広島「湯来温泉」がダブル受賞!5省庁が後援する「温泉総選挙2021」最終結果を発表

湯来温泉(広島県広島市佐伯区)

観光産業の発展支援をめざし、内閣府と環境省、総務省、経済産業省、観光庁の後援を受けて開催されている「温泉総選挙」。温泉地の活性化につながる取り組みを取り上げ、応援投票と各省庁の選定基準に基づき、4つの省庁賞と8つの特別賞が発表されました。


全国の温泉地の活性化をめざす「温泉総選挙2021」とは

瀬戸内温泉たまの湯(岡山県玉野市)

内閣府と環境省、総務省、経済産業省、観光庁と5省庁の後援を受けて開催されている「温泉総選挙」。官民一体型の地方活性化プロジェクトとして成果をあげており、今年度で6回目の開催となります。

新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、昨年度に引き続きオンラインでの開催となった2022年3月18日の表彰式では、環境大臣賞、地方創生担当大臣賞、総務大臣賞、観光庁長官賞の4つの省庁賞と、おもてなし賞、キャッシュレス賞、テレワーク特別賞、審査員特別賞の特別賞がそれぞれ発表されました。

 

湯来温泉(広島県広島市佐伯区)

全国の温泉地が申請した過去1年間の取り組みについて、広くオンラインでの応援投票を実施。お気に入りの温泉を応援できる国民参加型のプロジェクトとして、官民問わず各分野から注目を集めています。

 

広島「湯来温泉」が省庁賞をダブル受賞!気になる各賞を紹介

湯来温泉(広島県広島市佐伯区)

「温泉総選挙2021」では、広島県広島市佐伯区の「湯来(ゆき)温泉」が、総務大臣賞と観光庁長官賞をダブル受賞。滝を利用したアドベンチャーツーリズムの企画や美しい自然と食の魅力発信など、地域資源を活用したアイデアあふれる取り組みにより、観光促進や地域経済活性に成果を挙げたことが、高く評価されました。

 

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川湯温泉(北海道弟子屈町)

その他、温泉の保護と適性利用の促進に力を注いだ北海道弟子屈町の「川湯温泉」が、環境大臣賞を受賞。兵庫県新温泉町の「湯村温泉・浜坂温泉・七釜温泉」は、湯治型ワーケーションの提案や温泉と運動の連動などの取り組みにより、地域活性や町民の健康促進に成果を挙げていることが認められ、地方創生担当大臣賞を受賞しました。

以下、部門8温泉が受賞した特別賞の結果とそれぞれの取り組みもまとめます。

 

「温泉総選挙2021」特別賞


【審査員特別賞】東温市ふるさと交流館さくらの湯(愛媛県東温市)
・官民一体で地域活性化と地域住民の健康に注力した取り組みを実施

【審査員特別賞】赤村ふるさとセンター源じいの森温泉(福岡県赤村)
・温泉とキャンプ地の連携による「環境にやさしいアウトドア」の提案が世間の注目を集める

【審査員特別賞】木城温泉館 湯らら(宮崎県木城町)
・地域資源である建物を活用したイベント企画により、多くの若者が来訪

【審査員特別賞】瀬戸内温泉たまの湯(岡山県玉野市)
・温泉地を中心に地域の宿泊施設・観光事業をつなげる取り組みで賑わいを創出

【審査員特別賞】菊池温泉(熊本県菊池市)
・観光資源を活用した独自性あるPR活動を継続的に実施。他に類を見ない取り組みを行う

【テレワーク賞特別賞】ワーキングケアプログラムMATSUE(島根県松江市)
・共同利用型オフィスや、セキュリティ認証プログラムの取得などに取り組む

【おもてなし賞】数馬の湯(東京都檜原村)
・自然資源を活用した独自性ある企画を複数実施し、地域一体となって多様な人が楽しめる温泉地づくりに取り組む

【キャッシュレス賞】五頭温泉郷(新潟県阿賀野市)
・地域一体となってキャッシュレス化を推進。国内のみならず海外からの観光客の利便性を見据えた取り組みを実施

 


いずれも創造力あふれる取り組みでその魅力を輝かせている温泉地ばかり。「温泉総選挙」サイトでは、このほかにも個性的な取り組みを行う全国の温泉地が、「うる肌部門」「絶景部門」「スポーツ・レジャー部門」などの部門ごとに紹介されています。

日本ならではの旅のデスティネーションとして常に魅力的な温泉地。次の旅先に悩んだら、「温泉総選挙2021」の結果を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 


温泉総選挙2021

主催
旅して日本プロジェクト
後援
環境省、内閣府、総務省、経済産業省、観光庁(順不同)
詳細
温泉総選挙公式サイト
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