2020年11月11日に発表された「SAUNACHELIN(サウナシュラン)」。サウナを知り尽くした「プロサウナー」たちの厳正な審査によって、今行くべき全国のサウナ施設がランキング形式で11施設紹介されています。サウナ活動(通称・サ活)ブームが巻き起こっている中、果たして1位に輝いたサウナは?
プロサウナーが選ぶ「サウナシュラン」とは?
サウナー専用のブランド・TTNEが主催する「SAUNACHELIN(サウナシュラン)」には、同社のサウナ啓蒙活動に賛同する様々な業界のプロサウナーが集結。全国のサウナ施設を対象に、料金設定・清潔性・エンターテインメント性・革新性などの観点から審査がおこなわれます。
2018年を皮切りにランキングは毎年発表され、同時に「Saunner of the Year(サウナー オブ ザ イヤー)」も表彰。こちらはサウナで汗を流すだけでなく、サウナのために汗をかき、サウナ啓蒙活動に貢献した11名が対象に。ちなみに2019年の表彰者には、全国の名サウナを紹介したドラマ「サ道」の製作委員会も選出されました。
2年連続トップは「御船山楽園ホテル らかんの湯」
御船山楽園ホテル らかんの湯
「SAUNACHELIN 2020」で2年連続トップの座に輝いたのは、佐賀県武雄市の「御船山楽園ホテル らかんの湯」。同施設では2020年に女性用大浴場の全面リニューアルを行い、自然の光を利用した美しいデザインのサウナが誕生しています。
また武雄温泉の温泉水を冷却した水風呂や外気浴スペース・喫茶室も新設され、審査では「国内のサウナに新たな風を吹かせた」と高い評価を獲得しました。
4位の熊本県熊本市「湯らっくす」と5位の神奈川県横浜市「スカイスパ YOKOHAMA」は、サウナシュラン開催初年度から堂々の3年連続入賞。サウナシュランではその功績を称えて「殿堂入りサウナ」枠も新たに設け、2施設を初の殿堂入り施設として表彰しました。
東京都墨田区「黄金湯」
また公衆浴場から初めてサウナシュラン入りを果たしたのは、6位の東京都墨田区「黄金湯」。老朽化に伴いおこなわれた大規模な改修により、若年層の集客を促す取り組みの一環でオートロウリュサウナとセルフロウリュサウナを導入。「サウナへの投資が集客へもつながる」という実績を残したことから、サウナを有する各施設にも大きな影響を与えるかもしれません。
ちなみに「Saunner of the Year 2020」では、タレントの藤森慎吾さんが初受賞。テレビやYouTubeなどでサウナの素晴らしさを紹介し、幅広い層に魅力を伝えたことが評価されたようです。サウナシュランやプロサウナーの発信を参考に、あなたもサ活を満喫してみては?
<SAUNACHELIN 2020 ベスト11&特別賞>
1位 御船山楽園ホテル らかんの湯(佐賀)
2位 かるまる池袋(東京)
3位 ウェルビー福岡(福岡)
4位 湯らっくす(熊本)※殿堂入り
5位 スカイスパYOKOHAMA(神奈川)※殿堂入り
6位 黄金湯(東京)
7位 おちあいろう(静岡)
8位 8HOTEL CHIGASAKI(神奈川)
9位 森のスパリゾート 北海道ホテル(北海道)
10位 ume, sauna(奈良)
11位 サウナスイートキャビン(埼玉)
特別賞 カンデオホテルズ