
山間の地、この湯河原に一匹の雄狸が居り
ました。ある日の事、土地の人達が狩猟の
弓で狸を傷つけてしまいました。雄狸は山
間を流れる河原に湯の湧き出る所を見つけ傷を癒していると、
同じように足に火傷を負った雌狸が浸かりにやって来ました。
二匹の狸は来る日も来る日も傷を癒しに通ううちに恋仲になり、
やがて傷も治り晴れて夫婦となりました。二匹はこの湯の
ご恩を忘れる事なく人に化けては湯河原の温泉のすばらしさを
説き旅人の願を叶え、福をもたらす神の使いとなり、今でも湯を
守り続けて居ます。この狸を祭った狸福神社に、狸の描かれた
絵馬を奉納すると、夫婦円満、縁結びのご利益があるそうです。

鎌倉時代、湯河原温泉は 「こごめ(み)の湯」 「小梅の湯」 と呼ばれていました。 「子込め」 「子産め」 の意味があり、懐妊の湯といわれる子宝温泉です。
また、頼朝が挙兵の際、土地の豪族、土肥次郎実平が主君の戦勝を祈願し腰につけていた刀を納めたという逸話が残る五所神社は、縁結びや安産祈願にもご利益があります。
湯河原温泉の泉質は弱食塩泉・弱アルカリ性。保温効果が高い
だけでなく、肌に優しいので、赤ちゃんも安心して入ることができます。
また、カルシウムイオンが鎮静効果を、硝酸イオンがしわを防
ぐなど美肌効果も期待できます。

湯河原温泉には、 「日帰り」 や 「入浴のみ可」 の施設もたくさ
んあります。
ご宿泊先の湯だけでなく、温泉をはしごして、湯河原の湯を堪
能してください。



























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