潮風に吹かれてクルーズ船「マリーンルージュ」でめぐるベイサイド♪横浜湾ティークルーズ

潮風に吹かれてクルーズ船「マリーンルージュ」でめぐるベイサイド♪横浜湾ティークルーズ

提供:ことりっぷ

 

横浜ベイエリアの赤レンガ倉庫や大観覧車を海側から眺めて横浜湾を一周するクルーズ船「マリーンルージュ」。毎日14時30分発のティークルーズはみなとみらいの桟橋から出港し、横浜ベイブリッジをくぐりオイルタンクがひしめく工業地帯を眺める60分の船旅へといざないます。船内でケーキとドリンクをいただいたあとは、オープンデッキで潮風に吹かれながらいつもと違う横浜ベイエリアの風景を楽しんでみませんか。

 

優雅で品のいい全長約53mのクルーズ船

優雅で品のいい全長約53mのクルーズ船 全長約53m、幅約10m、683t、定員330人の白い2階建ての船

横浜湾を優雅にクルーズするマリーンルージュ。クルーズ船らしい品のいい船で、乗船は赤レンガ倉庫に近いピア赤レンガ桟橋から。乗り口では制服を着たスタッフがにこやかな笑顔で迎えてくれますよ。

 

乗り口のピア赤レンガ桟橋

船内に入ると階段を登って2階のダイニングへと進みます。1階にも広いダイニングがあり、どちらも大きな窓から見る横浜の景色はとてもロマンチック。
船の後方にはゆったりとくつろげるサロンスペースがあり、そこを抜けると屋根のないオープンデッキ、外階段を登るとベイエリアを見渡す開放感のある3階の展望デッキに出ます。

 

(右上)船内に入るとすぐに記念撮影用の舵や看板が用意されている(右上)広々としたダイニング(左下)船後方のラウンジ(右下)2階へと上がる階段

 

スイーツをいただきながらめぐるティータイムクルーズ

スイーツをいただきながらめぐるティータイムクルーズ スイーツとドリンク付き「ティークルーズ」(平日3500円 土日祝4000円)※スイーツは季節によって変更あり

マリーンルージュは一日に4回、横浜湾をクルーズする客船で、ランチクルーズ(11:30発)にはじまりトワイライトクルーズ(17:00発)やディナークルーズ(19:30発)など、フレンチをメインに時間帯に合わせた料理を地階の広い厨房でコックが腕をふるいます。今回は14時30分発のティークルーズに乗船しました。ほかの時間帯と比べてやや短い60分で横浜ベイブリッジをくぐり横浜湾沿いの京浜工業地帯を効率よく一巡するコースで、ランチクルーズのデザートと同じスイーツが付きます。

 

出港の合図は港に3回響きわたるボーッという汽笛

出港の合図は港に3回響きわたるボーッという汽笛 桟橋から見るみなとみらいの風景

乗船は出港の15分ほど前からでダイニングルームの席についてちょうど落ち着いた頃に、ボーッ、ボーッ、ボーッと重低音の汽笛が3回鳴り響くといよいよ出港です。徐々に見慣れた風景が遠ざかり、右手に見えてくる山下公園や氷川丸など洋上からみる景色はいつもと見る角度が違うだけでも新鮮な風景に映ります。

 

(左上)岸壁から次第に遠ざかっていく(右上)ダイニングの窓からの眺望(左下)洋上から見る山下公園のマリンタワーと氷川丸(右下)気持ちのいい3階の展望デッキ

 

ベイブリッジを真下から見上げる迫力

ベイブリッジを真下から見上げる迫力 船の正面に迫る横浜ベイブリッジ

岸から見ているとゆったり航行するように見える船も、乗って景色を見ていると思ったよりもスピードは速く感じます。スイーツをいただいたらぜひ展望デッキに出て潮風を感じてみましょう。

山下公園の氷川丸が見えなくなる頃にはぐんぐんとスピードを上げて、目の前に見えてくるのは横浜ベイブリッジ。上層は首都高速道路、下層は国道という二重構造で湾岸の物流には欠かせない横浜港のシンボル的な橋で本牧ふ頭と大黒ふ頭を結びます。

 

潮風を感じながら真下から見上げるのもクルージングならでは

海と青空に映える優雅な橋が目の前に大きく見えはじめるといよいよその下をくぐりはじめます。橋を吊る太いワイヤーや車の行き交う2重構造のしっかりとした橋は想像以上に重厚で迫力もあり、それを真上に見上げるのは貴重な体験。ぜひ実感して。

 

横浜ベイブリッジは1989年に開通した全長860mの斜張橋

 

360度の洋上パノラマに広がる工業地帯

360度の洋上パノラマに広がる工業地帯 本牧ふ頭のガントリークレーン

横浜ベイブリッジを過ぎると今度は右手の本牧ふ頭に通称“赤いキリン”と呼ばれるガントリークレーンが見えてきます。異国の港から運ばれてくる貨物を船から陸へ、陸から船へと積み下ろしているのだそう。

 

(左上)建ち並ぶコンビナート(右上)車を運ぶ大型の運搬船(左下)船に運び込まれる車両(右下)東京電力横浜火力発電所

このあたりから船は左方向へと舵を切り、鶴見つばさ橋方面へと向かいます。左手の大黒ふ頭には輸出される車が船積みの順番を待ち、右手には製鉄所やコンビナート、東京電力横浜火力発電所も建ち並ぶ陸からはなかなか見ることのない工業地帯の湾岸沿いを通り抜けてきます。

 

大きな鳥を連想させる鶴見つばさ橋は扇島と大黒ふ頭を結ぶ

 

ロマンチックな曲で迎える船旅の終わり

ロマンチックな曲で迎える船旅の終わり 通称“赤灯台”と呼ばれる横浜北水堤灯台は明治時代から稼働している歴史のある灯台

工業地帯を過ぎ前方に赤い灯台が見えてくるとそろそろクルージングの終わりです。楽しい船旅も景色を見ていると60分はあっという間。帰途につく頃には歌詞の中にマリーンルージュが登場するサザンオールスターズの「LOVE AFFWIR~秘密のデート」が流れ、船全体がロマンチックな雰囲気に包まれます。

 

湾を一周して後ろに望む横浜ベイブリッジ

気がつけば出港した時にくぐったベイブリッジが左手に見え、間もなくすると赤レンガ倉庫のあるみなとみらいの風景が見えてくるとクルージングは終了です。60分なのに陸地を見ると不思議と懐かしさも感じますよ。

 

時間帯によって楽しみ方もいろいろな横浜湾クルージング

時間帯によって楽しみ方もいろいろな横浜湾クルージング 懐かしいバニラ味のおやつ「マリーンルージュ船形クリームロール」(1000円/25個入)「アリアケハーバー×マリーンルージュ」(900円/5個入り)

楽しい船旅の思い出にオリジナルのハンカチやマグカップのほか、船のパッケージがかわいい「マリーンルージュ船形クリームロール」や横浜銘菓「ありあけハーバー」とコラボしたお菓子もあるのでスタッフに声をかけてくくださいね。

今回はティータイムのクルージングをご紹介しました。夕暮れに染まるトワイライトやベイサイドの夜景が美しいディナークルーズもまた違った趣があっておすすめです。洋上から見る横浜ベイサイドを思いっきり満喫してはいかがでしょうか。

 

夜景の美しいディナークルーズ

 

 

文:高橋茉弓

 

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