エントランスからつながるGALLERY9.5は、
九条と十条の間にホテルが位置することから名づけられた自由度の高い空間です。
ギャラリーでは、京都を拠点に活動するクリエーターを紹介する企画展をはじめ、
彫刻家・名和晃平氏がディレクションを務める「SANDWICH」との共同プロジェクトも進行中。
さまざまな展覧会やイベントを通し、世界中から訪れた人々や地域で暮らす人々が同じ時間を共有し、
新しい発想のきっかけが生まれるような刺激に満ちています。
2011年の開業以来、「常に変化する京都のアート&カルチャーの今」を発信してきたホテル アンテルーム 京都と、2013年より続く日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit」との出会いから生まれた本展では、現代アートのゲーム性とインディーゲームの芸術性という、合わせ鏡のような魅力とクリエイティビティのルーツに注目。互いのカルチャーの垣根や、アーティストやクリエイター、研究者といった立場を超えた人と人との交わりから、アートとゲームの新たな可能性を追求しています。
3年目となる本年は「ホモ・ルーデンスの夏休み、夏の夜の夢」をテーマに、わたしたち人間の持つクリエイティブな野生や遊び心を解き放つ多彩な作品を展示します。現代アートからは、美術家・やんツー氏の《遅いミニ四駆》やおおしまたくろう氏の《ぼくのDTM》など懐かしいガジェットを活かした遊び心あふれるインスタレーションが、インディーゲームからは、夏休みの自由研究のような愉しさにあふれた『Toy Forming』(Toyforming Studios)や『TopplePOP: Bungee Blockbusters』(ArkimA)、あるいは『Difficult Moon(むづかしい月)』(イタチョコシステム ラショウ)や『Whale Fall』(山根風馬)といった異界への誘いを感じさせるタイトル群が正式出展。
さらに「夏休み」をモチーフにした最新コンシューマータイトルから、『LOOP8』(マーベラス)と『なつもん! 20世紀の夏休み』(スパイク・チュンソフト)の2作品が特別参考出展。ギャラリーおよびプレイスペースにて自由にご鑑賞、ご試遊いただけます。
また、会期中には関連催事として、国内外での主要なデジタルゲームの展覧会の来歴をたどる立命館大学ゲーム研究センターによるパネル展示「ゲーム展TEN2」や、国内外で活躍する新進気鋭のゲームデザイナーによる実験的なアナログゲーム作品の企画展「これはゲームなのか?展」プロデュースのボードゲームバー、京都を代表するゲーム系アパレルブランド「EDITMODE」によるPOPUPストアなど、ゲームカルチャーの今を感じられる様々な企画を予定しています。
会期 | 2023年7月5日(水)〜9月2日(土) |
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時間 | 10:00-20:00 |
会場 | ホテル アンテルーム 京都 GALLERY9.5入場料:無料 |
住所 | 〒601-8044 京都府京都市南区東九条明田町7 |
主催 | ホテル アンテルーム 京都 |