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ぐんまの源泉一軒宿
山田屋温泉旅館
かつての駅前旅館に念願の天然温泉が湧いた
つま恋温泉
山田屋温泉旅館
 「この草津鉄道の終点嬬恋駅に着いたのはもう九時であった。駅前の宿屋に寄って部屋に通ると炉が切ってあり、やがて炬燵をかけてくれた。」(『みなかみ紀行』大正13年・原文のまま)

つて軽井沢と草津の間には、草軽電気鉄道(昭和37年廃線)が走っていた。鉄道が草津までのびるまでは嬬恋駅が終点で、歌人の若山牧水も草津へ向かう途中、ここに投宿している。
 「現在、宿があるあたりに駅があったと聞いています。当時の写真は残っていますが、私は小さかったので記憶にはないんです。牧水もうちに泊まったのかもしれませんが、確かなことはわかりません」と語る、3代目館主の山口貴さん。牧水が訪れた大正11年ころは、駅前に数軒の旅館があったようだ。残念なことに、著書の中では宿の屋号までは記されていない。
  念願の温泉を掘り当てたのは平成5年3月のことだった。「突然、中空高く音をたてて吹き出した。あの時の感動は一生忘れられない」と、先代の山口純夫さんは目を細めてうれしそうに話す。地下384メートルから自噴する源泉の量は、1日ドラム缶800本にもなる。かつての駅前旅館が、温泉旅館に転身した瞬間であった。
  温泉地名は「つま恋温泉」だが、地元ではJR吾妻線大前駅前の嬬恋温泉と区別するために、源泉名の「貴乃湯」と呼ばれて親しまれている。男女別の大浴場が2つ、露天風呂が2つ、貸し切り風呂が3つ、そして露天風呂付きの部屋が4つ、そのほとんどが源泉かけ流しという湯量の豊富さ。マグネシウムの含有が多く湯は一見、光の加減で濃緑色に見えるが、湯舟につかると黄褐色の小さい粒が無数に浮遊している半透明のにごり湯であることがわかる。
  私は「日本百名山」の1つ、四阿山を望む露天風呂が大のお気に入りだ。眼下を時おり通過するローカル線の列車の響きが、なんとも郷愁を誘うのである。

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おひとり様 15,000円〜 (2名1室利用時)
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山田屋温泉旅館
山田屋温泉旅館 山田屋温泉旅館
山田屋温泉旅館
源泉名 つま恋温泉 貴乃湯
湧出量 110リットル/分(掘削自噴)
泉温 42.3度
泉質 ナトリウム・マグネシウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動まひほか
温泉の
利用形態
加水なし、季節により加温あり、完全放流式
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(C)2009 Jun Kogure / Hajime Kuwabara

つきよの館
全天周映画のように時々刻々と変わる展望
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絹の湯 久惠屋旅館(ひさえや)
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清流荘
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薬師温泉
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来里の時 囲炉裏の御宿 花敷の湯
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かつての駅前旅館に念願の天然温泉が湧いた
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北軽井沢温泉
浅間高原 御宿 地蔵川
登喜和荘
名前は半出来なれど温泉は上出来のナカラいい湯
半出来温泉
登喜和荘
花いち 干川旅館
露天から眺める広大なキャベツ畑と浅間山
奥嬬恋温泉
花いち 干川旅館
松渓館
温泉通や秘湯ファンがたどり着くぬる湯の宿
松の湯温泉
松渓館
今回の「源泉一軒宿特集」は上毛新聞社より発行された「ぐんまの源泉一軒宿」より、ご紹介しております。
書籍のほうでは、ここに掲載しましたXXの宿以外にも全50軒の源泉一軒宿をご紹介しております。
ぐんまの源泉一軒宿 レビュー
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源泉ぐんまの一軒宿
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