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永遠の芸術の都、パリ。そしてロマンティックな郊外へ。
いわずと知れた芸術の都、パリ。恋人同士はもちろん、家族でもこの街はすべてを受け入れてくれる。そして日帰りで行けるたくさんの素敵なスポットが郊外には点在している。パリときどき、郊外。ロマンティック紀行。

シャルル・ド・ゴールの巨大な空港を出て、タクシーでパリ市街に入ると、薔薇の香りに包まれる。本当に?? と思うかもしれないが、ホントに花の匂いで溢れる街が、パリだ。サンジェルマン・デ・プレなど観光客が宿泊するエリアは、ノートルダム大聖堂やシテ島、ルーヴル美術館などのアクセスがいい。
そしてパリの魅力は何と言っても食事。フレンチが食べたかったら、それこそ星の数ほどチョイスがある。パリは食の都。レヴェルの低い店は当然淘汰されるから、おいしいレストランを探すのは簡単。レストランでもビストロでもパリジャンたちでごった返していたら、そこは正解。ホテルの人にフランス人に人気がある店を聞くのも手だろう。
エッフェル塔など、有名なスポットは、昼間のんびり散見して、ぜひ夕方から夜にかけては、セーヌ川沿いに作られた歩道を歩いて欲しい。愛を語らう恋人たちや、若者のグループ、普通のパリの人びとの憩いの場だ。お酒やパンを持ち寄ってパリジャンたちに混ざって眺めるセーヌの美しさは、一生の思い出になるだろう。
パリの郊外もまた魅力いっぱい。その中でも特にオススメなのは、言わずと知れた世界遺産「モン・サン・ミシェル」だ。日帰りでも行く事ができるが、是非、夜のライトアップを見てほしい。夕陽を受けて黄金に染まり、やがて漆黒の闇の中で発光するその姿は、筆舌に尽くしがたい。そして、修道院のなかのホテルに泊まれば、中世にタイムスリップしたような感覚に浸ることができる。
モン・サン・ミシェルの次に訪れたいのは、オンフルールという美しい港町。日本人にはあまり知られていないが、印象派の画家たちがこぞってここの光を求めたフランス人にも人気高い町だ。印象派音楽のエリック・サティが生まれたのもオンフルールだ。そして、港町だけに、パリのレストランで食べたらすごい金額になる魚介類が安く山盛りで堪能できるのも魅力。夜はとてもロマンティックな雰囲気に包まれるから、ぜひ恋人同士や家族で1泊はしてほしい町だ。

牧歌的なノルマンディー地方の田園を抜けると見えてくる、奇跡の修道院「モン・サン・ミシェル」。

ロマンティックな港町、オンフルール。新鮮な魚介類が楽しめるレストランはムードもたっぷり。
コート・ダジュールとプロヴァンス、南仏でバカンスを。
世界屈指のビーチリゾートとして知られるコート・ダジュールと、美食の都プロヴァンス。夏になると、フランス国内外からバカンスを過ごす旅行者でにぎわう。お気に入りの場所で立ち止まりながら、車で駆け抜けた南仏紀行。

ニースのコート・ダジュール空港へ降り立つと、セスナ機がたくさんとまっているのが目に留まった。世界各国からのお金持ちが集まる南仏ならではの光景。そこからモナコへと自家用ヘリで飛ぶ旅行者も多いのだとか。ニースはビーチもあって治安もよく、起点の街におすすめ。
ニースを出発し、ちょうど国際映画祭の真っ最中だったカンヌと、F1グランプリ開催中のモナコを訪れた。賑やかで華やいだ雰囲気に圧倒されつつ、ヨットでプライベートパーティを開く光景や映画のような海岸沿いの景色を見るだけでも、ちょっとしたセレブ気分が味わえる。刻一刻と変化する海の色を楽しみながら車を走らせ、エズという村に立ち寄った。エズは、断崖絶壁につくられたコート・ダジュール随一の「鷲の巣村」。晴れた日にはコルシカ島も見えるという高台へのぼると、眼下には紺碧海岸の名にふさわしい美しい海が広がっていた。
サン・トロペ、トゥーロンを経由して、次に向かったのはプロヴァンス地方の主要都市マルセイユ。フランス最大の港町で、ブイヤベース発祥の地でもあるようにとくにシーフードがおいしい。温暖な地中海性気候のため、果物や野菜の栽培も盛んな土地。食事をするたびに力強い大地の味を感じ、“美食の都”を身をもって体験することができた。
南仏では5月には海水浴の季節が幕を開ける。シーズンは9月いっぱいくらいまでつづき、平日昼間は仕事、仕事終わりに海水浴を楽しんでいる地元の人も少なくない。旅行者は、7〜8月に4週間程の休みをとって訪れる人が多く、知り合いのヨットや親戚の自宅に滞在するのが、フランス流の節約術なのだそう。ちなみに、南仏のカンヌやサン・トロペといった街には、機関車のカタチをした観光用のバスがあり、街をぐるっと1周できるので、効率よく観光名所をまわれるのもうれしい。
今夏は、自然豊かでごはんもおいしい、ホスピタリティーあふれる南仏でバカンスを楽しみたい。

モナコ郊外のエズは絶壁に立つ「鷲の巣村」。

カマルグ地方のカウボーイ「ギャルディアン」。














