来宮(きのみや)神社
古くから来宮大明神と称し、熱海郷の地主の神であって来宮の地に鎮座し、来福・縁起の神として古くから信仰されています。
おおよそ、今から1300年前、和銅三年六月十五日に熱海湾で漁夫が網をおろしていたとき、御木像らしき物がこれに入ったので、不思議に思っていると、童子が現れ『我こそは五十猛命である。この里に波の音の聞こえない七本の楠の洞があるからそこに私を祀りなさい。
しからば村人は勿論いり来るものも守護しよう。』と告げられ、村民達が探し当てたのが、この熱海の西山の地でした。
また、御神前に、麦こがし、百合根、ところ、橙をお供えしたところ喜んで召し上がった伝えられています。
今でも六月十五日(新暦七月十五日)になると熱海の氏子は海岸に出て、当時を偲ぶお祭り(七月の例大祭・こがし祭り)が行なわれます。
熱海梅園
日本一早咲きの梅、そして遅い紅葉で有名な熱海梅園内。
明治19年に開園。樹齢100年を超える梅の古木を含め60品種・454本(平成21年1/8熱海市発表)あります。梅に始まり、桜、新緑、紅葉と、梅園は四季楽しめる庭園です。
園内には「梅見の滝」「中山晋平記念館」「韓国庭園」が、また隣には「澤田政廣記念美術館」があります。
毎年1月中旬〜3月中旬には「熱海梅園梅まつり」を、 6月上旬〜中旬には「ほたる観賞の夕べ」を催しています。
平和通り商店街
熱海駅前の商店街の一つ。
熱海駅前から温泉街に向かう平和通りと仲見世通りに飲食店・みやげ店が立ち並でおります。
温泉街の中心は銀座通り周辺で古い神社や寺もある。
海岸通りにはリゾート風の大きなホテルが立ち並び温泉地とは異質の雰囲気を形成しています。
仲見世通り
懐かしいけど、新しい。熱海駅前商店街として仲見世通りの歴史は古い。
創業70年・60年といった店も多く、老舗の集う通りとして地元でも有名。
最近では、新しい店も増え、老舗としゃれた店舗が混在する面白い通りになった。
また、仲見世の海側入口前には、熱海の繁栄に貢献した『金色夜叉』の作者、大正の文人・尾崎紅葉の筆塚の碑がある。