旭岳温泉・天人峡温泉は、北海道のほぼ中央に位置し、日本一広い国立公園「大雪山国立公園」の区域の一部にもなっている自然豊かな地域。旭川市や旭川空港からほど近いのに、別世界の様な癒しの景観と、ゆったりとした時間が流れています。
北海道の最高峰である旭岳(2,291m)。夏には大雪山特有の高山植物に花が咲き、美しく壮大な景色を楽しむことができます。旭岳ロープウェイに乗れば、その圧倒的な迫力を眼前に感じながら、まるで空中を散歩しているような気分を味わえます。また、8月の終わりから徐々に葉が色づきはじめ、日本で最も早く紅葉を見ることができることでも知られています。
旭岳温泉・天人峡温泉のある東川町は、旭岳の綺麗で豊富な水があるため、すべての町⺠が地下水で生活。大雪旭岳源水は大雪山の自然が創りあげた銘水。ミネラルが豊富でバランス良く含まれ、水温も約7度と一年を通じ一定を保ち、毎分約4600リットルもの水が湧き出ています。
旭岳との麓には、複合ダムとしては日本最大級の忠別ダムと、ダムが生み出した忠別湖があります。広大な湖面に旭岳が映り込む大雪山国立公園の入口にふさわしい名所となっています。毎年日本最北端で開催されるトライアスロン大会として人気の「大雪山忠別湖トライアスロンinひがしかわ」が忠別湖で開催されています。
かつて旭岳の東にあった火山が約3万年前に巨大噴火を起こしたことで出来上がった天人峡。厚さが150~200メートルにも達した火砕流がもとになり、1万年以上の長い年月をかけて柱状の独特の景観が生まれました。そして、天人峡の中にある2つの滝が1本にまとまって絶壁に掛かり、岩肌を優雅に伝う様子が美しい羽衣の滝は、落差270mと北海道一の高さを誇ります。
大雪山国立公園を擁する東川町は、環境に配慮し景観の良いまちづくりのために「写真の町」を宣言。2014年には新たに「写真文化首都」を宣言し、全国8ブロックから選ばれた代表14校の写真部が腕を競う「写真甲子園」をはじめ、1年を通じて写真に関するさまざまなイベントが開催されています。
大雪山の登山口には2つの温泉があり、夏から紅葉の季節にかけてとても賑わいます。忠別湖から旭岳へ向かった先にあり、切り立った渓谷の中にある旭岳温泉。そして、天人峡の中にある天人峡温泉は、その昔、鉱物探索中に発見された秘湯の趣のある温泉です。どちらも大自然を肌に感じながらゆったりとくつろぐことができます。
大雪山の西側にある旭岳温泉は、同じく大雪山の東にある層雲峡温泉よりも静かでのんびりとした印象。宿によっては部屋の窓から旭岳が望めるところもありますが、旭岳ロープウェイがすぐ近くにあるため、気軽に旭岳の山頂方面から、その美しい景色を楽しめることも人気の理由の1つです。
天人峡の柱状節理の深い渓谷の底に位置し、1894年に忠別川での鉱物探索中に発見された天人峡温泉は、当時は崖にへばりつくように露天風呂がありました。その後、素晴らしい景観から観光地として発展してきました。特に自然の岩肌を取り入れた大浴場や渓谷の中の露天風呂は心身ともに癒されること間違いありません。
東川町のスタンプラリーに参加して航空券付き宿泊券を当てよう!
スタンプポイントは、ご宿泊施設・道の駅・ロープウェイの3箇所です。
車・タクシーで
旭川空港~東川/15分程度
旭川空港~旭岳/55分程度
旭川空港~天人峡/50分程度