指宿まで海沿いを約1時間ほど走るリゾート列車。名の由来は、指宿に伝わる竜宮伝説。外観から内装まで列車全体をたまて箱にみたてたユニークな演出と車窓に広がる鹿児島湾の絶景に心踊る。

漆黒のボディに金のエンブレムが印象的な肥薩線吉松駅と鹿児島中央駅を結ぶ特急。どこか懐かしい木の温もりを感じる車内、沿線に佇む明治創業の駅舎などレトロな魅力が満載だ。

海に面したカウンターの座席を多く設け、広く切り取られた窓からは鹿児島湾と桜島の雄大な海景色を独占。

山間を走る列車の展望スペースからは霧島の緑豊かな自然を堪能。鹿児島〜重富間では鹿児島湾に浮かぶ桜島の姿も。

駅に到着すると煙に見たてたミストがドア上部からもくもく噴出。浦島太郎の「たまて箱」を思わせる演出が面白い。

明治36年開業、当時の姿を今に伝える鹿児島県内最古の嘉例川駅舎と大隅横川駅駅舎。記念撮影をお忘れなく。

黒豚や鰻など指宿産具材の真ん中に砂むし温泉の源泉で作る温泉卵がのった名物丼。とろり絡む卵が美味！市内19店舗で様々な味を楽しめる。

九州駅弁グランプリの常連「かれい川」はガネと呼ばれる天ぷらや椎茸、卵焼きなど地元に伝わる素朴で優しい味わいがたっぷり。

「山川砂むし温泉」
山川地域の砂むし「砂湯里」は開聞岳・東シナ海を望むロケーション抜群の砂むし温泉。

「砂むし会館」
指宿地域の砂むし「砂楽」は鹿児島湾・大隅半島を望む、デトックス作用満点の砂むし温泉。

霧島には大小様々な温泉地があり、温泉郷だけでも４つの温泉郷がある国内屈指の温泉地。バラエティに富んだ泉質と山絶景、渓谷美に包まれた湯浴みに浸りたい。

入り江の岩礁が突き出た位置に鎮座する釜蓋神社。釜の蓋を頭にのせ、鳥居から拝殿まで落とさず参拝できれば、願いが叶うと言い伝えられる、話題のパワースポット。

天孫降臨の神話に由来する霧島神宮。老杉茂る荘厳な雰囲気の参道・境内を抜けると朱塗りの豪華絢爛な姿が。樹齢800年の大杉や重要文化財の本殿でご利益祈願。

薩摩半島の最南端、浦島太郎が竜宮へ旅立った岬という言い伝えが残る長崎鼻。乙姫様を祀った竜宮神社が鎮座し、晴天時は大海原の彼方に屋久島や硫黄島も望める。

森林セラピー基地として認定されている霧島いやしの森。丸尾自然探勝路、柳ヶ平散策路、手洗散策路のコースを歩きながら五感を解放。森の息吹を体感したい。

電車で
◆ 新幹線　東京駅⇔新大阪⇔鹿児島中央（約375分）
◆新幹線　大阪駅⇔新大阪⇔鹿児島中央（約277分）
◆新幹線　名古屋駅⇔新神戸⇔鹿児島中央（約311分）
◆新幹線　京都駅⇔新神戸⇔鹿児島中央（約271分）
◆新幹線　広島駅⇔鹿児島中央（約66分）
◆新幹線　博多駅⇔鹿児島中央（約31分）

飛行機で
◆ 羽田空港⇔鹿児島空港(約110分)
◆ 伊丹空港⇔鹿児島空港(約75分)
◆ 中部国際空港⇔鹿児島空港(約80分)
◆ 静岡空港⇔鹿児島空港(約90分)
◆ 神戸空港⇔鹿児島空港(約65分)
◆ 松山空港⇔鹿児島空港(約60分)
◆ 福岡空港⇔鹿児島空港(約45分)
◆ 長崎空港⇔鹿児島空港(約35分)

■アクセス： 鹿児島から指宿へ
■電車： 鹿児島⇔鹿児島中央⇔指宿（約90分）
■料金： 1,200円 こども（600円）

■アクセス： 鹿児島から霧島へ
■電車： 鹿児島⇔霧島神宮（約50分） 鹿児島⇔隼人⇔霧島温泉（約60分）
■料金：9,770円　こども（4,830円）
※肥薩線一周ぐるりんきっぷの場合