沼田公園の桜
沼田公園には約210本の大きな桜があり、春になると公園全体が淡いピンク色に包まれます。桜まつり期間中は、公園内に約1,500個の提灯も点灯され、夜桜見物に多くの人が訪れます。
中でも、公園のシンボルでもある「御殿桜」は、樹高約17mもあり、夜にライトアップされると大きく美しい姿を見せます。
- 沼田公園桜まつり
- 2017年3月29日~4月26日(桜の開花状況により変動あり)
ライトアップは18:00~22:00
所在地:沼田市西倉内町594番地
- 桜見ごろカレンダー
- 4月上中旬 ヒガンザクラ(沼田公園)
4月中旬 ソメイヨシノ(沼田公園)・ヒガンザクラ(発知)
4月中旬~下旬 シダレザクラ(上発知)・ソメイヨシノ(老神温泉)
5月上旬 石割桜
天狗の霊峰 迦葉山
迦葉山にある弥勒寺(みろくじ)は桓武天皇の皇子・葛原親王の発願により嘉祥元年(848)に開創。その後、徳川初代将軍の祈願所として御朱印百石・十万石の格式を許された由緒あるお寺です。
迦葉山参りでは「お借り面」のならわしがあります。最初の年は中峰堂から天狗面を借りて帰り、家にかざります。次にお参りする機会には、借りた面に門前の店で新しい面を求めて添え、寺に納め、また別の面を借りてきます。
また、中峰堂に飾られている「日本一の大天狗面」(顔の長さ6.5m、鼻の高さ2.8m)や、交通祈願の「交通安全身代わり大天狗」(顔の長さ4m、鼻の高さ2.7m)は、圧巻の大きさで、こちらも必見です!
- 所在地:沼田市上発知町445番地
東洋のナイアガラ?吹割の滝
川床上を流れる片品川の清流が、岩質の軟らかい部分を浸蝕し、多数の割れ目を生じ、あたかも巨大な岩を吹き割れたように見えるところから、「吹割の滝」の名が生まれました。
国天然記念物、日本滝100選。
高さ7m幅30mにおよび、ごうごうと落下・飛散する姿から東洋のナイアガラとも呼ばれています。
周辺には所要時間約1時間の遊歩道も整備されているので散策しながら見所も楽しめ、大自然のパワーを間近に感じることができます。
滝壺が竜宮へつながっているという伝説もある、神秘的な滝です。
- 沼田市利根町追貝地区が入口となります
沼田城は天文元年(1532)に沼田万鬼斎顕泰が築き、当時は蔵内城と呼ばれていました。天正8年(1580)に真田昌幸が入城し城の規模を広げ、天正18年(1590)に昌幸の長男信幸(之)が沼田領二万七千石の初代城主となり、慶長2年には五層の天守を建造。五層の天守を有したのは関東では江戸城と沼田城だけでした。
その後5代91年間、真田氏の居城となりましたが、天和元年(1681)、5代信利が江戸幕府に領地を没収され、翌年1月に沼田城は幕府の命により完全に破却、その後天守が再建されることはありませんでした。 現在は石垣の一部が残り、本丸・二の丸・三の丸の一部が整備され、一年を通して花々を楽しめる沼田公園となっています。
- 所在地:沼田市西倉内町594番地
タモリさんが「地形好きの原点」と言ってはばからない「沼田の河岸段丘」に真田の時代から現代に至るまで、沼田の人々がいかに関わり、いかに挑んだのか、その痕跡を辿った「ブラタモリ#31 真田丸スペシャル・沼田」の印象的なシーンを切り取ったパネルと、タモリさんを興奮させたあの模型などで振り返る「ブラタモリ 真田丸スペシャル 沼田パネル展」を開催!
- 主催:沼田市、利根沼田真田丸プロジェクト推進協議会
沼田の河岸段丘とは…
片品川沿いに利根川と合流する前の下流域で段差が深くはっきりとした河岸段丘が発達しており、地理の教科書に掲載されるほど有名です。 市街地は河岸段丘の上に発達し、玄関口であるJR上越線沼田駅との標高差は約80mもあります。この段差に作られたのが沼田の城下町です。ビューポイントは、食事処が集まる国道120号の沼田I.C~椎坂トンネル手前の間に多数あります。パネル展を見たあとは、ぜひ見晴らしのいい場所で河岸段丘を眺めてください!
日光男体山の神との戦いで傷を負った赤城山の神がその傷を癒したという伝説の残る老神(おいがみ)温泉郷。皮膚病や創傷によく効くと評判です。
片品渓谷沿いに老舗の旅館やホテルが軒を連ね、紅葉や新緑、豊富な湯量、そして温かいおもてなしで皆様のお越しをお待ちしております。
吹割の滝見学にも便利な場所です。
観光スポットを巡ったあとは、温泉でのんびりゆったり、くつろぎましょう。
- 老神温泉旅館組合
- 〒378-0322 群馬県沼田市利根町老神607-1
TEL:0278-56-3013
老神温泉大蛇まつり
温泉を見つけてくれた赤城山の神に感謝し、大きな蛇を若衆がかついで温泉街を練り歩きます。
5月12日(金)、13日(土)
老神温泉朝市
近隣の人々が持ち寄る採れたての野菜や季節の果物、自慢の漬物などが並ぶ老神名物朝市は、4月20日~11月20日の毎朝6時から7時30分まで開催!
各観光スポットを繋ぐ国道120号沿いに集まるおいしいお店
肉厚なとんかつはボリュームたっぷり。ロースかつ、ヒレかつはもとより、味噌ダレとんかつ、和風おろしとんかつ、かつ丼、かつカレー色々なとんかつが楽しめます。
とんかつ街道のメニューはとんかつだけではありません。女子高生が考案したえだまメンチのほか、香り高いソバ、サクサクのてんぷら、麦トロにラーメン。食べたいものがきっとあります。
このほかにも…
沼田市内には20軒以上の和洋菓子店があります。
お気に入りのスイーツを探しに出かけてみませんか。
洋菓子工房 樫の木
3日間かけてじっくり焼かれた“バウムクーヘン”は、しっかり、しっとりしていてラム酒が豊かに香ります。まさに絶品!
住所:沼田市中町1122-4
電話:0278-22-2777
小野養蜂場㈲ 花みつばち館
古式採蜜法により、自然の恵みをうけた本物の味をお届けします。「花の香り」がする濃厚な味わいをご賞味ください。
住所:沼田市久屋原町450-2
電話:0278-23-8738
沼田市へのアクセス
- 【車でのアクセス】
- <東京から約1時間30分>
練馬I.C(関越自動車道)→沼田I.C - 【電車でのアクセス】
- <上越新幹線利用の場合>
東京駅→上毛高原駅(最短・約1時間6分) →バス 沼田駅(25分) - <JR高崎線・上越線(特急)利用の場合>
上野駅(JR高崎線)→高崎駅(JR上越線)→沼田駅(最短・約2時間30分)