楽天トラベル

宿・航空券・ツアー予約

楽天トラベルトップ

浦安ビューフォートホテル ホテルスタッフの世界旅行記

こちらの宿泊施設は楽天トラベルボーナスプログラム対象で、お客様の国内宿泊回数に応じてポイントアップが適用されます。また楽天トラベルへサービス利用料を支払うことにより、原則同条件の他の施設よりも上位に表示されています。(ヘルプページ参照)

イメージ写真
詳細情報
→ 住所
〒279-0004
千葉県浦安市猫実4-18-28
→ TEL:047-355-8888
→ FAX:047-355-6181
→ チェックイン:15:00
(最終チェックイン:29:30)
→ チェックアウト:11:00
→ 交通アクセス
地下鉄東西線浦安駅から徒歩で1分
→ 駐車場
有り 30台 1,000円(税別) ※要予約
ホテルスタッフの世界旅行記 Vol‐12  
【 北イタリアの主婦は働き者 】
 イタリア北部でオーストリア・フランス・スイスと国境を接する地域、ドロミーティ地方は5月から6月初めといえども初夏の風情はなくやっと春といったところでした。イタリア側から眺める「モンテチェルビーノ(マッターホルン)」や「モンテビアンコ(モンブラン)」も雪を踏みしめての観光でした。
 同じ北イタリアでも、車でもう少し走るとモナコに至るリビエラ海岸付近の港町ジェノバや、ヨーロッパのお金持ちがこぞって家を持つといわれるチンクエテッレ一帯は陽射しも強く如何にも初夏の気候でした。
 ドロミーティ山塊はヨーロッパアルプスの山脈とは違い山それぞれが独立していて渓谷を持ちます。その山々は大理石の原石、石灰岩で形成されており太陽が射すとキラキラと輝くのだそうです。
残念ながらその様を見るには季節が早すぎましたが、荒々しい山々と麓のみどり一面の放牧地に点々とある民家や教会などの眺めはさながら一幅の絵のようでした。
さて、 ガイドは北イタリアに長年暮らした日本人で、ツアー仲間に質問を投げかけてきました。 「イタリアの主婦が必ずやる三つの仕事はなんでしょう?」と。答えで一番多かったのが「料理」次が「洗濯」でしたが、はずれました。 彼女たちが一番にやることはなんと「窓ガラス拭き」二番目が「床磨き」でした。ガイド氏いわく「イタリアは、町は汚くても家の中はピッカピカなんです」。 そして三番目は「アイロンかけ」。 イタリア男性の粋でおしゃれなさまは家庭での主婦の支えがあってこそというところでしょうか。
帰りの飛行機の中で考えました、・・・ガラス拭き、しなければ・・・。
ホテルスタッフの世界旅行記 Vol‐11 
【「ラオス」 ルアンパバーンのびっくりをいろいろ】
 東南アジア「ラオス」、ランサーン王国の王都であった世界遺産都市「ルアンパバーン」へ行ってきました。 日本の生活が当たり前の身にとっては驚くことの連続で今回はそれらのいくつかを・・。 まず空港から町まで車で15〜20分程、中心部に入ってもこの町には信号が一機もないのです。車もバイクも結構走っていますがスピードは緩やかで、前にごみ回収車などがいれば作業が終わるまでどの車も待っているというゆっくり状態です。49もの民族で成立している国ですが市民の市場にはまだオイルランプが並んでいました、電気の通っていない地域もあるのです。 次にメコン川クルーズでのこと、 メコン川は中国チベットを源流としベトナムの南シナ海に流れる4300㎞余りのアジア一の川です。その半分近くを流れているラオスにメコン川に架かる橋が一本もないのだそうです。対岸へ渡るのも船で、川は重要な交通手段なのです。またラオスは山岳地帯が多く中国まで350㎞程でも車で行くとまる一日かかるとのこと。山間部でもトンネルがなく山道を辿る道路の整備もまだまだのようです。 ルアンパバ-ンは僧侶たちの托鉢の光景で有名です。私も参加しました。百人以上並ぶ僧侶に籠からアツアツのもち米ご飯を一握りずつ鉢に入れます。子供のお坊さんから高齢の方まで僧侶はみんな裸足でした。  そして帰国の途に、空港でお土産を調達する身にはまたびっくりすることが、国際空港ですが売店や土産物屋が一軒もないのです。国際線も国内線も搭乗口はひとつだけ、ハノイからの往復はプロペラ機で最後まで驚かされる旅でしたが、それでも「ラオス」は人がおだやかであたたかく心和む国でした。
ホテルスタッフの世界旅行記 Vol‐10 
【聖地「エルサレム」と死海のイスラエル】 
 イスラエルへ行ってきました。 日本の四国よりやや広いくらいの小国ですが、首都エルサレムは世界の三大宗教の聖地であり世界中から巡礼者や観光客が引きも切らず一年中賑わっているようです。首都エルサレムと書きましたが、国際的にはエルサレムはイスラエルの首都とは認められてなく各国大使館は第二の都市で、商業経済の中心地であり国際空港のあるテルアビブに置かれています。 イスラエルにはパレスチナ自治区という特別区があり、よくニュースで耳にする「ガザ地区」もその一つです。キリストが生まれたといわれる馬小屋(今はキリスト生誕教会になっています)のあったベツレヘムもパレスチナ自治区の中にあります。 またテロ予防のためセキュリティのひときわ厳しい国でどこへ行ってもセキュリティチェックで並ぶのですが、エルサレムの神殿の丘にある岩のドーム(黄金のドーム)へ行くのには旧市街入口の糞門から並んで2時間待ちでした。嘆きの壁もこの中にあります。 この国のもうひとつの大きな観光地は死海です。海抜マイナス2.418mに位置する死海は塩分濃度が35%以上でどんな生物も生存できないので死海と呼ばれています。泳げば必ず浮きます。浮きますが起き上がるのがなかなか難しいのです。死海での浮遊体験や死海の泥や海水を利用してのパック、石鹸、化粧品は大人気です。そのためかエステサロンも充実した大きな5つ星ホテルが並んでいます。 イスラエルへ行く目的は巡礼で、ご婦人にとってはエステティック付きといったところでしょうか。
ホテルスタッフの世界旅行記 Vol‐9 
【懐かしさを感じる国 ミャンマーの水上コテージ】 
 今回は訪問した土地で人々との交流のたびに懐かしい人に出会ったような感じを抱かせてくれた国「ミャンマー」での話です。ミャンマーへ行くのに直行便はありません。大きく国が動いている時期ですからやがてヤンゴンまでの直行便も飛ぶようになるでしょうが今のところは、ベトナムかタイ経由で5〜6時間プラス2時間のフライトになります。 「ミャンマー連邦共和国」は1989年までは「ビルマ連邦」という国名でした。 アウンサン・スーチー氏は国名変更を認めていないようで今でも「ビルマ」と「ミャンマー」をそれぞれ採用している国や新聞社など分かれているようです。 日本の1.8倍の国土を有し人口は6300万人位で、東南アジアの最も西に位置しています。隣国はタイ、ラオス、中国、インド、バングラデシュで大きくベンガル湾にも面しています。 ミャンマーには現在ユネスコに登録されている世界遺産はありませんが、世界三大仏教遺跡の一つであるバガンの寺院群が登録申請中です。ちなみに他の二つはカンボジアのアンコールワットとインドネシアのボロブドゥール遺跡です。 バガンはビルマ族による最初の統一王朝が築いた古都で、広大な一帯に当時は4000基ものパゴダや寺院があったそうで現在も大小さまざま2800基ほどが残っています。見渡す限り緑の一面に点在するオレンジ色のパゴダや寺院はコントラストが美しくとりわけサンセットの眺めがすばらしいようです。さて タイトルの水上コテージは標高1300m程のシャン高原にあるインレー湖の畔に建てられています。 この湖は雨季にはその面積が倍に広がる自然の宝庫で、浮草の上には沢山のトマト畑があったりしました。 イギリス統治時代は避暑地であったところでホテルのどこにもクーラーはありません。 水上の木製の通路から各々に導かれているコテージ、その中の電化製品はいくつかの電燈と小さなテレビだけ。 夕方5時までは停電で電気がついたときに付けたテレビは映りませんでした。その後も何度か停電しました。 それでも一戸建てのコテージはゆったりした広さで湖に面したベランダも大きく、2台のデッキチェアとテーブルもあり寛げるようになっています。部屋の中は応接セットときれいなベッドが2台真っ白い蚊帳つきです。 その夜はユーロサッカーの決勝の日で、食事に出たときに頼んで取り替えてもらったテレビで3時まで試合を見ていたため(日本との時差は2時間半)その蚊帳つきのベッドで寝たのは2時間、おまけに3〜4箇所蚊に刺され痒い思い出も残りました。  ミャンマーでは女性はほとんどロンジーという巻きスカート姿です。絹や綿製で誰にも似合っていました。 またヤンゴンもそうですが地方に行くと大人も子供も皆「タナカ」という日焼け止めを塗っています。これは柑橘系の木の皮の部分を石の台で擦って作る天然の化粧品です。 なぜ「タナカ」という日本人名なのかは判りませんでした。  日本に帰ってからもミャンマーへの懐かしさは抜けず近いうちに又是非行きたいところです。