ローカル電車にゴトゴトゆられ
■特急 海幸山幸
2009年に運行開始した、宮崎県南部地域を結ぶ名物観光列車。海岸線を入っていたと思ったら、緑深い山間へ…海も山も楽しめるリゾート特急です。
宮崎駅から飫肥駅まで約70分。
※「特急海幸山幸」以外にもＪＲ日南線のローカル列車が走っています
海岸線を気ままにドライブ
■宮崎空港でレンタカーを借りる
日南の海岸沿いをドライブするのは最高に気持ちいい！ 宮崎自動車道宮崎インターチェンジから国道220号を経て約60分
＞宮崎空港周辺のレンタカーはこちら
鵜戸神宮の主祭神は、神武天皇の父であるウガヤフキアエズノミコト。日向灘に面した断崖に位置し、階段を下りた岩窟の中に、荘厳な権現造りのご社殿がご鎮座する、日本でも珍しい下り宮のひとつです。お乳岩や霊石亀石など、見逃せないスポットもいっぱい。そんな鵜戸神宮は、縁結びをはじめ、安産や子授け、厄払いにご利益があるとされています。
日南市大字宮浦3232番地 
0987-29-1001
神門の先にある楼門。青い空と海に、鮮やかな朱色が映え、南国らしさ溢れる景観が広がります。楼門上部にある干支が描かれた絵馬も見逃せません。
福注連縄で体をなでて、心身を清めてから玉橋を渡ると、開運招福・身体健全のご神威があるといわれています。
主祭神ウガヤフキアエズノミコトの母である豊玉姫が、御子を思い岩窟の中に置いていったとされる「お乳岩」。その岩からは絶え間なく水が滴り、安産や育児を願う人々の拠り所となっているとか。
地元の小学生が作っている運玉。ところで運玉って！？
ご社殿前にある亀石に向かって、男性は左手、女性は右手で、願いを込めながら運玉を投げます。亀石の穴に運玉が見事入れば、願いが叶うといわれていますよ！
日本三大下り宮としても知られ、石段を下ると岩窟の中にご社殿が！昔は海であった場所にご鎮座される姿は、まるで龍宮のよう。ご社殿の見事な意匠に目を奪われます。
当時、神女として崇められていた内田萬寿姫の進言によって、1658年に鵜戸神宮より勧請された『榎原神社』。神仏混交の歴史が残る榎原神社は、神殿を中心に楼門や鐘楼が残されています。特に鐘楼は、宮崎県では造形的に珍しい袴腰付鐘楼で、江戸時代の遺構として、昭和54年5月に県指定有形文化財建造物の第1号となりました。1798年に建立された摂社「桜井神社」は、多くの奇跡を起こした内田萬寿姫が祀られ、縁結びの神様として広く知られています。
日南市南郷町榎原甲1134-4 0987-68-1028
八幡造り、権現造りの混合で、宮崎県内で唯一の両流造りの本社殿は、1707年に建立されたもの。八ツ棟造りとも呼ばれる特殊な建築様式で、昭和58年に県指定有形文化財建造物となりました。
「榎原神社」は、縁結びや安産、家内安全、学業成就などのご利益があるとされています。
榎原神社の摂社「桜井神社」。神女、内田萬寿姫をお祀りし、縁結びの神様として知られています。ご拝殿にある伊勢海老の彫刻は、近くに鯛取山があることから、「海老で鯛を釣る」にかけたともいわれているとか。
2枚合わせになっている人気の「えんむすび絵馬」。願いを書きスライドさせると、書いた面が見えなくなるので、どんな願いも書けちゃいそう！
自分にあまり都合の良くないおみくじは、その場に結び付け、ご加護をお願いしてみましょう。良い結果が書かれたおみくじは、持ち帰って大事にとっておくと良いみたい！
榎原神社の摂社「桜井神社」の横にある夫婦楠。樹齢600年以上の夫婦楠は、縁結びや夫婦円満にご利益があるとされていますよ。
全国で唯一、海幸彦をお祀りする「潮嶽神社」。海幸彦と山幸彦は、釣り針が元で仲が悪くなってしまったことから、この辺りでは昔から縫い針の貸し借りがタブーとされているとか。神社のすぐ近くにある賢所（かしのっこ）は、海幸彦と山幸彦の争いとのときに、海幸彦が磐船で満潮に乗り、漂着された場所と伝えられています。賢所の下には磐船が沈んでいるといわれているんですよ。
日南市北郷町北河内8901-1 0987-55-3252
鳥居をくぐるときから、もう参拝は始まっています。挨拶の意味を込めて、一礼してから鳥居をくぐりましょう。
手水舎でお清め。まず右手で柄杓に水を汲み、左手にかけ、次は右手にかけます。次に左の手の平に水を受け、口をすすぎます。最後に左手に水をかけ、柄杓を手前に傾けて柄杓の柄を清めたら、元の場所に戻しましょう。
たくさんの木々に囲まれながら、苔むした石段の上にご鎮座されるご拝殿は、荘厳な雰囲気に包まれています。参道の真ん中は神様が通る道といわれているので、左右のどちらかを歩きましょう。
「潮嶽神社」は、心願成就、家内安全、豊漁、五穀豊穣などのご利益があるとされています。
氏子さんたちの祖先霊をお祀りする祖霊舎。ひっそりと厳かに佇む姿から、大事に守られている様子が伝わります。
少し小さめで愛嬌のある狛犬は、その姿から狛猫とも呼ばれているそう。可愛いながらも古色蒼然とした姿が、歴史の深さを感じさせます。
- 【宮崎県までのアクセス】
- ■飛行機をご利用の場合
- 羽田空港⇒宮崎空港 約1時間30分
関西空港⇒宮崎空港 約1時間
福岡空港⇒宮崎空港 約40分 - ■カーフェリーをご利用の場合
- 大阪港⇒宮崎港 約14時間10分
- 【宮崎空港から日南市までのアクセス】
- ■車をご利用の場合
- 宮崎自動車道・田野ICより約40分
- ■電車をご利用の場合
- JR宮崎駅⇒JR日南線にて、約1時間10分
