琉球王国は、1429年から1879年までの450年間にわたり存在した王制の国。中国や日本、東南アジアとの盛んな交易により、琉球独自の文化が育まれました。その王国の政治・外交・文化の中心として栄華を誇ったのが、首里城です。時代の荒波に奔走され幾度も廃塵に帰した首里城ですが、1992年（平成4年）沖縄の本土復帰20周年を機に国営公園として復元され、かつての雄姿を取り戻しました。琉球の息吹を今に伝える首里城では、往時を偲ばせる儀式や宴が再現され、皆様を遥かなる琉球王国の時代へと誘います。
※首里城跡は2000年12月［琉球王国のグスク及び関連遺産群］として世界文化遺産に登録されました。
首里城公園では、「中秋の宴」（9月）を皮切りに、11月から来年1月にかけて「首里城祭」など沖縄県内外で注目される大型イベントが次々に開催されます。琉球王国時代を垣間見ることが出来るこの機会に世界遺産「首里城」を探究してみてはいかがでしょうか？
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2014/11/1(土)
冊封使行列：11：40〜11：55 守礼門〜下之御庭
冊封儀式 ：12：10〜13：10 首里城正殿前御庭1404年、中国皇帝の名のもとに琉球国王の即位式「冊封儀式」が初めて執り行われました。およそ600年の時を経て、琉球王国最大の儀式が甦ります。
中国皇帝より派遣された使節団は、那覇の天使館から首里城まで行列を行いました。
儀式の前には、その行列の一部が再現されます。 
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2014/11/2（日）
12：30〜14：30 那覇市国際通り琉球王国の華やかなりし姿が、一大絵巻行列として再現されます。
琉球国王・王妃を始め、中国皇帝使節団「冊封使」に伝統芸能団がつづき、総勢約700名による壮大な琉球の歴史物語が繰り広げられます。
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2014/11/3（月・祝）
12：50〜15：30
首里城正殿前御庭〜守礼門〜龍潭通り「古式行列」は琉球国王の行幸の一つ、正月三日「初行幸」と呼ばれる「三ヶ寺参詣行幸」の行列を再現したものです。
琉球王国時代、国王が国家の安寧と五穀豊穣を祈願するため、首里城下にある三つのお寺を参詣した様子が華やかに再現されます。
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2015/1/1（木・祝）〜1/3（土）
8:00〜17:00
首里城正殿前御庭 他琉球王国時代、元旦に首里城で執り行われた正月儀式が「朝拝御規式」です。国王をはじめ琉球の役人が御庭に整列し、中国風の厳粛で壮大な儀式を執り行いました。新年の幕開けを華やかに彩る、琉球王国のお正月をお楽しみください。
※プログラム「朝拝御規式」、「国王・王妃記念撮影」、「琉球芸能の宴」、「お茶・甘酒の振る舞い」、「万国津梁の鐘撞き」、「旗頭の演舞」
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2015/1/24（土）〜1/25（日）
1回目：12:00〜13:00、2回目：15:00〜16:00
首里城正殿前御庭〜下之御庭〜京の内 百人御物参は、神女が首里城および周辺の聖域（御嶽）を巡拝する祭祀行事です。御嶽では、国王の長寿と子孫繁栄、航海安全、国土の安全、五穀豊穣が祈願されました。男性の空間である「表」の世界と、女性の空間である「内」の世界がつながる、首里城の奥深さをご堪能ください。
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体験学習施設
「鎖之間」色鮮やかな朱がまぶしい正殿や御庭とは一線を画す、落ち着いた雰囲気の施設が城内にあります。目の前に配した琉球庭園を眺めながら、琉球王国時代の伝統菓子とさんぴん茶を味わうことができる、「鎖之間」。華やかなさんぴん茶の香りと甘いお菓子で、ゆっくりとおくつろぎください。 時間 9時30分〜18時00分（ラストオーダー17時30分） 場所 正殿に向かって右手「南殿・番所（なんでん・ばんどころ）」の奥 ※有料区域 料金 お菓子とさんぴん茶のセット310円（お茶菓子や建物に関する簡単な解説つきです）
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首里城公園無料ガイド
（毎日開催）歴史衣装を着た御庭案内ガイドが首里城の歴史と今についてわかりやすく解説いたします。これを聞けば、首里城が10倍楽しめること間違いなし！有料区域のみのご案内です。 時間（1日6回）9:00〜、10;30〜、13:00〜、14:00〜、15:00〜、17:00〜 所要時間 約50分 定員 15名 集合場所 南殿・番所（なんでん・ばんどころ）入口 （正殿に向かって右手側） ※有料区域内
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黄金御殿・寄満
黄金御殿は、国王や王妃・王母のプライベートゾーンで、2階には居間や寝室がありました。寄満は黄金御殿につながった東西に細長い建物で、国王とその家族の食事を準備した所でした。現在は特別展示室として利用されています。
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首里城スタンプラリー
首里城公園内に設置されているスタンプラリーは、門や建物の魅力にふれながらスタンプを集めることができ子どもにも大人にも大人気。11箇所以上のスタンプを集めるかお急ぎコース・らくらくコース・じっくりコースのいずれかのコースを完成させると記念シールをプレゼント！
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京の内
「下之御庭」南側の石垣の向こう側は「京の内」という城内最大の信仰儀式の場です。首里城発祥の地ともいわれ、琉球独自の信仰の最高位に位置する聞得大君や大アムシラレといった神女たちが、ここで王家繁栄、航海安全、五穀豊穣等を神に祈っていました。
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西のアザナ
城郭の西側に作られた展望台で、ここからは那覇港の様子を望むことが出来ました。首里城内をはじめ、那覇市街地や慶良間諸島が一望できます。
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守礼門
尚清王時代（1527〜1555）に創建。扁額の「守禮之邦」とは、「琉球は礼節を重んずる国である」という意味。
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歓会門
首里城の正門。中国皇帝の使者“冊封使”など、訪れる人への歓迎の意を込めて名前がつけられました。別名「あまへ御門」。
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奉神門
「御庭」へ続く最後の門。３つの入り口があり、中央の門は国王や身分の高い人だけが通れる門でした。別名「君誇御門」。
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龍潭
冊封使の進言によって、1427年に造成された人工池。
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ミュージアムショップ
球陽有料区域内「北殿」にあるミュージアムショップ「球陽」。沖縄独特の伝統工芸品や代表的なお土産、首里城公園のオリジナルグッズが並び、首里城を見学してきた余韻を手に取って楽しむことが出来ます。
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レストラン
首里杜首里杜館1階にあるレストラン「首里杜」。琉球料理を中心としたオリジナルメニューが楽しめる。沖縄のソウルフード、沖縄そばとタコライスのセットや、黒糖、紅いも菓子のデザート、トロピカルドリンクなども人気です。
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カフェ龍樋
那覇市街を一望しながらコーヒー、アイスクリームなどが気軽にお楽しみいただけます。
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ショップ紅型
ショップ紅型B1沖縄独特の伝統工芸品、代表的な土産品及び首里城公園のオリジナル商品がお買い求めいただける「ショップ紅型」、また地下1階に沖縄限定菓子等を販売する「ショップ紅型B1」があります。
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首里城と久米村
【南殿二階特別展示室】9月12日（金）〜12月4日（木）
※共同開催：沖縄県立博物館・美術館
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総合展示
【南殿二階特別展示室】2014年12月5日（金）〜2015年4月9日（木）
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御後絵
復元された尚育王肖像画
（彩色模造）【黄金御殿特別展示室】
2014年9月19日（金）〜2015年4月23日（木）
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琉球王国の美 〜祭祀道具〜
【黄金御殿特別展示室】
2014年9月19日（金）〜2015年1月15日（木）
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琉球の花模様〜工芸を彩った花々〜
【黄金御殿特別展示室】
2015年1月17日（土）〜4月23日（木）
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御開門式
【通年イベント】御開門式は、首里城公園奉神門の開門を告げる朝の儀式です。銅鑼の合図と「御開門」の発声で開門し、みなさまを首里城正殿前御庭へと誘います。 開門後約15分は、御庭に琉球古典音楽や御座楽（BGM）が流れます。朝だけの特別なひと時をお楽しみください。 日時：毎朝8時25分〜8時45分
場所：首里城公園奉神門前（無料区域）
※荒天時は中止になる場合があります。
※休館日（7月の第一水曜日とその翌日）は実施しません。
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舞への誘い
【通年イベント】琉球王国時代に首里城で育まれた琉球舞踊。華やかな衣装と合わせてお楽しみください。 日時：毎週水・金・土・日・祝日
1回目：11時00分〜 2回目：14時00分〜
3回目：16時00分〜 各回30分程度
場所：首里城公園 系図座・用物座（無料区域）
※荒天時は中止になる場合があります。
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琉球楽器三線体験会
【通年イベント】琉球の伝統楽器である三線を、気軽に楽しく体験できます。 日時：毎週土曜日
1回目：11時30分〜 2回目：14時30分〜
各回30分程度
場所：首里城公園 系図座・用物座（無料区域）
※先着5名様／予約不可
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【世界遺産】玉陵
1501年に造られ、当時の首里城正殿をモデルに作られており、現存する沖縄最古の破風墓（家型）と言われています。
屋根に3体の魔除けの獅子像が守護神として鎮座しています。
エジプトのピラミッド：スフィンクスに相通じるものがあり一度は訪れたいスポットです。
■問合先
玉陵管理事務所
TEL 098-885-2861
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【世界遺産】識名園
琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や中国皇帝の使者である冊封使(さっぽうし)の接待などに利用されました。
赤瓦屋根の御殿に、庭園が広がります。
池の周りを回遊しながら四季折々の風景を楽しむことが出来ます。
■問合先
識名園管理事務所
TEL 098-855-5936
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金城町石畳道
1522年頃整備され、道幅は約4ｍで全長は約300ｍ、敷石には小叩き上げという方法で表面が整えられた、20〜30 センチの琉球石灰岩がモザイクのように敷きつめられています。急勾配のところは階段にしたり、滑りやすい石の表面には刻みをつけるなど、歩きやすいように工夫されていますが、雨の日や雨降り後の濡れた路面は大変滑りやすいので注意が必要です。
- ◆ 路線バス
- 市内線（1、14、17）番、市外線（46）番に乗車し、首里城公園入口バス停にて下車、徒歩約5分で守礼門に到着。
首里城下町線（7,8）番、ゆいゆい号に乗車し、首里城前にて下車、徒歩1分で守礼門前に到着。
市内線（9,13）番、市外線（25,97）番に乗車し、山川バス停にて下車、徒歩約15分で守礼門に到着。 - ◆ 観光バス・乗用車・タクシー
- バス・乗用車・タクシーは、首里杜館（首里城公園レストセンター）地下駐車場にゆとりがある場合、係員の誘導により駐車することができます。
- ◆ モノレール（ゆいレール）
- 首里駅または儀保駅にて下車。徒歩約15分で守礼門に到着。
