DAY1
- コウノトリ但馬空港は、兵庫県北部・豊岡市街地から南西約4kmの高原に位置しています。空港の北側には城崎温泉、南東には皿そばで有名な城下町・出石町があります。また西側に広がる山岳の麓には、神鍋高原を中心として多くのスキー場も。魅力的な見どころへのアクセスが良好!気軽に、そして便利に利用してみたい空港です。
- 【東京から】
- 羽田空港から伊丹空港へ約1時間
伊丹空港からコウノトリ但馬空港へ 約40分 - 【福岡から】
- 福岡空港から伊丹空港へ約1時間
伊丹空港からコウノトリ但馬空港へ 約40分
- プロペラ機に乗れる!
- 但馬エリアへの玄関口・コウノトリ但馬空港へは、大阪伊丹空港より1日2便のアクセスが有。所要時間は約40分。ちょっとバスにでも乗り込んだような気分で、あっという間に到着。プロペラ機でのフライトはどこか新鮮な気分です。
- かわいい!たじまる
- 到着口でお出迎えしてくれたのが、コウノトリ但馬空港のキャラクター「たじまる」。コロコロと愛らしいその姿に、思いっきり癒されます。
↓ 車で約50分 ↓
- 風情たっぷりの辰鼓楼!
- 明治4年に、出石城旧三の丸大手門脇の櫓台に建設された辰鼓楼。当時は一時間ごとに太鼓で時を告げていたとか。明治14 年に池口忠恕氏により大時計を寄贈されてからは、時計台として親しまれています。現在のものは三代目。出石城を背景にそびえるその姿は、小京都らしい情緒と凛々しさにあふれています。
- レトロでかわいい町並み!
- 但馬の小京都、というだけあって、街をあるいていてもどこも絵になります。単に観光地化しているだけでなく、実際に人々が暮らしている中に昔ながらの風情が残っているのが、出石の魅力。
- 足下にも発見があり!
- 散策中に見つけたのがこの消火栓。とってもフォトジェニックで、思わず1枚パチリ。この柄以外にも、様々な種類があって、それらを探しながら歩くのも、とても楽しい。
- 味わい深い酒蔵が稼働中!
- この、懐かしい味わいたっぷりの建物は、出石酒造有限会社の酒蔵。江戸中期からのものが残るという。地元で愛される銘酒・楽々鶴(ささづる)もこちらで販売されているので是非チェックを。
- 鐘つきもできる!
- 出石には、沢庵和尚ゆかりの寺、宗鏡寺もあり。和尚が造ったという庭園が見学できるほか、一願成就が叶うという「願いの鐘」をつくこともできます。
- 出石名物「皿そば」が美味!
- 出石焼の小皿に盛られた独特のスタイルで供される「皿そば」。出石の町には皿そばが食べられるお店が約40店舗ほども。ここ「登城」は、出石で修行を積んだ若き主人が約1年半前にオープンさせたばかりの店。石臼で挽いた、自家製粉のこだわりのそばをいただけます。まずは藻塩で、次につゆで、薬味を加えて…と、少しずつアレンジを変えて楽しむのがおすすめ。辰鼓楼を見渡せるテラス席もあり、旅のムードがグッと高まります。
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DATA
出石皿そば登城
住所:兵庫県豊岡市出石町八木13
TEL:0796-52-5567
営業時間:10:00~17:00(月・水 ~ 金) 10:00~18:00(土・日・祝)
- 但馬の竹細工と出会える!
- 豊岡市を中心に伝わる伝統工芸・豊岡杞柳細工。そんな歴史を今に伝える工房が、出石の町中にある「たくみ工芸」。ひとつひとつ手作業で、行李鞄や柳かごバッグなどが造られています。とくに人気なのが、通称「ナルちゃんバッグ」とも呼ばれるバスケット。軽量ながら、緻密な編み目でしっかりと造られているから、夏のおでかけにピッタりです。
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DATA
たくみ工芸
住所:兵庫県豊岡市出石町魚屋99
TEL:0796-52-3280
- 現役稼動中!近畿最古の芝居小屋
- 出石の名物として見逃せないのが「永楽館」。数百年前からの近畿最古の芝居小屋を見学することができます。奈落の下や、古くから残る看板を眺めるのもまた楽しいもの。現在も、年に一回の歌舞伎をはじめとして、寄席などの公演舞台として現役稼働中です。
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DATA
出石永楽館
住所:兵庫県豊岡市出石町柳17-2
TEL:0796-52-5300
入館料:大人300円(団体240円)、学生200円(団体160円)、中・小学生以下無料
↓ 車で約50分 ↓
- ただただ絶景!竹田城
- 「天空の城」「日本のマチュピチュ」とも呼ばれ、近年その人気が急上昇中なのが、竹田城。写真などでよく知られる、雲海に包まれた姿は、晩秋の晴れた早朝、朝霧が発生したときにみられるもの。もちろん、シーズン以外の竹田城も見どころたっぷり!山上の石垣から麓を見下ろせば、さわやかな風が吹き抜けていき、気分は最高!
- 戦国の昔を伝える石垣!
- 竹田城の魅力のひとつが、この石垣。険しい山の頂上にあるにも関わらず、戦国時代末期に整備されたという石垣が、ほぼ当時のままで残っているとか。この山上にどうやって石を運び込んだのか…と、昔に思いを馳せるのも、また楽しいもの。
- 緑の中で、ハイキング気分も楽しめる!
- 山上にある竹田城へは、拠点施設「山城の郷」からのアクセスが便利。約40分ほどの徒歩ながら、道路はしっかりと整備されているので安心です。爽やかな風と鳥のさえずりを楽しみながら、ハイキング感覚で進みましょう。
↓ 車で約70分 ↓
- 大迫力の自然美!玄武洞公園
- 160万年前に起こった火山活動で流れ出した溶岩が冷え固まる時作り出された、規則正しい割れ目が見られる洞です。「玄武洞公園」は、代表格の玄武洞のほか、青龍洞、白虎洞、北朱雀洞、南朱雀洞の5つの洞から形成されています。無数の六角形の玄武岩が積み上げられたように見えるその姿は、大迫力!圧倒的な自然のパワーを感じます。
- かくれ恋パワスポも!
- 横に伸びた節理の断面が、まるで石垣のように見えるのが白虎洞。この中にはハート型もあり、恋のパワースポットとしてひそかに注目だとか。
- 昇り龍で開運できそう!
- 柱状節理の絶壁を持つのが青龍洞。最も長い節理は15メートルもあり、圧巻の迫力です。洞の下にある池に映る節理が「龍が昇る姿に似ている」ということから、青龍洞と呼ばれるようになったとか。なんだか運まで上がりそう!
↓ 車で約10分 ↓
- 風情たっぷり!美しい温泉街!
- 古きよき温泉街の雰囲気を残しながらも、新しい驚きに満ちているのが、ここ城崎温泉。町の中心を流れるのは大谿川。その周りには、宿や外湯、土産店などの温かみある建物が軒を連ねます。どこを切り取っても絵になる、フォトジェニックな場所です。
- 気軽に飲泉ができる!
- 町あるきをしていると、そこかしこで出合うのが、飲泉場。さっそくいただいてみると、ほのかな塩味と優しいまろみがあり、どこかスープのような雰囲気も。旅の疲れもゆるゆるとほどけるような気がします。
- カラコロと響く下駄の音!
- 城崎温泉を歩いていると、浴衣に下駄を合わせた人々が行き交い、カラコロとした音が響き渡っています。懐かしさを感じさせるその音は、癒し効果抜群。城崎温泉駅前には、こんな下駄の奉納板もありました。
- 色浴衣で外湯巡りもできる!
- 浴衣姿で外湯めぐりが楽しめる城崎温泉。宿の浴衣を着るのもいいですが、場所によっては様々な色浴衣を貸し出してくれるところも。目移りしつつも選んで、町へ繰り出しましょう。
- 「子授けの湯」
柳湯 - 中国の名勝・西湖から移植した柳の木の下から湧き出た湯、という由来を持つのがここ。ヒノキがふんだんに使われた浴槽は心地よい香り。小ぢんまりとしつつも開放感はバツグン。
- 駅舎温泉
さとの湯 - 城崎らしさに現代性をプラスして誕生した、駅舎近くの「さとの湯」。ハーブの香り漂う浴場は不思議と癒されます。悠々と流れる円山川を眺められる、階上の露天風呂も爽快です。
- 神秘的な洞窟風呂
一の湯 - 江戸時代より「天下一の湯」と推奨された名湯。城崎温泉街の中心にあり、アクセスも便利。大きな岩盤をくりぬいたような洞窟風呂が名物で、神秘的ながら不思議と落ち着く空間です。
- 一生一願の湯
まんだら湯 - 温泉寺の開祖道智上人の祈祷によって湧きだしたといわれる、商売繁盛の温泉。こじんまりとした外湯ながら、裏山を望むヒノキの露天風呂が人気です。
- モダンな地蔵湯
- 城崎温泉駅前の通り正面に見えるのが、この地蔵湯。泉源から地蔵尊が出たという謂れから、この名がついたとか。2階には畳敷きの広い休憩処があり、ゆっくりするにはピッタリ。
- 夜の城崎温泉が幻想的!
- 灯りに照らされた柳が、水面に映る姿は幻想的のひとこと。射的やスマートボールが楽しめる遊技場もあり、夏祭りの夜のような心浮き立つ時間が過ごせます。
- ワクワク!木屋町小路
- 城崎温泉で最近注目を集めているのがここ、木屋町小路。スイーツ店やバー、雑貨店など様々なタイプのお店が集まった複合施設です。城崎を担う若い世代の感性を活かした品物も数多く揃い、歩いているだけでワクワクです。
- 絶品!但馬牛
- 実は、多くの有名ブランド和牛のルーツとなっている但馬牛。地元・但馬エリアでは、思いのほかリーズナブルに楽しめるのが嬉しいところ。ここ「グビガブ」でいただいたのは、但馬牛のビール煮込み(1,730円・ディナー時)。城崎の地ビールで煮込まれた牛肉は、たっぷりと旨みを湛えながら、口のなかでホロホロと溶けていきます。ビールとの相性は言うまでもありません。
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DATA
城崎町家 地ビールレストラン GUBIGABU
TEL.0796-32-4545
住所: 兵庫県豊岡市城崎町湯島646
営業時間 11:30 - 22:00(ラストオーダー21:30)
定休日:木曜日・第3水曜日
- 地ビールを飲み歩きできる!
- 夜の温泉街をそぞろ歩きできるのが、城崎の魅力のひとつ。町のあちこちに生ビールを販売するスタンドがあり、気軽な飲み歩きも楽しめます。地ビール「城崎ビール」は、こだわりの数種類が揃い、飲み比べしたくなる味わい。
- 夏は花火が楽しめる!
- 城崎温泉の夏の風物詩が、「夢花火」。期間中の平日、毎日打ち上げられます。湯上りの浴衣姿で、空と川面に映る花火を楽しめば、夏らしい風情が高まること請け合い。2016年は7月23日~8月24日まで。