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楽天トラベルトップ > FINDING JAPAN & ME ココロが動く、を探しに行こう > #48 この夏、家族みんなが笑顔になる。 いつまでも思い出に残るいわきへの旅。

FINDING JAPAN & ME  ココロが動く、を探しに行こう

震災を乗り越え笑顔で訪れる人をもてなしてくれるいわきの人々。
そんないわきには常夏の温泉テーマパーク「スパリゾートハワイアンズ」や
「アクアマリンふくしま」など家族みんなが楽しめるレジャースポットがたくさん。
この夏、大人も子どももみんなが笑顔になるいわきへの旅へ。

photo by Kazue Sato realization & text by Junko Ogino

#48 この夏、家族みんなが笑顔になる。 いつまでも思い出に残るいわきへの旅。

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震災を乗り越え笑顔で訪れる人をもてなしてくれるいわきの人々。そんないわきには常夏の温泉テーマパーク「スパリゾートハワイアンズ」や「アクアマリンふくしま」など家族みんなが楽しめるレジャースポットがたくさん。この夏、大人も子どももみんなが笑顔になるいわきへの旅へ。

旅の最初に訪れたのは、小名浜の海に面した「環境水族館 アクアマリンふくしま」。潜水艦のような形の建物をガラスで覆っているのがとても印象的。2000年にオープンしたばかりというキレイな最新型水族館に心躍ります。

アクアマリンふくしまは黒潮と親潮が出会う福島県沖の“潮目”が展示のテーマだそう。その潮目を表現した三角トンネルは圧巻。自然光がキラキラと差込むトンネルの中はまるで海の中にいるみたいな感覚に。この水槽の前には寿司処もあり、悠々と泳ぐ魚たちを眺めながら新鮮なお寿司に舌鼓を打つことも◎

アクアマリンふくしま内にある「アクアマリン えっぐ」は釣り堀がある子ども向けの体験型施設で、安全に磯の生物と触れ合うことの出来る蛇の目ビーチも併設しています。さっそく釣り場で釣り体験にチャレンジ。

釣堀の中へ針を投げるとすぐにマアジが釣れました。ピチピチと元気に跳ねる魚の頭をそっとつかみバケツの中へ。釣った魚はすぐに唐揚げにして食べることができ、自然の大切さや命の尊さを身をもって体験する貴重な機会になりました。

まるで本物の海にいるかのような海辺の自然を再現した世界最大級のタッチプール「蛇の目ビーチ」。ここでもはだしになって楽しそうに貝を拾うこどもの姿が。

室内の展示場では悠々と水中を泳ぐ海ガメの姿にすっかり心を奪われ、しばしの間見入ってしまいました。

次は海と魚のフードテーマパーク「いわき・ら・ら・ミュウ」へ。「お客さん見てって〜」と威勢のよい掛け声につられていくと、新鮮な海の幸がずらり。市場にいるような雰囲気の中、セリ気分で買い物が楽しめます。いわきのゆるキャラ、いわき フラ次郎(愛称:フラおじさん)もにぎやかな声につられて寄ってきたようです。

本格海鮮レストラン「いちよし」さんでお昼ごはん。いわき・ら・ら・ミュウ1階の鮮魚店 いちよし商店が直営するお店だけあって鮮度は抜群!海鮮丼にホタテとウニの乗った人気NO.1の“いちよし丼”を美味しくいただきました。

おなかを満たしたあとは、小名浜湾内を巡ることができる観光遊覧船「いわきデイクルーズ」に乗船。ここではウミネコの餌付け体験もできるそうで、ワクワクしながら出発のときを待ちます。

船が沖へ向けて走り出すとたくさんのウミネコが船を追いかけてきました。エサをもった手を伸ばすとすかさず一匹が近づいてきて上手にエサをくわえていきます。その迫力ある姿に思わず大興奮!歓声と笑顔が船上にあふれました。

風に乗って優雅に船の周りを飛ぶウミネコ。かわいいフォルムとは裏腹にその目はとても鋭く、手にエサがあることをちゃんと確認してから近寄ってくるのです。

次に訪れたのは、南国ムードでバケーション気分を味わえる「スパリゾートハワイアンズ」。ウォーターパークで思いっきり遊んだり、巨大露天風呂でのんびりしたり、華麗なショーを満喫したりと、家族みんなが1日中楽しめる“常夏の楽園”です。ちょうどステージの上ではタヒチアンダンスのミニレッスンやタヒチアン楽器の体験が出来るイベントをやっていました。

タヒチアンダンスの体験レッスンを受けてみることに。タヒチアンダンスは、ポリネシアンダンスの中でも特に女性の美しさが表現される踊りなのだそう。上半身を動かさずに腰を動かす独特の動きにちょっと苦戦。少し動いただけでも汗が出てくることにもびっくり。楽しみながらエクササイズができました。

この日宿泊するお部屋へチェックイン。最大7人で泊まれるファミリーロフトルームは大家族や三世代での旅行にぴったり。南国テイストの素敵なお部屋にフラおじさんのテンションも上がりっぱなしです。

ハワイアンズの館内にはバラエティーに富んだショップが充実していて、ハワイ直輸入品から南国ムードあふれるお菓子やグッズなど目移りするほどショッピングが楽しめます。フラおじさんにすすめられてかわいいトートバッグを自分へのお土産に。

夜になると楽しみにしていたショー「グランドポリネシアンショー」が始まりました。心地よいハワイアンミュージックの生演奏をバックに踊る、笑顔のフラガールたちに合わせて自然と体も揺れていきます。

穏やかでやさしいフラとは対照的に、激しく情熱的な踊りのタヒチアンダンス。色鮮やかな衣装も大迫力です。

“ハダカのおもてなし“で話題を集める「ファイヤーナイフダンサー」のサモアの勇敢な火の踊りが始まると、空気も一変。次々に繰り出される燃え盛る松明を操るパフォーマンスは息を飲む迫力。 鬼気迫るダンサーの表情や火の熱気も伝わってきます。

ほとんどが地元出身者であるというフラガールたちの「アイナ(ふるさと)福島が笑顔で溢れるように」との願いをこめた、美しく、情熱的な踊りは見るものの心へ訴えかけるものがあり、素敵な夜のひと時をすごせました。

翌日は太古時代の化石や昭和の炭坑時代の歴史が体感できる博物館「いわき市石炭・化石館 ほるる」へ。入り口ではアニメ映画で有名になったフタバスズキリュウの復元化石が迎えてくれます。なんと地元の高校生が昭和43年にいわき市で発見したのだそう。

いわきではたくさんの恐竜の化石が発掘されたと聞いてびっくり。こんなに巨大な恐竜が太古の昔にはこの場所にいたのだと思うと歴史ロマンに心が躍ります。

ここでは本物のアンモナイト化石を標本にできる体験教室があり、実際に化石に触れることもできます。さっそくフラおじさんもチャレンジ。

タガネとハンマーをつかって丁寧に化石の周りについている石を取り除いていきます。フラおじさんにはちょっと難しかった様子…。

次は「とまとランドいわき」さんへ。5万本ものトマトを栽培していて1年中美味しいトマトが収穫可能なのだそう。真っ赤に実った美味しそうなトマトが広大な温室の中にずらーっと並ぶ光景はなんとも圧巻でした。

ヤシの実の皮や繊維を固形状にした培地にトマトの苗を植えつけ、ハウス内の温度や湿度、日射量をコンピューターで一元管理するという栽培方法がここではされているそう。また、収穫しやすいようにと上から吊るされる形で栽培されているんだそうです。

キレイな温室内では新鮮なトマトの収穫体験も可能で、真っ赤に実ったトマトをひとついただいてみました。実がぎゅっとしまっていて甘みと酸味のバランスがよく「うわー美味しい!」と思わず声がもれるほどでした。

一年を通して日照時間が長いことから、サンシャインシティと呼ばれるいわき市。そのいわきを代表するトマトとして生産される“サンシャイントマト“を持ってフラおじさんも生産者のみなさんとパチリ。

旅の最後にさっぱり温泉で汗を流そうといわき湯本温泉へ来ました。物見やぐらもある温泉情緒の溢れる建物が印象的な公衆浴場「さはこの湯」は、地元の方々が次々と訪れる憩いの場です。

浴場は岩風呂と檜風呂があり、男女1日交替制になっているのだそう。

湯上りは牛乳をくいっと。フラおじさんも満足げです。今日も1日お疲れ様。

いわき湯本温泉街には温泉神社も。長い階段を上り、このいわきの旅から笑顔で無事に帰れるようお祈りをしてきました。

帰りの電車の時間まで温泉街を散策。観光客も地元の方もペットまでも自由に楽しめる足湯を発見しました。

熱めの足湯につかりながら手も温められるという優れもの。のんびりと地元の方々と会話を楽しみ、いわきの旅も終わります。

今回訪れた場所
  【いわき市小名浜辰巳町】
いわきデイクルーズ
住所:福島県いわき市小名浜字辰巳町43-1
    【いわき市小名浜辰巳町】
いわき・ら・ら・ミュウ
住所:福島県いわき市小名浜字辰巳町43-1
    【いわき市常磐湯本町】
いわき湯本温泉 鶴の足湯
住所:福島県いわき市常磐湯本町三函
 
 
  【いわき市常磐藤原町】
スパリゾートハワイアンズ
住所:福島県いわき市常磐藤原町蕨平50
    【いわき市常磐湯本町】
さはこの湯
住所:福島県いわき市常磐湯本町三函176-1
    【いわき市常磐湯本町】
いわき市石炭・化石館 ほるる
住所:福島県いわき市常磐湯本町向田3-1
 
  【いわき市四倉町】
とまとランドいわき
住所:福島県いわき市四倉町長友字深町30
    【いわき市小名浜辰巳町】
アクアマリンふくしま
住所:福島県いわき市小名浜字辰巳町50