Nakamura Keith Haring Collection(中村キース・ヘリング美術館)は、1980年代ニューヨークのアートシーンを席巻したアーティスト、キース・ヘリングのコレクションのみを展示する、プライベート美術館です。 建築家 北川原温氏により、キース・ヘリングと彼が駆け抜けた時代が併せもつ「光と影」を表現した空間を創出しました。 そして作品展示のみを目的とするだけでなく、空間体験を通じて、彼の考えたことや人生について想いをめぐらせ、来館される皆様に「希望」と「夢」というエネルギーを感受していただきたいと考えています。 |
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ロッヂ・アトリエご宿泊のお客様は入場無料 『キース・へリングとの対話』ーバイブルの無い教会ー 開催期間:2011年3月19日 ー 2012年1月9日 |
1990 年にキース・ヘリングが、エイズにより31 歳という若さでこの世を去ってから今年で20 周年。 ニューヨークのストリートやサブウェイで、一般大衆にアピールする独自のアートを確立し、アメリカから世界へ80年代の「ニューヨーク・アート」を発信しました。 世界各地でのワークショップをはじめ、社会的なプロジェクトも多岐に手がけ、アートを通して人と人とのコミュニケーションを探求しました。 そして、その短い生涯のなかで多くの人と出会い、無限の絆を築きました。 |
本展では、1985 年に制作された大作 「無題( ピープル)」にフォーカスをあて、文字どおり人と人との絆をテーマにキース・ヘリングを再考いたします。 今年1月に新装丁されたばかりのキース・ヘリングの日記も抜粋してご紹介します。 日記は、日常のなかで彼が抱えていた複雑で、繊細な内面の世界と対峙する機会となることでしょう。 また、本展で展示するピラミッドやトーテムポールの作品同様、プリミティブなアプローチで、生命との交信を試みたような、新収蔵作品 ビル・T・ジョーンズ、グレース・ジョーンズのボディーペイントの写真作品( 撮影:ツェン・クオン・チ) も披露いたします。ヘリング作品には、ベイビーをはじめ人が象徴的に描写されたものが多く見られますが、人と人とが関わることで生まれるコミュニケーションが、多様化される現代社会を生きる私たちに、今、新たな問いを投げかけます。 |
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日本建築大賞受賞 | 2009年1月31日、北川原温氏がアートビレッジ内中村キース・ヘリング美術館の設計で、日本建築家協会(JIA)の日本建築大賞を受賞いたしました。 | 【開館時間 】 午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 【休館日】 火曜日 【入館料】 大人…1,000円、小中高生…600円、大学生・シニア…800円 ※消費税込み ※小学生未満のお子様のご観覧は無料です ※シニアは65歳以上の方が対象です (年齢を証明できるものをご提示ください) |