紅葉づくし！こおろぎ橋と鶴仙渓
大聖寺川、鶴仙渓などの大自然に抱かれ、豪華な旅館が並び立つ、北陸随一の湯処・山中温泉。今から約1300年前、高僧・行基が発見したと伝えられ、また俳聖・松尾芭蕉も山中温泉を訪れ、9日間という異例の長期逗留をしたと伝えられています。
秋になると見事な色彩で楽しませてくれる鶴仙渓。木々の鮮やかな赤・橙・黄、流れる水の深い緑、川のせせらぐ音…五感の癒しが得られます。
みどころ
鶴仙渓に沿って続く遊歩道。ここの紅葉は必見。重厚な石造りの「黒谷橋」をスタートし、「こおろぎ橋」まで約1.3km。鮮やかな絶景が続きます。「芭蕉堂」付近の景色は、当の芭蕉もその美しさに感嘆したとか。紅く色づく渓流沿いで、湯浴みを愉しむ
山中温泉を訪れた芭蕉は、「山中や 菊は手折らじ 湯の匂ひ」と詠みたたえ、「身体の芯までしみわたり、身も心もうるおす」と称賛しました。
渓流沿いに佇む宿で、紅葉を愛でながらの湯浴みを愉しみませんか？
「うるしの器 あさだ」で、漆絵付け体験
山中・輪島・金沢と、石川には3つの漆器産地が。その中でも薄挽き、加飾挽きなど、ていねいな木地師の技がいきるのが山中漆器。「うるしの器 あさだ」では、工房の見学、うるし絵付（蒔絵）体験が可能です。
ここは外せない！
山代温泉のシンボル「古総湯」
ぜひ立ち寄りたいのが、共同浴場「山代古総湯」。明治期の総湯を復元し、2010年にオープン。ステンドグラスや九谷焼のタイル、漆塗りの天井なども忠実に再現し、美しくも、なんだか懐かしいような佇まい。
みどころ
山代温泉には2つの総湯が。加水なし100％源泉を楽しむ「総湯」と、明治時代の総湯を復元し、外観や内装だけでなく“湯あみ”という入浴方法をも再現した「古総湯」。ぜひ両湯ともお楽しみください。お薬師さんの真っ赤なもみじ「薬王院温泉寺」
ひときわ燃えるような美しい紅葉を愛でることができる「薬王院温泉寺」。その御名のとおり、歴史をひも解けば山代温泉のルーツとも言うべきスポット。境内には多種の木々が茂り、秋には赤・橙・黄の錦で覆われます。
「はづちを楽堂」で九谷焼をGET
地元食材を使ったスイーツ、地元工芸作家の作品などを取り扱う「はづちを楽堂」。大人の女性なら、その美しい色彩・絵柄に心惹かれる九谷焼。せっかくならこの旅で、一生モノの九谷焼を手に入れてみては？
洗練されたモダン建築「片山津総湯」
他の総湯とは一味ちがった、近代的な美しさが魅力の片山津総湯。柴山潟の湖底から湧く、ミネラル成分たっぷりの温泉は、保温効果があり湯冷めしにくく、女性に多い冷え性に効果があるとされています。日に7度色を変えるといわれる美しい湖面と、ライトアップされる浮御堂や大噴水を眺めながら、ゆったり極楽気分を味わって。
湯上りや3時のおやつには、総湯内のカフェでいただける地産地消5層パフェ「加賀パフェ」をどうぞ。
みどころ
近年新しく生まれ変わった新名所の「総湯」。まるで美術館のようなモダンな佇まいと、ガラス張りの開放的な館内がステキ。「潟の湯」からは柴山潟と浴槽が繋がっているかのようなインフィニティバスが楽しめます。
「浮御堂」のライトアップ
霊峰白山の全景を映し出す柴山潟に浮かぶ御堂。柴山潟のほぼ中心には、高さ約70mのダイナミックな水の華を咲かせる日本有数の巨大噴水が設置されています。夜は浮御堂と噴水がライトアップされ幻想的な世界に。(噴水は1日13回噴き上がります)
「愛染寺」のハート型絵馬
片山津温泉の守護寺として、温泉街の隆盛を見守ってきた愛染寺。縁結びの御利益で知られる「一心絵馬」は、赤いハートの裏に願いを書き、形の合う絵馬本体を探し嵌めるというもの。ぴったり嵌る絵馬が見つかれば、きっと願いも届きそう。
名刹「那谷寺」の、美しすぎる秋風景
加賀温泉郷のなかでも一番の古湯と言われるあわづ温泉。泰澄大師の夢枕に立った白山権現のお告げによって718年に開かれたと伝承されています。あわづ温泉エリアにある那谷寺は、北陸でも屈指の紅葉の名所として知られます。約23万平方メートルの境内には重要文化財が点在し、紅葉時にはイロハモミジ、ヤマモミジ、ハウチワカエデなどが赤々と色づき、白い奇岩遊仙境の岩肌に映えます。
みどころ
広い境内には奇岩が集まった岩窟や霊石などがあり、伽藍（がらん）が巧みに配置され、自然と人工美がよく調和し、まるで山水画のような美しさ。展望台からの奇岩遊仙境の眺望がとくに美しいと評判です。
九谷焼の大陶壁が美しい「辻のや 花乃庄」
約2万5千坪の広大な庭園を有する純和風温泉旅館「辻のや 花乃庄」。こちらの大浴場には色彩豊かな九谷焼の大陶壁が施されています。他にも野趣を感じさせる露天風呂も。宿泊はもちろん、日帰り入浴もOK。
松葉屋の栗むし羊羹「月よみ山路」
程よい甘さの餡と、ほのかに香る竹の香り。切り分けると大きな栗がゴロゴロ！蒸し上げた羊羹はもちもちとした食感で、野趣溢れる伝統の味。松葉屋の店舗以外でも、空港などで購入できるのが嬉しい！ぜひお試しを。
白山白川郷ホワイトロード
温泉に泊まって片道無料キャンペーン
■対象宿泊施設
加賀温泉郷(あわづ・片山津・山代・山中)、辰口温泉、白山温泉郷、金沢温泉郷の宿・ホテル
（※以下「キャンペーン対象の宿」からご確認ください）
■実施期間
2016年6月4日(土)～11月10日(木)
辻占体験
江戸時代から加賀地方に伝わる干菓子「辻占」。花びらのような形をしたお菓子を3つ引き、中に入っている言葉を組み合わせて占う、さながら和製フォーチュンクッキー。その可愛らしさに女子心がくすぐられます♪
白山菊酒
白山市内の5蔵元が合同で設立し、伝統の技と技術を磨き、後世に伝承するという使命を担った日本酒ブランド「白山菊酒」。霊峰白山から流れる手取川の伏流水と、国産の格付け一等以上の酒造好適米で仕込んでいます。
白山スイーツ・恋しら大福
白山比咩神社の「白山霊水」を使い、ハート型のプリンを餡で覆った「恋しら大福」。カスタードプリン、黒ゴマプリン、杏仁豆腐、レアチーズなど、6種類の味わいが楽しめます。
白山開山1300年記念プレイベント「うらら白山人秋祭2016 どんじゃら市」
白山比咩神社（しらやまさん）の表参道に、海の幸・山の幸のおいしい秋味が大集合！しらやまさんでお祓いを受けた杵と新米もち米、白山霊水でつく「五穀豊穣 奉納新米餅つき」や、どんじゃら市限定「福むすび」など、白山市の魅力満載の秋祭。会場内には市内22店舗も参加。地元の味をお楽しみください！
【開催日】2016/11/19(土)、20(日)
【開催時刻】10:00～16:00（20日は15:00まで）
【開催場所】白山市白山町「白山比咩神社」表参道
【問合せ】076-259-5893（一般社団法人 白山市観光連盟）
「白身のトロ」とも称されるのどぐろ。脂ののった秋～冬が旬。ほんのりピンクがかった刺身を口に運べば、ジュワっと溢れる脂と、トロンと溶ける舌触り。塩焼き、煮付けも抜群の美味しさです。
甘くてぷりっとした食感を楽しみたい甘えび。旬は9月上旬～2月下旬。とくに9～12月の期間は産卵に向けてふくよかになり、旨さも倍増。刺身、焼き、蒸し、味噌汁、地元料理の具足煮などでどうぞ。
日本海の冬の味覚といえば、寒ブリ。加賀でも最高の寒ブリを堪能することができます。刺身はもちろん、店舗によって味わい様々なブリしゃぶ、味のしみたブリ大根、旨み凝縮のブリ照り焼きなど、心ゆくまでめしあがれ。
ズワイガニのメスを香箱ガニと呼び、冬の赤い宝石箱と呼ばれる程、貴重で美味しい味覚。シャリシャリとした不思議な食感の卵、濃厚なミソ…他のカニとは違った旨さにやみつき。旬は11月～1月上旬まで。
加賀市橋立港で水揚げされた貴重な香箱ガニをまるごと一杯使った各店こだわりのカニごはん。さらに旬の野菜や魚を使った小鉢5品、味噌汁、献上加賀棒茶、デザート＆コーヒーまで付いた、加賀市ならではの上品なOMOTENASHIカニごはん膳をぜひご賞味あれ。
日付から探す
■JRをご利用の場合
【▼関東方面から】
東京 → 北陸新幹線 → 金沢 → 北陸本線 → JR加賀温泉駅（約3時間）
東京 → 東海道新幹線 → 米原 → 北陸本線 → JR加賀温泉駅（約4時間）
【▼関西方面から】
大阪 → 北陸本線（サンダーバード） → JR加賀温泉駅（約2時間20分）
【▼中京方面から】
名古屋 → 北陸本線（しらさぎ） → JR加賀温泉駅（約2時間30分）
■自動車をご利用の場合
【▼関東方面から】
東京 → 関越自動車道経由 → 片山津I.C（約5時間40分）
東京 → 東名高速経由 → 加賀I.C（約5時間35分）
【▼関西方面から】
大阪 → 名神高速経由 → 加賀I.C（約3時間）
【▼中京方面から】
名古屋 → 名神高速経由 → 加賀I.C（約2時間30分）
■飛行機をご利用の場合
羽田空港 → 小松空港（約1時間）
成田空港 → 小松空港（約1時間15分）
札幌空港 → 小松空港（約1時間35分）
仙台空港 → 小松空港（約1時間05分）
福岡空港 → 小松空港（約1時間15分）
那覇空港 → 小松空港（約2時間10分）
加賀温泉郷周辺の観光はバスでの移動が便利！
加賀温泉観光周遊バス「キャン・バス」
JR加賀温泉駅を起点に加賀温泉郷の見どころを巡回する観光バス。乗り降り自由だからお好きな目的地を組み合わせて自由な旅が楽しめます。
【料金】1日券:1,000円／2日券:1,200円（連続する3日間のうち2日間で使用可）／加賀温泉郷パスポート:1,500円（2日間有効。キャンバス＋入場券3枚付）
※小学生半額、幼児無料
キャン・バスの詳細はこちら(外部サイト)＞
加賀ゆのさと特急
金沢駅や兼六園から加賀温泉郷まで毎日（1日2往復）運行している直行バスです。ご予約不要。
【料金（金沢市内から）】■片山津温泉:おとな1,140円、こども590円■山代温泉:おとな1,240円、こども640円■山中温泉（菊の湯前）:おとな1,350円、こども690円
※片道運賃
ゆのさと特急の詳細はこちら(外部リンク)＞
永平寺おでかけ号
片山津温泉・山代温泉・山中温泉の宿泊施設にご宿泊の方は、永平寺への運行便「永平寺おでかけ号」を優先的にご予約頂けます（一部宿泊施設を除く）。予約優先制。
【料金】■JR加賀温泉駅、片山津温泉⇔永平寺:900円■山代温泉⇔永平寺:800円■山中温泉⇔永平寺:700円
※3歳未満無料
※片道運賃
おでかけ号の詳細はこちら(外部サイト)＞
（外部リンク）
（外部リンク）