ここは外国…?沖縄…?いえいえ、本州と角島を結ぶ橋として2000年に開通した山口の景勝地「角島大橋」です。コバルトブルーの海上を爽快にドライブできるとあって、年々知名度上昇中。日中の景色も最高ですが、夕・夜景も見もの!この角島大橋を望む全室オーシャンビューのホテルもあるので、ぜひ宿泊とともにお楽しみあれ。
【所在地】下関市豊北町大字神田~角島
「稲荷」神社は全国に多数あるけれど、「稲成」神社はなんと2社のみ!その内の1社が、ここ長門にあります。123基の朱の鳥居と、海の青のコントラストが圧巻。白狐を祀ったこちらの神社ではご利益も多岐にわたります。お賽銭箱はなんと鳥居の上に!?見事、賽銭を投げあげると願いが叶うと言われています。
【所在地】長門市油谷津黄
ジオパークとは、ジオ(地球)に関わる貴重な自然遺産を含む自然公園のこと。山口には自然の驚異を目の当たりにできるスポットがいっぱい!写真は「カルスト台地」と呼ばれる石灰岩からなる台地。ここは約3億5千年前サンゴ礁であったと言われ、石灰岩の中にはサンゴ・ウミユリなどの化石が見られます。他にも「秋芳洞」をはじめとした鍾乳洞、美しい水をたたえる「別府弁天池」なども。
【所在地】美祢市秋芳町秋吉
年々パワーアップをとげ、今年3月には“中南米の水辺ゾーン”、“アフリカの丘陵・マダガスカルゾーン”、“山口宇部の自然ゾーン”と3つのゾーンが加わった「ときわ動物園」。世界各国の珍しい猿をはじめとした動物たちを、動物本来の行動が発揮できる“生息環境展示”という形で観賞できます。いきいきと暮らす動物たちに、ぜひ会いに来て!
【所在地】宇部市則貞
応永の乱で命を落とした大内義弘の菩提を弔うため、弟の盛見が建立を計画した五重塔。最も美しい塔のひとつといわれ、国宝や日本三名塔にも数えられています。日没から22時までの幻想的なライトアップは必見。また四季折々に変化する景観にはぜひ注目を。春は桜・梅・ツツジ、夏は青々と茂る木々、秋は紅葉、冬は雪化粧と、様々な表情で楽しませてくれます。
【所在地】山口市香山町
約400年前から架橋されはじめましたが、大規模な天災の度に流失。その時代の藩主ごとに改良や研究を重ね、幾度の復活をとげてきた「錦帯橋」。最後の架け替えが完成したのはなんと平成になってから!それほど架橋には困難な場所である事がうかがい知れます。近年、参勤交代さながらの錦帯橋まつり、桜まつり、夏の花火大会など、風情のある催しも。要チェック!
【所在地】岩国市岩国
萩城下町(はぎじょうかまち)
萩の城下町は、江戸時代の古地図が今も使えるほど、当時の町割りが保存されています。町割りだけでなく、豪商や武士の屋敷も当時のまま。高杉晋作や木戸孝允ゆかりの地なども現存しています。
只今「明治維新150年記念 ガイドと巡る歴史ウォーク」を実施中。萩の歴史をより深く知るチャンス!
松下村塾(しょうかそんじゅく)
玉木文之進が開塾し、後に吉田松陰が主催となった私塾。松陰は身分や階級にとらわれず塾生を受け入れ、儒学・兵学・史学など、様々な学問を教授したと言われています。伊藤博文など幕末維新期に活躍し、日本の近代化、工業化の過程で重要な役割を担った数多くの逸材もこの私塾に学び、明治維新を成し遂げる原動力となりました。
萩反射炉(はぎはんしゃろ)
ペリー来航時、欧米列強の脅威に危機感を感じた日本は大騒ぎ。萩藩は諸外国に対抗するための海防強化の一環として鉄製大砲の製造に着手します。
その遺産のひとつが「萩反射炉」。佐賀藩にあった反射炉をスケッチし萩に持ち帰り、金属溶解の試作炉として作られたと言われています。
恵美須ヶ鼻造船所跡
(えびすがはなぞうせんじょあと)
萩藩は、幕府の要請などにより、洋式軍艦の建造を試みました。安政3年には恵美須ヶ鼻造船所を設置し、藩最初の洋式木造帆船「丙辰丸」を建造。その後も「庚申丸」を建造し下関戦争でアメリカ海軍と交戦するなど活躍しました。それらの軍艦の造船所・進水場として作られた造船所跡が現在も当時のまま残っています。
大板山たたら製鉄遺跡
(おおいたやまたたらせいてついせき)
両側に足ふみ“ふいご”のついた炉、排水路、鉄池など日本の伝統的な製鉄方法である「たたら製鉄」に関する遺構が保存されています。ここで作られた鉄は、幕末に萩藩が建造した洋式戦艦「丙辰丸」にも使用され、海防強化、軍事力強化に貢献した貴重な遺跡となっています。
【下関市】
功山寺
高杉晋作が挙兵した寺として知られる他、幾人かの歴史的人物の人生に大きく関わった功山寺。幾度かの動乱を見守りながら、今日も美しい佇まいで参拝者を受け入れています。境内には馬上姿の晋作の銅像も!
春は桜、秋は紅葉・萩の花の名所に。千手観音、韋駄天立像、二十八部衆立像なども安置されています。
【宇部市】
宗隣寺
777年に建立されたといわれる寺で観音信仰の聖地。本堂の北側には、約650年前の南北朝時代に築庭されたと言われる山口県最古の庭園が。この庭園は須弥山式禅宗庭園とよばれ、禅の真髄を説いているといわれています。
庭園を眺めていると、実にゆったりとした気分に。
【萩市・山口市・防府市】
萩往還
慶長9年(1604年)、毛利氏が萩城を築城した後、江戸への参勤交代の道として開かれ「御成道(おなりみち)」と呼ばれていました。山陰と山陽を結ぶ「陰陽連絡道」として、幕末期の志士達も往来し、歴史上重要な役割を果たしました。
山間部には当時の情景を偲ばせる石畳が。街道筋には史跡も点在しています。
【山口市】
香山公園
13代藩主・毛利敬親や家来が討幕の密議をこらした「茶室露山堂」、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允らが薩長同盟の密議を行ったと言われる「枕流亭」、敬親夫妻や毛利家歴代の墓がある「香山墓所」などがある香山公園。
春には約170本ものソメイヨシノが咲き乱れ、瑠璃光寺五重塔と桜のコラボレーションが見事です。
【防府市】
旧毛利家本邸
毛利氏によって大正5年(1916年)に建てられた邸宅で、総ヒノキ造りという壮大な建築!庭園も素晴らしく、四季折々の景観が来場者を楽しませてくれます。
現在は毛利博物館として、毛利元就ゆかりの品をはじめ、国宝や重要文化財を含む約2万点の宝物を所蔵・展示しています。
やまぐちの旅をもっと便利に、より楽しく、さらにお得に!
スマートフォンから「やまぐち観光ナビ」のアプリを登録すれば、幕末期に活躍した長州の偉人たちが各スポットをナビゲート。また維新の志士たちが登場するスタンプラリー機能やお楽しみコンテンツをご用意しています。
詳しくはQRコードからチェック!
幕末維新やまぐちデスティネーション
平成29年度、幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン開催決定!
9月1日(金)~12月31日(日)の期間で開催予定。
乞うご期待ください!
乗ってみませんか? SL「やまぐち」号 西の京「山口」から、山陰の小京都「津和野」まで、SL「やまぐち」号で約2時間の旅が楽しめます。SL内は明治・大正・昭和と各時代が表現され、レトロ感いっぱい!沿線イベントも多数開催。憧れの蒸気機関車へこの機会にぜひ乗車してみては?
車でお越しの場合
新大阪駅⇔新山口駅 山陽自動車道経由で約5時間35分
広島駅⇔新山口駅 山陽自動車道経由で約1時間43分
博多駅⇔新山口駅 九州自動車道・中国自動車道経由で約1時間59分
新幹線でお越しの場合
東京駅⇔新山口駅 約4時間22分
名古屋駅⇔新山口駅 約2時間44分
新大阪駅⇔新山口駅 約1時間52分
広島駅⇔新山口駅 約31分
博多駅⇔新山口駅 約35分
熊本駅⇔新山口駅 約1時間13分
鹿児島中央駅⇔新山口駅 約2時間3分
飛行機でお越しの場合
羽田空港⇔山口宇部空港 約1時間30分
羽田空港⇔萩・石見空港 約1時間30分
羽田空港⇔岩国錦帯橋空港 約1時間35分
那覇空港⇔岩国錦帯橋空港 約2時間