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鳥羽市相差(おおさつ)の神明神社には25柱の神が祀られています。その中の一つ、参道に小さな社石神さんと親しまれている女神があります。ご祭神は、神武天皇の母 玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。正月の晩に島田髷に結うた女神が現れたと言い伝えられています。 海女たちが古くから女性の願いならひとつは必ず叶えてくれると、密かにお参りを続けていました。いつしか全国から女性参拝客が絶えることのない社になっています。
※玉依姫命 海神(わだつみ)の娘で豊玉姫命の妹
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海女の磯着に見たてた麻の布に文字を染めています
紫の組紐を袋の口と先の4カ所で叶い結びにしています
ドウマンセイマンは海女の身を守るまじないに欠かせません
※叶い結び 上から見ると「口」下から見ると「十」叶うという文字を結いこんでいます
※ドウマンセイマン 格子模様をドウマン(芦屋道満)の九字、五芒星はセイマン(安倍晴明)の桔梗紋。
ドウマンは魔の入る隙間がない、セイマンは一筆書きでき潜っても
必ず元に戻ると海女達の守護のまじないに使われています
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石神御守りと同じ布でご神体があがった
相差の海岸の石を包んでいます
紐止めにアコヤの本真珠を付けました
真珠は恋愛運を向上させ事故・災難から
身を守ると言われています
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最近では、珍しくなりましたが、相差の氏神さん「神明神社」で、結婚式を挙げます。 |
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毎年5月7日は
『石神さん春祭り』
祈願の式典の後女性の不断の
労をねぎらい男衆が料理し接待
する女性の安息日です。
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当館より徒歩三分の石神さんには、この趣のある、参道を通ります。 夜には、点在する、ランプの明かりが、よりいっそう
いいです。 |
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