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高野山は、およそ1200年前に、弘法大師によって開かれた、真言密教の修行道場で、全国に広がる高野山真言宗の総本山です。 |
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【大門】 高野山の入口にそびえ、一山の総門である大門。山火事や落雷等で焼失し、現在の建物は1705年に再建されました。五間三戸(さんこ)の二階二層門で、高さは25.1メートルあります。左右には運長作の金剛力士像が安置されています。 |
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【金堂】 高野山御開創当時は講堂と呼ばれていました。平安時代半ばから、高野山の総本堂として重要な役割を果たしてきました。
現在の建物は7度目の再建で、昭和7年(1932年)に完成しました。 |
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【根本大塔】 お大師さま、真然大徳(だいとく)と二代を費やして816年から887年ごろに完成したと伝えられます。お大師さまは、この大塔を真言密教の根本道場におけるシンボルとして建立されたので、根本大塔(こんぽんだいとう)と呼んでいます。 |
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【金剛峯寺】 「金剛峯寺」という名称は、お大師さまが『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経(こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)』というお経より名付けられたと伝えられ、現在の本殿は文久3年(1863年)に再建されました。
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【女人堂】 明治5年(1872年)に女人禁制が解かれるまで、女性の立ち入りが厳しく制限され、そのため各登り口に女性のための参籠所が設けられ、女人堂と呼ばれました。現在の女人堂は唯一現存する建物です。
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【奥之院】 高野山の信仰の中心であり、弘法大師が御入定されている聖地です。正式には一の橋から参拝します。一の橋から御廟まで約2キロメートルの道のりには、おおよそ20万基を超える諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑の数々が樹齢千年を超える杉木立の中に立ち並んでいます。
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