清流「錦川」に架かる錦帯橋(きんたいきょう)は、1673年に岩国藩主の吉川広嘉が創建しました。
世界的にも珍しい5連のアーチを描く木造橋で、何度も架け替えを繰り返しながら、創建当時とほぼ変わらない雄姿を見ることができます。
錦帯橋のアーチ部分で一番高い場所は、水面から約13m。川からの涼しい風がとても気持ちがよく、橋の上からの眺めは最高です。
岩国市観光大使を務めている、岩国れんこんPRキャラクターの「はぁすちゃん」も、とっても楽しそうでしょ?
また、橋からは川底が見え、気持ちよさそうに泳ぐ魚の様子を見ることができます。
橋の上からの景色は、きっと江戸時代の創建当時の吉川公も眺めた風景と重なるのではないでしょうか。
錦帯橋の楽しみは、渡るだけではありません!「橋の裏側」を眺めるのも、楽しみの一つです。
河原から錦帯橋を見上げると、たくさんの木が組み合わさった美しい「組み木」技法を見ることができます。
この美しいアーチは、橋梁工学に照らし合わせても「非の打ち所がない」と言われており、その技術の高さは世界から高い評価を受けています。
また、橋脚が川の流れに対して船の穂先のようにとがっているのも、川の水の勢いを和らげるための先人の知恵です。
パソコンも無い江戸時代にこんな橋が架かっていたと思うと、当時の技術の高さに驚かされますね。
○住所:山口県岩国市岩国1丁目
○入橋料(往復料金):中学生以上(300円) 小学生(150円) 幼児(無料)
○時間:24時間入橋可能(料金所が閉まっている時は、料金箱へ入橋料をお入れください。)
○問合せ先:岩国市観光振興課
○電話:0827-29-5116(平日8:30~17:15)
横山白蛇観覧所は、吉香公園のすぐそばにあり、国の天然記念物に指定されている「岩国の白蛇」を観覧することができます。
「岩国の白蛇」は、アオダイショウの突然変異で、体の色素が抜けて白くなったもので、全国でも岩国地域にしか生息していない大変珍しい蛇です。
目はルビーのように赤く、体は白く光沢があり、神秘的な姿をしています。
また、江戸時代から岩国市に生息しており、「金運の神様の使い」として大切にされています。
「岩国の白蛇」は、大変温厚な性格で人を襲うことはありません。
観覧所では、ガラス越しに間近で見学することができるので、週末には見学に訪れる子供たちでにぎわいます。
観覧所横には、白蛇の抜殻を使ったお守りなどを販売している売店があり、金運アップを目指す人は、白蛇にあやかってみてはいかがでしょうか。
○住所:山口県岩国市横山2丁目6番
○入園料:100円程度の志納
○開園時間:9:00~17:00
○問合せ先:岩国白蛇保存会
○電話:0827-43-4888
地底王国 美川ムーバレーは、タングステン鉱山の跡地が生まれ変わった冒険テーマパークです。
ムー大陸をテーマにした、謎解きアドベンチャーを楽しむことができます。
館内の温度は一年を通して約16度と一定で、夏は涼しく冬は暖かく、年間を通じて多くの家族連れで賑わいます。
また、子供から大人まで夢中楽しめる、「砂金取り」などもあります。
謎解きアトラクションに一度足を踏み込むと、そこはロマンと空想の世界にタイムスリップしたような気持ちになります。
薄暗くカンテラの灯をたよりに道を進むと、石で作られた兵士や壁画の描かれた回廊などが続きます。
様々な色に照らされた坑内は、時に幻想的に、時には美しく様々なものを照らします。好奇心旺盛な子供たちに釣られて、大人まで夢中になって探検すること間違いなし!
また、アトラクションも定期的に趣向を変えており、年々進化をしていますので、何度来ても楽しめます。
○住所:岩国市美川町根笠1564-1
○入場料:高校生以上(1,350円)、4才~中学生(900円)、3才以下(無料)
○問い合わせ先:地底王国 美川ムーバレー
○電話:0827-77-0111