ神さまのことが歌われています。箱根神社のご利益はもともと「心願成就祈願」。つまりそれぞれの時代を生きる人々によって、神さまへの願い事も変わるものなのですね。

恋ゴコロをうるおす、九頭龍神社新宮の龍神水

――その昔、芦ノ湖に住む龍は人々を苦しめていました。箱根神社の神さまは人々を救うため毒龍をこらしめ、以来龍神となった九頭龍は芦ノ湖の守護神となりました。全国に九頭龍と名のつく神社はたくさんありますが、九頭龍神社といえばここ箱根を指すのが一般的。ちなみに箱根の九頭龍神社はふたつあり、本宮は芦ノ湖湖畔、新宮は箱根神社の境内にあります。
新宮に龍神水という霊水が湧き出ており、クリスタルなどの石の浄化や、ヒーリング効果もあります。
中村 : パワースポットとしては新宮も有名らしいです。この龍神水がよいみたいです。
遠藤 : 思ったより(九頭龍神社が)こじんまりしててかわいいね。あとペットボトルの龍のシール、なかなかかっこいいね/笑。
アラキ : これで、みんなでごはんを炊こう!
中村 : あ、いいねぇ。

ふたりでひとつ、世界でひとつの“和合御守”

寄木の里として全国に知られる箱根町の伝統工芸品、寄木細工。日本古来の伝統文様が緻密な職人の技術で作り上げられるのですが、そんな高度な手法で描かれるのは、厄難を避け健康と調和をもたらすと珍重されてきた麻の葉模様。
そしてこの模様がぴったり合うのは世界でたったひとつ――それがこの、和合御守(なかよしまもり)です。ふたりが結ばれた縁をより深め、元気でいつまでもなかよく歩めるようにと祈願が込められています。また、先述の龍神水を汲むための小ぶりなペットボトル(龍神ステッカー付き)も人気です。

恋する乙女の次なる願いを宿したご神木

―安産杉は、幸運の木とされています。いつのころからか、根っこが二股に分かれたこの大杉を健全な母胎のように見たて、子孫繁栄や安産を祈願するようになり、北条正子もこのご神木に祈願して、頼家と実朝のふたりを授かりました。
その後、武家や庶民の間にも、この風習が広く行われるようになったといわれています。
中村 : 大きい〜! 説明いらないくらいすごいね、政子さんも祈った安産杉だそうです。
遠藤 : 政子さんよかったね、無事授かって。あ、二股の下に大きな穴があいてる。
アラキ : これ触っていいのかなあ? どこもコケすごいよね、さっきの灯篭とか。あ、すごくさわり心地いい/笑。

湖の中の平和の鳥居、芦ノ湖の岬に建つ九頭龍神社の本官にも参拝

―芦ノ湖畔にある平和の鳥居は、今上陛下の立太子礼と日本の独立を記念して昭和27年に建立されました。
まるで湖底へ続いているかのようにせり出した道、風情があります。夜はライトアップもされて、いっそうロマンチック。
遠藤 : すごいねー(下を向くと)水の中にいるような。
アラキ : こういうの見て高揚するとやっぱ日本人だなあって
中村 : うんうん。
―九頭龍神社の起源は、芦ノ湖そのものへの信仰だと考えられています。そのせいもあってか、遊覧船に乗って向かう湖畔の九頭龍神社本宮は、どこか別の世界に来てしまったかのよう。降り立つと、厳粛な気持ちになり、何かしらの力を感じることができます。桟橋近くにある白龍神社もパワースポットとして知られます。
中村 : 着きました、こちらが九頭龍神社の本宮です。
アラキ : おお〜、やっぱり新宮と形が似てるね。
遠藤 : (湖に浮かぶ鳥居を見て)わ〜、これはすごいなぁ。
中村 : 人間がちっぽけに思えるね。

本物の恋に効く、太古から恋の儀式

湖水祭は九頭龍を鎮めた故事にならって行われる伝統の儀式。
翌朝の例大祭などと連なり、現在では盛大な夏祭として行われています。
また毎月13日には月次祭といって、参拝船で九頭龍神社に訪れる、神事が行われます。
古来より行われる儀式には何かしら特別なものも感じられるのでしょう。これが縁結びにいいとされ、ちょうど休日ともなると若い女性を中心に遠方からも数百人という参拝者が来られるそう。


箱根の夏祭り7/31〜8/6
7/31の湖水祭(九頭龍神社のお祭り)を宵宮に翌8/1が箱根神社例大祭(1番大切な大きな祭り)を中心に8/6まで行われます。期間中は、毎夜花火大会があります。
毎月13日は九頭龍神社本宮の目次際
毎月13日は月次祭の参拝船(臨時便)が出て、船で九頭龍神社へ向います。
月次祭に参列の後は自分で芦ノ湖の龍神様に御供を捧げてお願いを。その後は、昔から縁結びの神様として有名な、箱根神社にお参りする「両社参り」がオススメです。


『御成敗式目』の「神は人の敬いによって威を増す」の言葉どおり、信じる人がたくさんいれば神さまも威光を増し、「人は神の徳によりて運を添う」から願いも叶いやすくなるんでしょうね。
また、この式目の中で箱根神社、伊豆山神社は願いを捧げる第1の神様と書かれています。

実際に見て聞いて感じる、神さまの力

大きな杉の木の影からひょっこり昔の人が出てきそうな、見上げた鳥居の先に神話の世界が広がっているような
―そんな想像をめぐらしてしまう、今回の神社。“お守りを受けたりとかそういうこともいいけど、あの場所に実際行くことが大事”と、昔からある信仰に敬意を抱きつつ、Gomaの3人も大いにパワーをもらったそうです。また神さまと人にも“神社全体の雰囲気など、好みや相性がある”みたい。確かに箱根神社は、永く武家の崇敬を集めていただけあって、背筋をしゃんとしたくなる厳かな雰囲気が漂っていました。
あなたも自分だけのお気に入りの神社やパワースポットを見つけに、旅に出てみてはいかがでしょう。

参拝マナー

参拝マナー
神社は、神さまが住んでいる場所。参拝にはルールやマナーがあります。少し背筋をただし、礼儀をもって接しましょう。

  • 身を清める 
    →シャワーを浴びるなどして身体の埃を洗い流し、身も心もすっきりした状態でお参りに出かけましょう。
  • 鳥居、参道での作法
    →鳥居をくぐる前に服装の乱れを整え、深いお辞儀を1回。参道では端を歩きます。※帰るときにも一礼をします。
    手水の作法
  • →御手水舎の前で軽く一礼します。
    →柄杓で左手に水をかけます。
    →柄杓で右手に水をかけます。
    →左手に水を貯め、口に含んですすぎます。水を出すときは手で隠してください。
    →柄杓で口をつけた左手に水をかけます。
    →自分の持った柄杓の柄に残った水をかけます。
    →柄杓を元の位置に戻し、軽く一礼します。
    参拝の作法
  • →お賽銭をやさしく賽銭箱に入れます。
    →深いお辞儀を2回行います。
    →拍手を2回打ちます。
    →心の中で感謝の気持ちを伝えます。
    →深いお辞儀を1回行います。
    まずは神様に日々の感謝をすることを忘れずに。お願いは、その次に。
  • お礼参り
  • 願いが叶ったら神社にお礼とご報告をします。お守りやお札をいただいている場合、祈願が成就した際に納めます。神社によってはご祈祷をしてくれるところもあります。
    ※それぞれの神社や地方、男女により、多少やり方が異なる場合があります。

  • 恋する神社 vol.1 関東編
  • 伊豆山神社
  • 箱根神社
  • 東京大神宮
  • 川越氷川神社

恋を叶える神社をじっくり堪能したのは

Goma [ 料理創作ユニット ]
「食」をテーマに、日常の楽しいこと、うれしいことをさまざまな形で表現、製造する料理創作ユニット。98年にアラキミカ(M)、遠藤順子(J)、中村亮子(R)の3人で結成、食べものだけでなくお皿やトレー、雑貨、メニューなど、食べものまわりの素敵な空間をプロデュースしています。現在では料理をはじめ、雑貨の単行本、雑誌、web上での作品発表、商品アドバイザー、商品デザイン、ものづくりワークショップの開催など、多岐に渡った活動を展開。この4月に〈atelier Goma〉で行われた大人数の展覧会『初恋展』の作品集、『初恋BOOK』(mille books刊/\800(税込)/1,000部限定シリアルナンバー入り)も発売中。

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