
提供:北日本放送
小さな子供を連れての旅行やドライブに関する悩みはいろいろありますが、小さな子供がいると特に頭を悩ませるのが遊び場所。安全な公園や遊具のある施設などで遊ばせたいですが、とりわけ冬となると屋外は寒くて雨や雪の日が多く、行く場所に困りますよね。
そんな子供を楽しく安全に遊ばせられる屋内施設の選択肢として新しく富山県立山町にできたのが、防災児童館複合施設「アカリエ」。町役場の敷地内に2025年1月にオープンしました。
防災児童館複合施設「アカリエ」

防災児童館複合施設として整備された「アカリエ」は、文字通り、町の防災を担う「防災センター」と「こどもホーム(児童館)」が合体した施設です。
「立山の雲海」をイメージしたネット遊具

開放的な空間が広がる北ロビーと西ロビー。ここは、万が一の際には防災活動のためのスペースとなるんだそう。
上を見上げてみると、大きなネットが張られています。

こちらは「立山の雲海」に見立てた白いネット遊具。2層構造になっていて、ボールが敷き詰められた「ボールプール」もあります。
広々としたネットの上を歩いたり、寝転がったり…立山に広がる雲海で遊んでいるかのような心地のいい空間が広がっています。さすが世界有数の山岳観光ルートを有する立山町らしいデザインです。
山小屋をイメージした木製遊具 中は迷路に!

山小屋をイメージした木製遊具では、すべり台やボルダリングをして楽しめます。
中に入ると…実は迷路になっています。縦に、横に。いかにも立体的で子供たちが好きな構造。全身を使って飽きることなく遊べそうですね。

黒板や音の鳴るクッションなど、ネット遊具が苦手な子供が遊べるスペースもあるほか、乳幼児室、図書コーナー、授乳室、親子トイレなどが完備されています。
年の離れた兄弟姉妹でも施設内で長く遊べそうですね。
アカリエホール(多目的ホール)には巨大なエアー遊具も

アカリエホール(多目的ホール)は、災害時に町の拠点避難所となる「防災センター」として活用されます。可動席を出すと、最大350人のホール仕様になり、コンサートや講演などで使用することができます。
平常時は遊び場として開放され、卓球台やトランポリンを利用して遊ぶことができます。町のマスコットキャラクター「らいじぃ」をモチーフにした巨大なエアー遊具もあり、雨や雪の日でもしっかり体を使って遊ぶことができそうです。

イベント時は利用できないので、詳細はホームページで確認してください。
屋外遊具も充実! 「児童向け」「乳幼児向け」エリアも

屋外広場は2025年春から利用ができるようになります。児童向けと乳幼児向けのエリアがわかれているので、小さい子供でも安心して遊べそう。
児童向けエリアには、立山黒部アルペーンルートのロープウェイや黒部ダムなど、立山町の観光スポットをイメージした大型遊具が設置されています。乳幼児向けエリアには、防災井戸を活用した水遊び場も。
あたたかくなって子供たちが走り回る姿が目に浮かびますね。
立山町防災児童館複合施設 アカリエ
- 住所
- 富山県立山町前沢2385
- 営業時間
- こどもホーム 10:00~17:00
ネット遊具・アカリエホール 9:00~18:00 - 定休日
- 年末年始
- 電話番号
- 076-463-0622
※この記事は、2025年1月24日に北日本放送「nan-nan」で公開された記事を転載したものです。