奈良時代、菩薩様の厳しい修行を目にし感銘を受けた実忠和尚は、東大寺の丘に建てた二月堂にて僧侶を集め、厳しい修行を始めたのが修二会の始まり。今もなお受け継がれる修二会の、光と闇が創り出す幻想的な世界を紹介いたします
千載変わらず続く不退の行法、修二会とは、二月に修める法会を意味し、正式には「十一面悔過」と いいます。私たちが日常犯す様々な過ちを、十一面観音菩薩の前で懺悔し、清浄な心身を得ることで災難を防ぎ、人々の幸福を祈り、春を招くという行法なのです
修二会には「別火(べっか)」と呼ばれる前行の期間があります。 別火とは、本行へ向けての準備の項。 二月二十日から二十五日までの「試別火(ころべっか)」、以降二月末日までの「総別火(そうべっか)」と区別し、十一人の「練行衆(れんぎょうしゅう)」と呼ばれる僧侶が、半月に及ぶ本行に先立ち、供え物や身に付ける物の準備から、本行へ向けての精進を期するのです |
||
練行衆は「別火坊(べっかぼう)」と称す坊に篭り、行法中の寝起きを共にします。試別火では、本行での声明、お経の稽古、仏前を飾る椿の造花作り、沢山の灯明の灯心作り、練行衆が着る紙衣の準備、二月堂内で履く「差縣(さしかけ)」の修理など、昔ながらの方法で人々の手によって準備が施されます。 総別火の期間になると、練行衆の出で立ちも紙衣になり、糊たき、法螺貝の稽古など、本行へ向かう緊張感が高まる中、より厳しい制約の中で修行が進められるのです |
東大寺歴代の功労者の名に節をつけて読み上げ、菩提を弔う行法
二月堂内陣を足袋はだしで駆け巡り、礼堂に走り出て床に体を叩きつけ「五体投地」を行い、国家万民の幸福を祈ります
鈴、錫杖、法螺貝の音に合わせ、火天役と水天役の練行衆が踊るように松明を打ち振り引き回す、まさに火と水の行法
遠敷明神が献じたとされる閼伽水が湧く「若狭井」からお香水を汲む行事。十二日深夜、密やかに厳かに行われます
火の粉を浴びると「無病息災」と喜ばれるお松明。十二日に上がる大きな籠松明の迫力は圧巻です
お松明の竹は京田辺市の普賢寺から人々の手で渡り送り届けられます
燈明の油を用意する行。
東大寺桝という特別な桝で、童子立ち会いのもと、計量を行います
各地の講社から寄進された素材で一本ずつ童子が手で作ります
多くの祖先が残してくれた有形・無形のものを現在に表現していきたい。1256回目のお水取り、彼らと寝食を共にしながら今後も撮影を続けていきたいと思います
|
|
|
|
奈良公園の玄関口。露天風呂のある和風の宿 |
奈良駅前に誕生した格調高い最新のホテル |
明治42年創業以来90年の歴史と伝統を誇るホテル |
猿沢池畔にある駅近くの宿。奈良公園からすぐの立地 |
自然に囲まれた総合スポーツリゾート。天然温泉も完備 |
猿沢池の南畔、池越しに五重の塔を眺められる好立地の宿 |
猿沢池東畔に昨年3月リニュアルオープンしました! |
猿沢池近くに位置し興福寺や奈良公園など古都散策に便利 |
古都奈良を一望、自慢の眺望をお楽しみ下さい |
天然温泉と大駐車場が有りお食事は夜12時迄OK! |
広々とした大浴場で冷えた体を温めてください |
古都の伝統とモダニティーが調和した『くつろぎの宿』 |
東大寺まで徒歩5分、迫力の修二会を存分に楽しめます! |
奈良の中心三条通に位置、観光・ビジネスに便利 |