小山薫堂氏プロデュースの特別室で『湯道』を体感!絶景風呂に癒やされる「ホテルアレグリアガーデンズ天草」

天草の豊かな自然と歴史に触れながら、絶景とリラクゼーションを楽しめる「ホテルアレグリアガーデンズ天草」。『湯道』の提唱者で知られる小山薫堂氏プロデュースの海一望ジェットバス付特別室や、源泉掛け流し露天風呂付き客室など、豪華な客室が多数用意されています。

約5万平米の広大なホテル敷地内には、大浴場「パールの湯」やサウナ併設温泉施設「ペルラの湯」も併設。『湯道』を思う存分堪能し、忙しい日常から離れて極上の時間が過ごせるホテルです。

 

穏やかな内海の絶景が楽しめる天草へ

ホテルアレグリアガーデンズ天草

熊本県の南西部に位置する天草は、歴史と自然が調和した美しい風景が広がるエリア。雲仙天草国立公園内の絶景や温泉、美しい海や山が育む新鮮な食材など、魅力満載の場所なのです。

天草市内には世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に登録された﨑津集落や、通詞島沖には野生のミナミバンドウイルカが約200頭も定住しており、通年でイルカウォッチングも楽しめます。そんな天草の魅力を存分に満喫できるのが、太陽と海のスパリゾート「ホテルアレグリアガーデンズ天草」です。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

ホテルへのアクセスは、天草空港を利用すると便利。天草空港からは送迎バスが運行していて、約15分でホテルに到着します。

羽田空港からは阿蘇くまもと空港まで約1時間45分、そこから天草空港までは約25分です。福岡空港からも天草空港行きの飛行機が1日3便運行しています。

レンタカーで阿蘇くまもと空港から天草を観光しながらドライブするのもおすすめ。空港からホテルまでは約2時間で到着できます。

開放的なエントランス・ロビー

ホテルアレグリアガーデンズ天草

ホテルアレグリアガーデンズ天草のエントランスに一歩踏み入れると、その開放的な雰囲気に驚かされます。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

ホテルは高台に位置しているため、天草の美しい海を一望できるのです。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

フロント前のテラスから眺める大パノラマは圧巻! 滞在中のリラックスタイムにも最適です。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

吹き抜けのロビーにはアートが飾られ、奥にはラウンジやギフトショップもあります。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

フロントでチェックインを済ませたら、さっそくお部屋へ向かいましょう。

 

小山薫堂氏プロデュースの特別室「トップテラス501」

ホテルアレグリアガーデンズ天草

今回ご紹介したいのは、最上階の特別室「トップテラス501」。この客室は、映画『おくりびと』で2009年に日本アカデミー賞最優秀脚本賞やアカデミー賞外国語映画賞などを受賞した、脚本家であり放送作家の小山薫堂さんがプロデュースした部屋です。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

小山薫堂さんは天草市の出身。地域・企業のプロジェクトアドバイザーも手がけ、熊本県のPRキャラクター「くまモン」の生みの親でもあります。小山さんは『湯道』の提唱者としても知られ、2023年には企画・脚本を担当した映画『湯道』が公開されました。同作はイタリアで開催された「ウーディネ極東映画祭」で観客賞3位を受賞するなど、『湯道』は国内外でも注目されています。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

『湯道』とは、入浴によって人生をより豊かにしようとする日本文化の新しいかたち。日本人にとって入浴とは、体を清めるだけでなく、心も体も健やかに保つ素晴らしい生活習慣です。国内には温泉という優れた入浴施設が全国各地に数多くあり、安全に飲める水道水を使って湯を張ることもできるという世界的にも希少な国。世界196カ国中、水道水を安全に飲める国は9カ国しかないことを思えば、これほどぜいたくで感謝すべきことはありません。

日常にある生活習慣を「道」として突き詰めることで、お茶を飲む茶道、花を活ける華道のように文化になります。「日本の入浴という生活習慣も『道』として突き詰めていくことで日本文化へと昇華させ、改めて入浴をひとつの文化と認識すれば人々の生活はもっと豊かになる」と、初代家元の小山さんは説いています。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

湯道百選」の中でも、この「トップテラス501」のジェットバスや温泉スパ「ペルラの湯」が紹介されています。

 

至福のプライベートテラスと絶景ジェットバス

ホテルアレグリアガーデンズ天草

TOP TERRACE 501号室のロゴは、部屋から見える台形の湯島をイメージして、小山氏がデザインしたものです。部屋の中へと入っていくと、そこは海に浮かぶ船のような洗練された空間が。絶景と開放感あふれる広いテラスに設置されたジェットバスがこの部屋の魅力です。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

広いプライベート・テラスのジェットバスに入れば、有明海を独り占めしているかのような感覚に。内風呂からも直接ジェットバスに行けるため、プライベートな空間でリラックスしながらぜいたくなバスタイムを楽しめます。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

テラスでの「風酔い」は、まさに至福の時間。「風酔い」とは湯道の所作のひとつで、湯上がりに覚醒すること。湯を堪能した後に椅子に腰掛け、湯の余韻に身を任せて心も体も開放すれば、風のゆらぎさえも幸せを感じさせてくれるようになります。

フカフカのベッドにごろりと寝ころび、海を見下ろしながら「風酔い」することもできますよ。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

窓を全開にすると大迫力! ホテルから歩いて行けるビーチが眼下に広がります。まるで海外のリゾートにいるかのような雰囲気をお楽しみください。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

朝は海から昇る朝日が部屋を柔らかい光で包み込み、心地よい目覚めを演出してくれます。朝焼けに染まる海に抱かれながら、ジェットバスに入るのも最高です。

 

快適な滞在をサポートするこだわりのアイテムたち

ホテルアレグリアガーデンズ天草

部屋の中には、小山さんこだわりの高級オーディオブランド「Bang & Olufsen(バング&オルフセン)」の音響設備や、シモンズのベッドが用意されています。

「Bang & Olufsen」は1925年に北欧デンマークで創業したオーディオ・ビジュアルブランド。オーディオ・デザインの代表的な存在として高く評価されており、これまでに18製品がMoMAのパーマネントコレクションに選ばれています。まるでコンサートホールにいるかのようなぜいたくな音響を味わいながら、最高の寝心地のベッドの上でお気に入りの音楽を楽しんでみては。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

また、オーナーセレクトのこだわりの椅子やインテリアが配置され、存分にくつろぎながら至福のひとときを過ごせます。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草
ホテルアレグリアガーデンズ天草

さらに、スキンケアやコーヒーなどのアメニティも充実しており、滞在中は浴衣でゆったりと過ごすことができます。浴衣を着たまま温泉中浴場「パールの湯」や温泉スパ「ペルラの湯舟」にも行けるので、リラックスしてホテル内を楽しめますよ。

 

趣向を凝らしたくつろぎと癒やしの客室

ホテルアレグリアガーデンズ天草

同ホテルには「トップテラス501」の他にも、趣向を凝らしたくつろぎと癒やしの客室があります。

本館には「ロイヤルスイート」を始め、「トップフロア露天風呂つき和洋室」、「スタンダードツイン」、「リラクゼーションツイン」、「和室」など、人数や旅の目的に合わせて選べるさまざまな客室が用意されています。

隣接する「華館」には、源泉掛け流しの露天風呂付きの4つのパノラマオーシャンビューのお部屋も。68~79平米とゆとりある広さで、定員は5~6名まで。2人でゆっくりとくつろぎの時間を満喫したい人や、三世代の家族旅行に大変人気があります。全客室にこだわりの寝具を採用しており、日々の疲れや旅の疲れを静かに癒やしてくれます。

 

温泉スパ「ペルラの湯舟」で湯三昧

ホテルアレグリアガーデンズ天草

ホテル敷地内の高台にあるのが、温泉スパ「ペルラの湯舟」。宿泊者は滞在中・チェックイン・チェックアウト日であれば、何回でも無料で利用できます。ホテル本館エントランスから徒歩約5分の場所にありますが、送迎バスも運行しています。

この温泉スパには、「海の湯」と「山の湯・森の湯」の2つの大浴場、貸切露天風呂があり、大浴場は日替わりで男女交代制です。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

まるで海に浮かんでいるような、「海の湯」の温泉露天風呂。有明海のパノラマを堪能できる絶景露天風呂です。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

リゾートプールのようなおしゃれな浴槽は、入るだけで気分が高まります。デッキエリアでゆっくり休み、「風酔い」を満喫しましょう。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

室内の大浴場も海一望の大きな窓に面していて、明るく開放的。ホテルの温泉は約1,000m掘削して湧き出した源泉を使用しています。泉質は低張性、pH値が8.3と高めの弱アルカリ性の単純泉で、肌触りが良いのが特徴。刺激が少なく万人向けで、入浴すると肌がツルツルすべすべに。

源泉温度は38℃で、疲労回復、神経痛、筋肉痛、冷え症などに効果が期待できる、湯上がり爽やかな温泉です。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

オーシャンビューのサウナルームや水風呂も完備。海を眺めながら外気浴すれば、極上の「風酔い」と「ととのい」を感じられるでしょう。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

こちらは「山の湯・森の湯」。新緑から紅葉と四季の変化を肌で感じ、森林浴を楽しみながら海の景色も楽しめます。「山の湯」の露天風呂の奥にある階段を降りると、木々に囲まれた秘密基地のような陶器製のつぼ湯がある「森の湯」につながります。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

全身が包まれるようなつぼ湯は、1人でひとつの湯船に入れるのでリラックスできると人気があります。

『湯道』の所作のひとつに、「湯三昧」というものがあります。「湯に没入すれば、自ずと心の垢が剥がれ、汚れのない穏やかな気持ちになっていきます。その到達点を『洗心無垢』と呼びます。」と、記されています。まさにここは、「湯三昧」にぴったりの場所。休憩室も用意されているので、ゆっくり時間をかけて過ごしたいスパです。

 

温泉「ぺルラの湯舟」

営業時間
大浴場(海の湯・山の湯・森の湯):早朝6:00~8:30(最終入館8:00)/通常11:00~22:00(最終入館21:30)
※大浴場は日替わりで男女交代制
利用料金
大人700円、小人350円 ※宿泊者無料

 

貸切風呂で心ゆくまで温泉を堪能

ホテルアレグリアガーデンズ天草
海を望む5つの貸切風呂「藍望の湯」

「ペルラの湯船」には、2つの大浴場のほかに貸切風呂「藍望(あいぼう)の湯」があります。「花の湯」、「鳥の湯」、「風の湯」、「月の湯」、「星の湯」の5つの貸切風呂が用意されており、それぞれ異なる趣を楽しむことができます。

周囲を気にせず心おきなくリラックスできる空間で、青と緑のコントラストが美しい天草の風景とともに親しい友人や大切な家族との時間を大切に過ごせます。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

「月の湯」にはL字の湯船と寝湯の2つの温泉が用意されています。小さな子ども連れには、浅い寝湯で安心して子どもを入浴させられると好評。パウダールームには畳コーナーも設けられています。心も体も癒やされるぜいたくな「湯道」の時間をお楽しみください。

 

貸切風呂「藍望(あいぼう)の湯」

営業時間
 11:00~22:00(最終入館21:00)
利用時間
平日60分、土日祝50分
利用料金
2,100~2,800円(3名以上追加料金:1名増えるごとに大人700円、小人350円 ※3歳以上小学生まで)
宿泊者は全室一律1,800円(追加料金:30分毎1,000円 ※人数追加は上記詳細と同じ)

 

気軽に入れる天然温泉「パールの湯」

ホテルアレグリアガーデンズ天草

朝の出発前にサッと入浴したい時や、「ペルラの湯舟」が閉館する22:00を過ぎてしまった時には、「パールの湯」がおすすめ。ホテルの本館と華館をつなぐ通路に併設されているので、気軽に入れるのが魅力です。少人数用の中浴場ですが、ここも海を一望できる天然温泉。湯巡りを楽しめます。

 

天然温泉「パールの湯」

利用時間
7:00~11:00/15:00~23:00
利用料金
宿泊者は無料

 

料理長厳選!天草の海山の幸を堪能

ホテルアレグリアガーデンズ天草

夕食は天草の絶景を眺めながら、ぜいたくな地元の恵みを味わえるメニューを堪能しましょう。最上級コース「本膳」は、料理長が厳選した四季折々の旬の地物食材をたっぷりと使ったコース。伊勢海老や名産の車海老などの新鮮な「御造り」、天草の天然塩やトリュフバター、レモンで味わうアワビの磯焼き、霜降り和牛ロースのグリルなどが並びます。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

「曙膳」は天草の郷土料理や創作料理を織り交ぜたコース。美しく豊かな熊本・天草の山海の幸を味わえます。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草

朝食は和洋バイキング形式で提供されています。天気がいい日には、テラス席で天草の海の香を感じながらの朝食もおすすめです。

 

ホテルアレグリアガーデンズ天草でぜいたくな時間を

ホテルアレグリアガーデンズ天草

ホテルアレグリアガーデンズ天草での滞在体験記はいかがでしたか? 小山薫堂氏とのコラボレーションルームである「トップテラス501」では、絶景の部屋から有明海を独り占めできるぜいたくな体験が待っています。開放感あふれるテラスやジェットバスでリラックスし、心地よいインテリアでくつろぎながら、非日常のひとときを過ごせます。また、ペルラの湯などの「湯道」を巡り、さらなる癒やしのひとときが楽しめます。「ホテルアレグリアガーデンズ天草」の滞在で、心身ともにリフレッシュしてみませんか。

 

天草温泉 ホテルアレグリアガーデンズ天草

住所
熊本県天草市本渡町広瀬996
チェックイン
15:00(最終19:00)
チェックアウト
11:00
総部屋数
55室
駐車場
あり(100台・無料)

 

 

撮影・取材・文/北川りさ


※この記事は楽天トラベルガイドによって取材・作成されたものです。

2023/6/14
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