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大きな川がないため、一年中を通して透明度の高い八丈の海。濃い群青の「八丈ブルー」と呼ばれる独特の海の色がダイバーの心を掴んで放しません。
見渡す限り真っ青な視界の中、頭上からはキラキラと太陽の光が降り注がれます。
11月でも海水温が23度と温暖な黒潮の作り出す豊かな生態系と、さんご礁とは一味違った溶岩の海底が楽しめ、一箇所で多くの種類の生物に出会えるのも八丈島ダイビングの魅力。
島内にはダイビングショップが多数あり、初心者の方でも体験ダイビングを気軽にお楽しみ頂けます。ウミガメや固有種のユウゼンにも出会えるかも!!
また、八丈島は黒潮本流の流れる島で、それだけに驚くほどに巨大魚が群れ、その魚影の濃さは日本屈指の漁場と云われています。モンスタークラスのカジキマグロ、キハダマグロ、カツオなどの釣り人垂涎の魚が誰にでも釣れる可能性を秘めた島なのです。
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映画「ジュラシックパーク」のような、巨大なシダの森。
このような古生代の森が育っているのも、亜熱帯気候の八丈島だからこそ。本土では見られない珍しい動植物がたくさん生息しています。
葉の大きさが2mを越すリュウビンタイに高さ10mを越すヘゴシダ。恐竜の世界に迷い込んだ様な森をガイドさんと一緒に探検します。
■へごの森散策
散策は事前にガイドの申し込みが必要です。(有料)
問い合わせ:えこ・あぐりまーと 04996-7-1808
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島に2つある火山の1つ、三原山のトレッキング。
常に水のある滝として島内最大落差36.3mの唐滝を目指して出発!三原山登山道から1時間10分ほどのコースです。
道中の室町時代に作られた溜池「硫黄沼」は、硫黄分が溶け込みコバルトブルーの水を湛えて神秘的。
沢をこえ、苔むす道を進んだ先にいよいよ現れる唐滝。赤い崖肌を覆うビロードのような苔が緑にきらめいて、虹と共に水が降り注ぐ。時間だがたつのも忘れて、ずっと味わっていたい場所です。
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「昔は、朝から晩まで、島のあちこちで、機を織る音が聞こえてましたよ」と島のお母さん。黄八丈の特色は、すぐれた染色技術にある。色は黄・樺・黒の三色。島に自生している植物の天然染料で染め上げた絹糸を使い、手織りで丁寧に仕上げてある高価な絹織物だがこんな伝統文化を気軽に機織体験できる施設もあるので要チェック!
そしてもうひとつ体験してみたいのは花の島ならではの花遊び体験。思い思いのセンスで、旬の島の草花をちりばめたコースターや葉書をつくるのもその季節に訪れた記念によいでしょう。